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グロンギ語ぐろんぎご)は特撮テレビドラマ『仮面ライダークウガ』に登場する敵怪人・グロンギ族が用いる、架空の言語である。本放送時には(字幕などが一切無かったため)インターネット上のファンサイトなどで解読・翻訳が流行した。

  • 字幕等が用いられなかったのは意図的なものである。番組序盤ではグロンギの行動(人を襲う理由、基本的に一度に一人しか行動せず、他の者は攻撃されても無抵抗で逃げることなど)が番組上の「謎」とされていたが、グロンギ達は序盤からグロンギ語でその「謎」の回答に当たる内容を話していたため、字幕等を使うとそれが全てバレてしまうからである。
    • 但し、本放送が終了し「謎」の答えが提示された後の一部の再放送やDVDでは字幕がつけられている場合がある(字幕は直訳ではなく意訳の場合もある)。

テンプレート:ネタバレ

基礎 編集

グロンギ語は、基本的に日本語の子音を一定の規則に基づいて変換したものである。ただし、しばしば日本語の複数の音が同一の音に変換されるため、逆変換する際は前後の文脈から判断する必要がある。

日本語 グロンギ語  
あ行 ガ行  
か行 バ行 が行 ガ行
さ行 ガ行 ざ行 ザ行
た行 ダ行 だ行 ザ行
な行 バ行  
は行 ザ行 ば行 ダ行
ま行 ラ行 ぱ行 マ行
や行 ジャ行 ら行 サ行
 
(例:「ころしてやる」→『ボソギデジャス』、「いのちびろいしたな」→『ギボヂヂソギギダバ』など)

長音(ー)は前の音を重ねる。促音(っ)は後の音を重ねる。

一部の助詞は特別な変化をする(「が」→『グ』、「の」→『ン』、「は」→『パ』、「を」→『ゾ』)。

(例:「おまえのにおいが [リント]どもを さそったのだ」→『ゴラゲンビゴギグ [リント]ゾロゾ ガゴダダボザ』)

文法 編集

原則として日本語と同じ。ただし特定の単語に強い意味を持たせたい場合、その単語を文末に移動する事が出来る。(倒置の形式をとることがある)

(例:「これは[クウガ]のベルト!」→『ボセパデスドン[クウガ]!』)

特定の名詞 編集

シリーズ中盤以降はほとんどのグロンギが日本語を覚えたが、日本語で会話する時も一部の単語についてはグロンギ語を使い続けた。これらの単語の多くは彼らの殺戮ゲームに関係している。

  • [リント]:「人間」 - 彼らは現代人をリントの子孫とみなしている。
  • [ゲゲル]:「ゲーム」
  • [ゲリザギバスゲゲル]:「セミファイナルゲーム」
  • [グセパ]:「腕輪」 - ズとメの怪人達のゲゲルの犠牲者を記録する道具。
  • [バグンダダ]:「カウンター」 - ゲゲルの犠牲者を記録するための算盤状の道具。
  • [ザギバスゲゲル]:「ファイナルゲーム」

数学・数詞 編集

グロンギは位取り記数法として9進法を用いる。10以上の数値については、数詞同士を、加算を意味する接続詞「ド」または乗算を意味する接続詞「グ」で繋いで表現する。

演算加算(+)と乗算(×)のみであり、減算(-)・除算(÷)は存在しない。

各数字は英語の数詞をグロンギ語変換したもので呼ばれる。

10進法 9進法 グロンギ語
0 0 ゼゼソ
1 1 パパン
2 2 ドググ
3 3 グシギ
4 4 ズゴゴ
5 5 ズガギ
6 6 ギブグ
7 7 ゲズン
8 8 ゲギド
9 10 バギン
10 (9+1) 10+1 バギンド パパン
20 (9×2+2) 10×2+2 バギングドググド ドググ
300 (9×9×3+9×6+3) 10×10×3+10×6+3 バギングバギンググシギド
バギングギブグド グシギ

文字 編集

すべての人間体グロンギは体のどこかに属性を象ったタトゥがある。またゲリザギバスゲゲルにおいて獲物や殺し方の条件は図形の描かれたカードによって指示される。しかしこれらの図形とグロンギ語に直接の関係はなく、グロンギ語を表す文字は存在しないと推定される。

脚注 編集


関連項目 編集

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