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仮面ライダーキバの登場人物(かめんライダーきばのとうじょうじんぶつ)では、特撮テレビドラマ仮面ライダーキバ』、およびその関連作品に登場するキャラクターについて記述する。

現代編(2008年)の登場人物 編集

紅渡(くれない わたる) / 仮面ライダーキバ
演 - 瀬戸康史
20歳[1]。本作の主人公。
麻生恵(あそう めぐみ)
演 - 柳沢なな
1987年12月29日生まれ(山羊座)の21歳。現代編のヒロイン。
名護啓介(なご けいすけ) / 仮面ライダーイクサ(現代編)
演 - 加藤慶祐
22歳。「素晴らしき青空の会」のメンバーで、ファンガイアに限らず世界中の犯罪者を追って懸賞金を稼いでいるバウンティ・ハンター。
野村静香(のむら しずか)
演 - 小池里奈
14歳。渡にバイオリンを習うため彼の住む洋館に出入りする中学生。誰に対してもはっきりと物を言うしっかり者。「渡のお母さん」を名乗り、あまりにも社交性のない渡を社会に溶け込ませようと、バイオリン職人としての仕事を斡旋するなど積極的に世話を焼いている。あまりにも渡を思いやるあまりに少々過保護な面があり、それを恵に指摘されたときには涙ぐむなど、素顔は歳相応の少女である。また、かなり嫉妬深い。キバやファンガイアのことは知らないが、キバットの存在は認知しており、突如現れたタツロットもあっさり受け入れている。
実はドラムが得意という隠れた一面を持っており、渡と共々健吾のバンド「イケメンズ」に加入した時はドラマーとして健吾にも太鼓判を押されたことがある。
襟立健吾(えりたて けんご)
演 - 熊井幸平
21歳。メジャーデビューし「音楽で人をジンジンさせる」ことを夢見るロックンローラー
キバットバットIII世(-さんせい)
声 - 杉田智和
キバット族の名門・キバットバット家の三代目を名乗るコウモリのモンスター。
魔皇龍タツロット(まおうりゅう-)
声 - 石田彰
小型のドラン族モンスター「ゴルディ・ワイバーン」をベースにした、黄金のの改造モンスター。キバの鎧を拘束する全ての封印の鎖・カテナを解き放ち、キバをエンペラーフォームへとファイナルウェイクアップ(究極覚醒)させる禁断のキーとしての役割を果たす。キャッスルドランの中で眠っていたが、キバの適格者である渡の感情の高ぶりに呼応して覚醒。その後はキバットとともに紅家に居候している。タツロットフエッスルによって召喚することができるが、タツロット本人の意思で勝手に出てくることが多い。よってアームズモンスターと違いキバとキバットがフエッスルを吹けない状況でも駆けつける事が出来る。「びゅんびゅーん!」または「テンション、フォルテッシモ!」が決め台詞。
戦闘時はエンペラーフォームとなったキバの左腕に出現した真紅の止まり木・パワールーストに止まっているが、尾部のアームズコネクターによってモンスターアームズにコネクトすることも可能。背中には特殊な回転盤・インペリアルスロットが装備されており、キバが頭部の角・ホーントリガーを引くことでスロットを回転、出現した図柄によってキバやモンスターアームズのいずれかに増幅魔皇力を注入し、強化必殺技・フィーバー技を発動させることが可能。また、口内にある銃口・マウスマズルからは、7000℃の高熱火炎や増幅魔皇力によるエネルギー弾を発射する。また登場時には、キバットを遥かに凌ぐ高速で飛翔し、両翼・タツロットウイングで敵を切りつける技・タツロットカッターによってキバをサポートする。
他者に対しては常に丁寧語で話すが、常にやたらとハイテンションなお調子者。キバット同様人間に対しても好意的で、渡とはキバットと共に風呂場でしばしば話し込むようになる。

過去編(1986年)の登場人物 編集

紅音也(くれない おとや) / 仮面ライダーイクサ(過去編)/ 仮面ライダーダークキバ(過去編)
演 - 武田航平
23歳。1963年10月8日生まれ。過去編の主人公で渡の父。
麻生ゆり(あそう-)
演 - 高橋優
20歳。過去編のヒロインで、後に恵の母となる。
キバットバットII世(-にせい)
声 - 杉田智和
キバットバットIII世の父で、キバットバット家の二代目を名乗るコウモリのモンスター。

現代編・過去編共通の登場人物 編集

木戸明(きど あきら)
演 - 木下ほうか
55歳(過去編33歳)。「素晴らしき青空の会」の溜り場でもある喫茶「カフェ・マル・ダムール」のマスター。元々老け顔なので現代・過去両編で容姿はあまり変わらず、それぞれにおいての差異はかけている眼鏡のみ。コーヒーのブレンドの腕は一流で、次狼が1万円を出すほど。過去・現在編通してラブラドール・レトリバーのブルマンを飼っている。太りにくい体質で、嶋とは22年前から毎日体脂肪率を測って競争をしているが、本人は恰幅のいい中年男性に憧れている。
普段は温厚な性格だが、コーヒーを飲み残そうとする相手には「飲まないとシバく」とまで言い切るほど。しかし基本的にお人好しなので、コーヒーを飲まないながらもよく訪れる音也に関しては「ツケ」させている程の優しさを持つ。おニャン子クラブ、特に山本スーザン久美子の大ファン。
嶋護(しま まもる)
演 - 金山一彦
55歳(過去編33歳)。「素晴らしき青空の会」のリーダー。過去編では長髪。カフェ・マル・ダムールの常連。現代編では短髪。過去編ほどマル・ダムールには立ち寄らず、ほとんどの時間をスポーツジムにこもってトレーニングに費やしている[2]。キバに対しては「ファンガイア以上の危険な存在」になる可能性もあると考えているが、序盤では静観していた。
自分の非を省みず独善的な行動をとり続ける名護が、イクサシステムの装着者である事に危険を感じ取り、イクサシステムを託せないと厳しく非難したが、彼が自分の問題点を自覚した(ように装った)事で許した。その後、絶望に満ちた襟立を拾い、「青空の会」の戦士として育てた。だが彼がチェックメイトフォーに敗れ、自らの非を認めない等の理由から解雇宣告をした。
太牙の育ての親でもあり、彼を人間とファンガイアとの共存の希望として期待したが、結局はファンガイアである太牙を信じることができず彼の不信を買い、太牙の襲撃を受け決別。以来両者とも愛憎入り混じった感情を抱いている。その為、人間とファンガイアの共存は不可能と確信しており、渡にその血が流れている事を知ると態度を豹変。部下に抹殺命令を下し、太牙に共闘を持ちかけた(が、拒否された)。しかし、部下たちの哀願により考えを改め、渡に自分が出来なかった事への可能性を抱くようになる。
後に太牙の策略によってサンゲイザーファンガイアと融合させられてしまい、自らがファンガイアとなってしまった事に悩んだ末、自らの存在を消し去ることを選択。イクサにそれを頼むも拒否され、サガとの死闘の末に敗北する。死亡したと思われていたが、実は急所を外した太牙に救助され、再手術でファンガイアと分離された。この事から嶋は、太牙に優しさが残っていると確信し、渡に太牙を救うよう願い出る。
サンゲイザーファンガイア
リザードクラスに属するヨロイトカゲを彷彿とさせるファンガイア。堅牢な鎧のようなウロコによって凄まじい防御力を誇り、パワー、スピードも最高クラスを誇る強力なファンガイア。後に太牙の命で嶋を襲撃、このファンガイアによって瀕死の重傷を負った嶋を太牙が救うと言う名目で、嶋と融合させられた。デザインモチーフはカモメ

アームズモンスター 編集

キバに使役される3体のモンスター。全員がファンガイアとは異なる種族で、キバットと異なり普段はそれぞれ固有の人間態をとっている。元々はファンガイア同様人間のライフエナジーを糧とするモンスターだが、それぞれの種族はファンガイアによって滅ぼされており、彼らが最後の生き残りである。

過去編(1986年時点)では人間社会に溶け込んで生活していた。中盤でキングに目を付けられ、音也を殺す事を条件に見逃してもらう約束をする。しかし、本人たちの気付かぬうちに音也との友情が厚くなっており、躊躇して失敗、キングに彫像態として封印されてしまう。後に音也によって救出されるが、キングによって凶暴化させられたキャッスルドランを鎮めるためドランに留まることとなり、ダークキバに変身したことで死にゆく音也と「後に生まれる息子=渡を守る」という約束を交わす。

現代編では、エネルギー蓄積兼防御形態である彫像態、武器形態の2つに変身する能力を半強制的に付加される「闇の盟約」をキバットと結び、それに従ってそれぞれに対応したフエッスルで召喚された者のみがキバの戦力として外出することを許されている。召喚された際は彫像態でドランから射出され、武器形態へとメタモルフォーゼすることでキバをフォームチェンジさせる。

なお、彼らの会話から城の主=渡が死ねば役割からは解放されるらしいが、次狼は音也との約束を守るためそれは好しとしていない。

最終話では、名護と恵の結婚式に出席している。

次狼(じろう)
演 - 松田賢二
ルーク=ライオンファンガイアによって滅ぼされたウルフェン族最強の戦士にして最後の生き残りで、3体のリーダー的存在。普段はワイルドな風貌の青年の外見をとっている。現代編ではタキシードを着崩しキャッスルドランに幽閉され、他の2体とともに延々と暇潰しのゲームに興じている。幽閉されている立場であるが、「時の扉」を独断で使用するなどある程度の権限はもっている模様。それらの行動は上記の「約束」に関係しており、「素晴らしき青空の会」の存続を目的としているらしい。また、一時的に外の世界に出て干渉する事も可能。人間より嗅覚が発達しており、遠く離れた特定の人間の匂いも嗅ぎ分けてしまう。音也からはその正体から「子犬」、「ワンちゃん」と呼ばれている。
基本的に態度や口調はクールだが、気に入らない相手には口より先に手が出るタイプ。また自分の障害となる音也と共闘を提案するなど、目的の為なら自分のプライドも厭わない。コーヒーが大好物で並々ならぬこだわりを持っており、口に合わないコーヒーには決して金を払おうとしないが、認めたコーヒーには高い金を平気で支払う。また美味いコーヒーを飲んだ人間のライフエナジーをも好物とする。
過去編では一族を再興させることに執念を燃やし、人間と交わることにより種族を増やそうとしていた。「カフェ・マル・ダムール」のブレンドコーヒーに惚れ込んで常連客となり、一方で同じく常連客を好んで密かに襲っていた。それをきっかけに「素晴らしき青空の会」と関わるようになり、ゆり・嶋に高い戦闘能力を買われメンバーとなった。嶋からイクサシステムを授かることでファンガイアに対抗し、自分に好意を寄せるゆりを、ウルフェンの子孫を産ませるに相応しい強さを持つ女と見込んで籠絡しようと画策したが、ゆりの心が音也へと移っていったことで失敗。ゆりの前で正体を明かし2人とも殺害しようとしたが躊躇してしまい、未遂に終わる。その後ルーク打倒のために彼らと再会するが、やや性格が丸くなり、何度も殺そうとした音也とはケンカ仲間のような関係となり、彼とゆりの距離に気を使うようになる。
現代編においても、中盤から頻繁に外の世界に出て、渡を指導するなど積極的な行動が目立つようになる。ちなみに木戸と同じくおニャン子クラブの大ファンで、ファンクラブにも所属している。その事になると普段の冷静さを失って興奮するお茶目な一面も。
ガルル
次狼の本来の姿である青い狼男。鋭い爪と牙を武器とし、手の爪には引き裂いた人間からライフエナジーを分離させる効果がある。月の満ち欠けにより微妙に力の増減があるらしく、満月の時に最大となる。登場初期は、上記の通り音也の命を狙ったり、人間を襲うなど凶暴性が顕著になっていたが、後半では風呂場で号泣するなどコミカルな場面も存在する。
ラモン
演 - 小越勇輝
127歳(過去編105歳)。マーマン族の最後の生き残り。普段はあどけない少年の外見をとっている。現代編ではセーラー服を纏いキャッスルドランに幽閉されている。22年経っても容姿は少年のままである。無邪気で人懐っこい性格で「ねえねえ」が口癖。しかし頭の回転が早い野心家であり、他の2体の前やバッシャーフォームでの戦闘中では余裕にあふれた態度をとる。
過去編では次狼と異なり一族の運命については半ば諦めているような面を見せ、ファンガイアに自分が殺されて一族を完全に絶やさないよう、力とともに職を転々としながら人間社会に溶け込んで目立たないよう粛々と生活しており、積極的に一族復興を目指す次狼のことは一歩引いた目で見ている。だが、同じ境遇である為か、彼の頼み事を引き受けたり、彼の行動に忠告したりしている。
バッシャー
ラモンの本来の姿である緑色の半魚人。炸裂水弾を風船ガムのように膨らませて放つ能力を持つ。また赤い目は、暗闇でも標的を逃さない暗視ゴーグルとなっている。ライフエナジーの接種方法は不明。
力(リキ)
演 - 滝川英治
フランケン族の最後の生き残り。普段は屈強な大男の外見をとっている。現代編では燕尾服を纏いキャッスルドランに幽閉されている。ラモンと行動を共にすることが多い。
他の2体に比べて人間社会に適応出来ておらず、人間の言葉をあまり覚えられていないためほとんど話さない(たまに喋っても片言)。しかし性格は純粋で表情は豊か。人間は単なる食料として割り切っているが、後のルーク戦で共闘した音也らとは普通に友人として接している。また怪力を有しており、本来の姿に戻らずとも素手でチェスの駒を握りつぶすことが可能。首を傾けて音を鳴らす癖がある。
過去編ではラモンとともに職を転々としながら生活。ファンガイアへの恨みは深いが、フランケン族を復興しようと女性に口説こうとしても、すぐふられてその女性のライフエナジーを吸収してしまう為、ラモン同様一族復興に対しては消極的。
ドッガ
力の本来の姿である紫色のフランケンシュタイン。特別な武器・能力は持たないが、頑丈なボディとかなりの怪力を持っている。ライフエナジーは対象の口から直接吸い上げる。またそれとは別に落雷もエネルギーとしている。

未来からの登場人物 編集

紅正夫(くれない まさお)
演 - 武田航平
名護と恵の結婚式に突如現れた青年で、渡の息子らしい。顔は何故か祖父である音也似で、外見はギャル男風のチャラチャラした格好をしている。22年後の未来の危機を救う為に、渡の元にタイムスリップしてやって来た。
キバットバットIV世
声 - 杉田智和
未来から正夫と共に来たキバット族。陽気な性格で、正夫をキバ(キバフォーム)に変身させる能力がある。正式名称、及び現代のキバット親子との関係は不明[3]

ファンガイア 編集

糸矢僚(いとや りょう)
演 - 創斗(現・中野裕太)
ハイテンションな口調と道化師のような大仰な動作で騒ぎ立てる長髪の男。物語で初めて登場するファンガイア。過去編で自分の葬式を演出し人間を襲った。自分の目的以外には一切興味は持たない。戦闘時などで感情が高まると、動物のハンドパペットを持ち「チューリッヒヒヒ」「ガーリッククク」と笑いを上げるのが特徴。倉前昇(シープファンガイア)、シャークファンガイアと手も組んだこともある。名護に利用されたこともある。一度、名護からイクサシステムを奪って変身した事もあった。
過去編で自分を倒そうとしたゆりに惚れ込み、自分の花嫁にするために執拗に付け狙っていた。現代編では恵を(ゆりと誤認し)花嫁にしようと画策する。しかしそれによりビショップに裏切り者として認定され、シャークファンガイアと共に深央をクイーンとして覚醒させるための捨て駒として利用される事となる。最期はキバのエンペラー・ハウリングスラッシュを受け致命傷を負った挙げ句、覚醒した深央に処刑された。
スパイダーファンガイア
糸矢の本来の姿であり、インセクトクラスに属するクモを彷彿とさせるファンガイア。かなり身が軽く、口から発する糸で相手を捕獲したり、糸を自らの体を縛りつけぶら下がり相手に体当たりする攻撃が得意。デザインモチーフはオウム、及び仮面ライダー電王ソードフォーム。

チェックメイトフォー 編集

ファンガイアの中でもトップクラスの四人の実力者たちの名称。名前の由来はチェスによる詰め「チェックメイト」から。それぞれ役割を持ち、その地位を永遠に継承していく。地位の上下関係は「キング」を頂点に同位置に「クイーン」、その下には側近の参謀である「ビショップ」と護衛の「ルーク」は同じ地位になる。メンバーの共通点として、人間態の時は手のどこかに自身の称号となる紋章が薔薇に飾られたデザインで刻まれており、怪人態では、石膏像が体の一部になっている。彼らに秘められた力は先天的なものであり、持ち主が死んでも転生し別の存在に引き継がれる(継承条件は称号によって異なり、キングは正統なる血縁で左手に表裏にキングの紋章が発現された者が継承され、他の称号は無作為に選ばれ、掌か手の甲に現れることが多い)。継承の紋章を発現した者は、それを運命として本人の意思関係なく、その地位を継承しなければならない。

一族最高位にして大変に名誉ある神聖な称号である故、拒絶することはほぼ死を意味し、一族の手によって処刑される運命をたどる。ルークとビショップは過去・現代ともに同一だが、クイーン及びキングは過去と現在で異なる。真名以外での人間名は明らかにされていない物が多い。

かつてファンガイアが魔族の頂点に立つべく、種族の統率を図る為に設立したのが始まりとなった。なお、キング専用の三つの鎧を造り出したキング付の王室技巧匠である双子の兄弟はその手腕から「ナイト」と「ポーン」というチェックメイトフォーに次ぐ名誉ある称号を与えられ、そのまま自らの名として使っているが、未登場。

ルーク
演 - 高原知秀
ルーク」の名と称号を持つ、筋骨隆々とした肉体の男。紋章は右手の甲にあり、過去編では同じ刺繍がされた革ジャンを着ている。本来の姿に戻らなくても相当な腕力を誇り、口からロケットクローを射出する能力を持つ。「俺は、~~」と自分の行動を宣言する癖がある。
「面白いこと」を求め、自分で設定したルールと制限時間に従って人間を襲う「タイムプレイ」を延々と行い、ゲーム感覚で人間のライフエナジーを捕食する。その過程で茜やウルフェン族(次狼を除く)を全て殺害した張本人であり、ゆりと次狼には激しい憎悪を抱かれている。基本的には自分のゲームの支障にならない限りターゲット以外は襲わず、ゲームの結果で自分に褒美や罰を与える。チェックメイトフォーとしての使命は不明だが、時折ビショップと接触して彼から一族の情報を提供されていた。
過去編ではイクサの特性を利用したゆりの作戦により弱体化。彼女の変身したイクサのブロウクン・ファングを右肩に受けて致命傷を負って22年間の永い眠りについた。現代編で覚醒するが一時的な記憶喪失で渡に「大ちゃん」と呼ばれて世話になっていた。しかしその最中に記憶を取り戻し、再び活動を開始する。再びゲームに興じようとしたが思いつく限りのタイムプレイをやり尽くしてしまったため、良い事をして天国へ逝く事を思いつき行動を起こす。最期は恵が変身したイクサのイクサ・ジャッジメントを古傷となった右肩に受け倒された。なお、シリーズ初の女性ライダーに倒された幹部怪人である。
ライオンファンガイア
ルークの本来の姿であり、ビーストクラスに属するライオンを彷彿とさせるファンガイア。名の通り壁を模した鎧のような皮膚と重戦車のようなパワーを持ち、広範囲に射出することができる指先のロケットクローを武器に戦う。他のファンガイアとはまさに次元が違うほどの実力を持ち、ガルルとイクサ、さらにはバッシャー、ドッガを同時に相手にしてもものともしないほど。また、死んだファンガイアのオーラを集めてサバトとして召喚する能力をも持つ。また、雑誌の写真などでは身の丈程の棍棒を武器に持っているが未使用。デザインモチーフはドードー
ビショップ
演 - 村田充
ビショップ」の名と称号を持つ、黒いロングコートを着用する長身痩躯で眼鏡の男。紋章は左手の甲にあり、そこから発する青色の光で物質を消滅させる。
「全てのファンガイアの在り方の管理」が使命で、クイーンやキングの補佐を中心に様々な活動を行う。知略に長けた策略家であり、目的に利用できるものは全て利用する。時には太牙や深央が望んでいない選択を強要し、彼らの始末すら已む無しという考えも持つ。故に他者には立場の上下を問わず常に慇懃無礼な態度をとる。立場上、一族に伝わるファンガイア復活などの知識や魔術を多く修得している。過去編では真夜の代わりに太牙の教育係をしていたが、多忙のためいなくなることが多かった。
現代編において、ファンガイアの新たなる「キング」を迎え入れる下準備として現在のクイーンの覚醒を画策。その力を受け継いだ深央に接近して彼女に助言を行うと同時に、恵を愛していたことから裏切り者とみなした糸矢に深央を襲わせることで防衛本能から彼女の力を覚醒させる。戦闘力も高く、主に現代編では度々イクサと激戦を繰り広げる。
後に深央が太牙を襲撃したことで彼女を裏切り者と判断し、秘密裏に深央を処刑した(キバに「自分が深央を殺した」と思い込ませて戦意喪失させるため)。しかし、それを太牙に知らせると激しい憤りをぶつけられて失脚、自分への仕打ちの恨みから太牙から離反する。太牙をキングの座から引きずり降ろそうと多数のファンガイアを甦らせ操り、ライフエナジーを集め始める。
大量のファンガイアを引き連れて渡と太牙を襲撃するが、乱入してきた名護と交戦。名護の視力低下に気付いて優位に立つが、彼と恵とのコンビネーションの前に敗北。最後は自分のライフエナジーをキング復活の糧として消滅した。
スワローテイルファンガイア
ビショップの本来の姿であり、インセクトクラスに属するアゲハチョウを彷彿とさせるファンガイア。身軽な動きで相手を撹乱する頭脳プレイを得意とし、剣と口から吐き出す炸薬燐粉を武器に戦う。デザインモチーフは白鳥。劇中に登場したファンガイアでは唯一の左右非対称である。
真夜(まや) / クイーン(過去編)
演 - 加賀美早紀
過去編において「クイーン」の名と称号を持っていた妖艶な女性。フード付きの黒いゴシックなファッションに身を包む。女性と見れば口説きにかかる音也が初対面で言葉を失ってしまうほどの美貌の持ち主。「人間と結ばれてはならない」というファンガイアの掟を破る者を抹殺する使命を持つ執行人(パニッシャー)。紋章は左の掌にあり、そこから発する「制裁の雷」と呼ばれる光で物質を消滅させる。これを使用する際には周囲が闇に包まれるという特徴がある。ルークが一歩引いた対応をする程の実力の持ち主。太牙の母であり、後に音也との間に渡を産む。
母性的で温厚な性格だが危機を目の前にしても一歩も退かず、冷静に自分の考えを話す芯の強さを併せ持つ。芸術に関しては音也にも負けない情熱を持っており、その場を汚す者に対しては憤りを見せる。特にバイオリンに関しては、演奏をヴィヴァルディに、製作をストラディバリから指導されたと自称し、両者においてそれに恥じない腕前を持つ。
過去編では、人間を愛するファンガイアが後を絶たないことから人間と愛情について興味を抱き、それを知るために偶然出会った音也と接触。彼と心を通わせるようになり、彼に世界に1つしかない彼だけのバイオリンを作ることを提案し、共に「ブラッディ・ローズ」を製作した。そして互いに抱く感情がまぎれもない愛であることに気付いたが、それに憤ったキングの手によってファンガイアとしての力を抜き取られてしまった。
音也の死を看取った後は太牙を嶋に預け、一族の目から渡を守るためにある程度成長した彼を音也の家に預けて姿を消す。現代編では右目を失い、一族に狙われながら辺境の地で身を隠す身であるが、このような生き地獄を本人は後悔していないらしい。
音也からキバットバットII世を預かっていたが太牙に襲われる。しかし、太牙は真夜を殺す事はできなかった。
パールシェルファンガイア(ピンク)
真夜の本来の姿であり、アクアクラスに属する真珠貝を彷彿とさせるファンガイア。深央の変身する個体よりもやや大型で、体色はピンクで背中から生えている翼の色は黄金という外観上の差異があり、真名も異なる。
他のファンガイアと比較してやや小型だが、兵器にも匹敵するほどのパワーとスピードを誇る。身体前部から無数に出現・射出する真珠型の弾丸・パールバレットを武器としており、これらを頭上に王冠状に展開し一斉発射することで標的を粉砕する、「クイーンズ・デスパール」という技を使用する。デザインモチーフはフラミンゴ
鈴木深央(すずき みお) / クイーン(現代編)
演 - 芳賀優里亜
18歳~19歳(1989年生まれ)。現代編において「クイーン」の力と称号を受け継いだ少女。紋章の位置と能力は真夜に順ずる。当初は自分がクイーンであることを知らず、健吾が合コンを開いた焼き肉屋「ふぐ咲」でアルバイトをしていたことから、渡たちと知り合うこととなる。
極端に人見知りをする性格で、他人の前ではまともに会話が出来ず、他人の頼みや勧誘を断れずに周囲に流されてばかりいる。また、人前で極度に緊張してしまうためドジや失敗も多く、あまりのミスの多さに焼き肉屋のアルバイトもクビにされている。かつて同じように他人とのコミュニケーションが苦手だった渡とは互いに惹かれあい、彼や恵の協力のもと少しずつ自分を変えようと努力していたが、ビショップとの接触や糸矢への憎悪からクイーンとして覚醒してしまう。上記の通り、一見虫も殺さないような心優しい性格であるが、極めて自己中心的な一面もあり、一たび「敵」「裏切り者」と判断した相手には情け容赦無い冷徹さを見せる。だが、基本的に温厚な性格なので裏切り者のファンガイアを取り逃がすことが殆どである。
一時は自分の使命に苦悩し、渡が敵であるキバである事を知って葛藤するが、渡がファンガイア(と人間のハーフ)であることを知って「渡が太牙を倒して、キングになればいい」という考えを持つようになってしまう。太牙との結婚式でそれを実行に移そうとしたが、結局は自分を愛する太牙を憎みきることができず、キバからサガを庇って負傷した後ビショップに襲撃される。その直後発見した渡に看取られ、彼との結婚の幻想に浸れながら死亡。
パールシェルファンガイア(青)
深央の本来の姿であり、アクアクラスに属する真珠貝を彷彿とさせるファンガイア。真夜の変身する個体よりもやや小型で体色は青で背中から生えている翼の色は黒という外観上の差異があり、真名も異なる。
全くの同一種であるため、身体能力・使用技はパールシェルファンガイア(真夜)とほぼ同一。ゆえにキバと互角の潜在能力を秘めているが、深央が戦うことに迷いを持っていることから戦闘能力が大幅にスポイルされている。
キング(過去編) / 仮面ライダーダークキバ(過去編)
演 - 新納慎也
過去編におけるキングであり太牙の父親。ロックミュージシャンのような風貌で、紋章は右手の甲と掌に2つあり、ここから赤いエネルギー波を発する。高慢かつ残忍な性格で、太牙を最高傑作と自負している。許婚である真夜に対しては独自の価値観での恋愛感情で接しているが、それを押し付ける傾向が強い為か自分でも気付かぬ内に真夜との距離は離れている。
後に音也と真夜が愛し合うことに深い憤りを覚え、音也の命を狙う。そして真夜からファンガイアの力を奪うとともにまだ赤ん坊であった太牙を人質に音也と離れることを迫る。しかしそれに嫌気がさしたキバットII世に離反されてダークキバとしての力を失い、音也の変身したダークキバと時空を超えて現れたキバと死闘を繰り広げた末、両ライダーの必殺技を同時に受け敗北。最期は真夜を道連れにしようとしたが、放った攻撃をキングとして覚醒した太牙に跳ね返され、恨みの言葉を残しながら死亡。
バットファンガイア
キングの本来の姿であり、ビーストクラスに属するコウモリを彷彿とさせる一族最強のファンガイア。人間態でも十分強い上にダークキバの鎧を持っているため、この姿に変身することは稀。
一族最強に相応しい戦闘力と、キバとダークキバの必殺技を受けても耐えるほどの生命力を持つ。赤いエネルギー刃を飛ばす両腕の鉤爪と、全身から発する強力な赤いエネルギー波を武器としている。サバト召喚能力も持つ。デザインモチーフは鳥の骨及びモモタロス[4]
バットファンガイア・リボーン
声 - 酒井敬幸
ビショップが集めた大量のライフエナジーとビショップ自身のライフエナジーを受けて現代に復活したバットファンガイア。頭部及び顔の形状が過去編とは異なっている。生前の理性は無く、大きな咆哮を上げるのみで言葉は発しない。
ビショップのライフエナジーを受けたためか戦闘能力は以前よりもアップしており、試練によりパワーアップした渡が変身したキバ・エンペラーフォームと同じく太牙が変身してパワーアップしたダークキバを圧倒し、一度は変身解除に追い込むほど。だが、最後は兄弟の力を合わせた連携によりキバ・エンペラーフォームのエンペラームーンブレイクとスネーキングデスブレイク(ダークキバ版)により倒された。
過去編よりも強化された全身から発する赤いエネルギー波や両腕からエネルギー刃を武器にしている。皮肉にも過去編と同様に現代編でも実の息子に倒されたことになる。
登太牙(のぼり たいが) / キング(現代編) / 仮面ライダーサガ / 仮面ライダーダークキバ(現代編)
演 - 山本匠馬
年齢は22~23歳。過去編のキングと真夜との間に生まれた息子であり、現代編において「キング」の力と称号、そしてサガの鎧を受け継ぎ、歴代最高峰のキングとして祭り上げられる青年。紋章は左手の甲と掌に2つあり、普段は黒い革手袋でそれを隠している。ファンガイア態は不明で本編でも登場しなかったが、怒ると複数の蛇のようなオーラを具現化させて相手を威嚇する。
過去編ではキャッスルドラン内部で育てられた後、嶋の手により育てられた。「人間の進化(ファンガイアにとっての脅威の発生)の抑制」を使命としており、表向きは巨大投資企業「D&P」の若社長を務めているがその実態は人類を進化させる新技術を葬るための組織であり、投資を求めてきた科学者などを抹殺することを任務とする。ただし、自分達の利益になるならあえて放置(投資)することもある。基本的にその任務は配下のファンガイアに任せるが、対象がファンガイアである場合のみサガに変身して粛清する。現在のクイーンである深央とは許婚の関係にあり、彼女に対して過保護な面を見せる。逆に一族の掟を破った自身の母親=真夜に対しては愛憎入り混じった感情を見せる。
渡とは幼少時に一緒に遊んだ幼馴染であり、渡にとっては生まれて初めての友達。ある日突然彼の前から姿を消して数年会っていなかったが偶然再会。太牙自身も渡を人間であっても親友としてみなしており、久しく再会した現在でも互いに強い友情を抱き続けているが、後に渡の異父兄であることが判明する(以降、渡に「兄さん」と呼ばれる)。渡に対しては弟として一族に迎え入れようとしているが、人間は家畜・食料としか見ておらず、人間との共存の提案を拒否している。キングという立場ゆえに「一族を守る」という使命感を強く持つ一方で、それにより真夜・深央・渡などが自分から離れていく孤独感に苛まれていた。
終盤で真夜を襲ってダークキバの力を手にする。渡に決闘を申し込んで戦うがその最中に渡の真意を聞いて和解。直後に復活した再生バットファンガイアを2人の力を合わせて倒した。その後、再度D&Pの社長となり(一度キバに敗北した理由から部下にリコールされた)、ライフエナジーに代わる新エネルギーの開発を進めるなど人間とファンガイアが共存できる世界の創造に努める。
変身時の台詞は「(貴様に)王の判決を言い渡す。死だ!」。

脚注 編集

  1. 音也の没年が1986年である為、1987年内生まれになる。
  2. HERO SAGAの会話で「いつでもイクサに変身するため」という目標のために鍛えている事がわかった。
  3. 仮面ライダーキバ公式読本 KIVA LUNATIC ARCHIVES TV EDITIONに収録されたキバット役の杉田のインタビューには、スタッフからはIV世と呼ばれており、III世の息子であるという説明があったと記載されている、便宜上、特撮ニュータイプ2009年3月号,仮面ライダーキバ超全集では「キバットバットIV世」と命名されている。
  4. デザイナーは「打倒、電王」を銘打って裏モチーフとして設定したと語っているが、他のチェックメイトフォーやファンガイアがどのキャラに該当するかは不明である。

劇場版のみの登場人物 編集

劇場版 仮面ライダーキバ 魔界城の王#登場人物」を参照

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