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ファンガイア族は、仮面ライダーシリーズに登場する魔族の1種。

概要 編集

人間の姿を借り、人間の生命エネルギー・ライフエナジーを糧として生きるモンスター種族の一種。空中に2本の巨大な牙のような物体「吸命牙」を召喚し、それを人間の首に突き刺すことによってライフエナジーを一気に吸収する。襲われた人間は体がガラスのように無色透明になり、最終的に砕け散る。怪人態になる時、もしくは上記のライフエナジー捕食の際には、下顎に派手なステンドグラス状の模様が浮かぶ。各自が固有の誌的な真名[1]を持つが、動物に似た姿をしていることから通常は「(動物名)ファンガイア」と呼称されている。ステンドグラスに似た外観の体組織を備え、本来の姿ではその組織に人間体の顔が映り会話することができ、戦闘時には組織から専用の武器を召喚する。中には人間体の顔を写さなくても会話できる物もいる。また、同族であっても、個体ごとに戦闘能力の差異がかなり激しい。

「人間を食料として見る」以外、思考・行動様式は人間とほとんど変わりがなく、多くがごく普通に人間社会に溶け込んで生活している。ただファンガイアは人間と比較して圧倒的に長命(青年期までの成長スピードは人間と同一だが、老化は極めて遅い)、老化しにくい肉体のカモフラージュのために時代ごとに様々な職業を転々としながら長い年月を過ごしている。思考が人間とほぼ同等なため、時に餌であるはずの人間に惹かれ、恋愛関係に至るファンガイアもいるが、これはファンガイアにとって最大級の禁忌であり、人間と結ばれたファンガイアには「クイーン」により制裁が下される。基本的にはこの禁忌に触れない限りは、チェックメイトフォーの管理下の元、各自が自由意志で生活をしている。その為、同族で争う者たちもいたり、チェックメイトフォーの座を狙う野心家もいるなど、行動は千差万別である。

死亡した場合は肉体がガラス体となって砕け散り、その残った1体分のガラス体に替わりのライフエナジーを用いることで、明確な意思を持たないリビングデッド的状態で再生させる技術が存在する。欠片自体はいずれ消滅してしまうが、生前の意志持つ完全な蘇生には通常捕食量の五倍以上のライフエナジーが必要なる。ライフエナジーの蘇生はファンガイアの生命力に比例し、特にバットファンガイア等の大きな生命力を有する個体の蘇生には天文学的な量のライフエナジーが必要になる。なお、寿命以外の要因で死んだファンガイアからはライフエナジーのみがエネルギー球となって浮かび上がり、これらはサバト(後述)の原料となる。これらのファンガイア再生術は、一族の中でも位の高い貴族階級やチェックメイトフォーなど、ごく一部の高位のファンガイアのみが習得している。

ファンガイア族の中にもそれぞれ分類が存在し、昆虫に似る「インセクトクラス」、獣に似る「ビーストクラス」、水棲生物に似る「アクアクラス」、爬虫類に似る「リザードクラス」の4つの形態クラスが存在しその形は多岐にわたる特徴を持つ。また、ファンガイア族自体は数あるモンスターの種族の一種で、「キバット族」「ドラン族」「サガーク族」「ウルフェン族」「マーマン族」「フランケン族」「ギガント族」など様々な12種の種族が所属するが、いずれもファンガイアほどの隆盛は得ておらず、一族代々ファンガイアに仕えるものもいる。例外的に劇場版の「レジェンドルガ族」のようにファンガイアをも凌ぐ程の強力なモンスターの種族も存在する。

最終話で、D&Pが人間と共存できる方針を持つようになったが、未来ではネオファンガイアという新たな脅威が存在している(巨大な魔法陣のような外見だが、全貌は不明)。

なお、本作では鳥類をモチーフとした怪人は登場しないが、実はデザイナーによって全てのファンガイアのデザインにその意匠が含まており、前述の真名もそれに関連、連想されたキーワードが含まれる。[2]

サバト 編集

死んだファンガイアのライフエナジーを集合させることによって誕生する、巨大なオーラ集合体。個別によって体の色が違い、体中に他のファンガイア同様ステンドグラス状の組織で覆われている。劇中では体の色が青・オレンジ・赤のものが登場。再生ファンガイア同様明確な意思は持たないリビングデッド状態で、サバトを召喚したファンガイアが生き残っている場合はその支配下に置かれ、いない場合は本能のままに暴れまわる。体から発する光弾や触手を武器とする。

なお、ファンガイアがキバによって倒された場合は、エネルギー球となったライフエナジーはキャッスルドランやシュードランによって捕食されるため、そのファンガイアはサバトの原料となることはない。

劇中で犬飼伯爵(プローンファンガイア)が自分の魂と同じくファンガイアである執事達の死体のライフエナジーを合成したサバトは、六柱のサバトと呼ばれる。なおこのサバトは復活に必要なライフエナジーが足りなかった為完全体ではない。

脚注 編集

  1. 真名の設定はクリーチャーデザインを担当している篠原保のアイディアでお遊びのつもりに考えたがパイロット版を担当した田崎竜太監督が気に入りそのまま公式の設定に取り入れられた。真名にはその者の本質や運命が隠されている
  2. さらにデザイナーによれば、優先的に鳥類の特徴を意識してデザインした為、怪人のデザイン画が完成してから、モチーフとなる生物が決まるという事も少なくなかったらしい。

関連項目 編集

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