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仮面ライダー響鬼

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仮面ライダー響鬼
テレビドラマ
原作 石ノ森章太郎
監督 石田秀範諸田敏坂本太郎金田治
高丸雅隆田村直己鈴村展弘
制作 テレビ朝日東映ASATSU-DK
放送局 テレビ朝日
放送期間 2005年1月30日 - 2006年1月22日
話数 全48話
テンプレート使用方法 ノート

仮面ライダー響鬼』(かめんライダーヒビキ、欧文表記:MASKED RIDER HIBIKI)は、2005年平成17年)1月30日から2006年(平成18年)1月22日までテレビ朝日系列で毎週日曜8時00分から8時30分 (JST) に放映された特撮テレビドラマ作品、および作中で主人公が変身するヒーローの名称である。本作よりハイビジョン制作に移行した。

「平成仮面ライダーシリーズ」第6作である。キャッチコピーは「ぼくたちには、ヒーローがいる」。

テンプレート:ネタバレ

あらすじ 編集

日本には、古来 “” と呼ばれる者たちがいた。人間でありながら超人的な能力を持つ彼らは、魔化魍(まかもう)と呼ばれる妖怪の類から人々を守っていた。そして鬼をサポートする人々の体系は組織へ発展し、猛士(たけし)と呼ばれるようになった。

西暦2005年。高校受験を目前に控えた安達明日夢(あだち あすむ)は、母の実家の法事で屋久島に向かう船上で、船から転落した男児を助ける男を見た。それを見て驚く明日夢に男は「鍛えてますから」とだけ言い残して立ち去った。

島を散策しに出た明日夢は、原生林の中で怪物に襲われる。窮地の明日夢の前に再び船上の男・ヒビキが現れる。ヒビキは音叉を顔の前にかざすと、全身が炎につつまれ鬼の姿に変身、怪物に立ち向かっていった。

概要 編集

特徴 編集

平成仮面ライダーシリーズの第6作目にして「完全新生」と銘打たれた作品。伝統的な “和” をベースとした世界観で、作中では「仮面ライダー」ではなく “鬼”(公式HPでは音撃戦士)と呼ばれる戦士たちが「楽器」をモチーフとする武器で魔化魍と呼ばれる怪物と戦う。プロデューサー・髙寺成紀は製作発表の場で、「『響鬼』は平成の『仮面ライダーアマゾン』」と形容した。なお、『スーパーヒーロータイム』枠にて同時期放映の『魔法戦隊マジレンジャー』では、西洋の妖怪を基にした怪物が登場している。

本作のライダーは、修行によって自らの肉体を変容させ、鬼となる能力を得た者たちである。「変身音叉」と呼ばれる変身のきっかけとなるアイテムは存在するが、能力を持たない者がそのアイテムを使っても鬼にはなれないため、平成仮面ライダーシリーズの多くで採用されてきた、変身ベルトなどの「仮面ライダーになれるアイテム」とは異なる。また、キックは必殺技ではなく、顔面に大きな目はなく(紅以降はゴーグルになる)、主役は当初バイクを所有せずサポートメンバーが運転する乗用車で移動するなど、従来の仮面ライダー的な特徴を廃した。

設定スタッフの一員だった片岡力の著書『「仮面ライダー響鬼」の事情』によると、本作は髙寺を始めとする東映スタッフにより「仮面ライダーをお休みする」ことを前提に『変身忍者 嵐』をモチーフにした作品として構想されていたが、スポンサーであるバンダイの意向により仮面ライダーシリーズとして制作されたものである。その際、鬼のモチーフが上がり従来とは大きく異なるライダーが生まれるに至った。劇場版『仮面ライダー響鬼と7人の戦鬼』には、『変身忍者 嵐』の敵組織「血車党」と同じ読みの「血狂魔党」が登場している。

物語面では、『仮面ライダーアギト』以降シリーズの特徴となっていた、多くの伏線を散りばめた難解複雑な謎解き要素がなくなり、代わりに鬼に出会った少年・明日夢の成長譚が大きな柱となっている。平成仮面ライダーシリーズでは、『仮面ライダー龍騎』・『仮面ライダー555』・『仮面ライダー剣』と幼年層を意識しながらハード・シリアス路線を強調した作品が続いていたが、本作の作風はこれらの部分を極力抑えた明るい雰囲気となった。おおむねライダー(鬼)たちは温厚で正義感の強い者たちであり、従来のように戦いに対する葛藤や心の闇は描かれていない。また、ライダー同士の衝突はほとんど見られない。そのためゲーム版でライダー同士が戦うことは「手合わせ」という形となっている。

ほかにも、縦書きのタイトルロゴやスタッフクレジット(平成ライダーシリーズでは唯一)、筆文字のカット挿入、ミュージカル的な演出など、前作までのシリーズとは違う試みがなされている。しかしこれらは話数が進むにつれて徐々に見られなくなっていった。

従来は主役に比較的無名な若手俳優が起用されてきたが、本作では俳優としてすでに著名で、かつ当時33歳の細川茂樹が起用された。細川曰く、製作当初は周囲に「おっさんライダー」とからかわれたとのことである。主役ではないライダーを含めるとさらに年長者はいるが、現役主役ライダーとしては俳優本人・役の上でも最年長となった。細川は同時期にNHK大河ドラマにも出演していたため、スケジュール調整が厳しく、そのため本作の前半では主役ライダーとしては出番が少なく、変身しない回も多々ある。主要キャストもベテランから新人まで、舞台やVシネマ、単館系映画などの各方面で知名度の高い俳優を起用している。そのため、レギュラー出演者の平均年齢は比較的高い。

主役である響鬼のスーツアクターは『アギト』以降主役ライダーを演じた高岩成二ではなく、主役以外のライダーなどを演じてきた伊藤慎を起用した。

前期OPはインストゥルメンタルで、『仮面ライダークウガ』以来にエンディングが復活した(挿入歌としてのEDは本作にはない)。歌手には布施明を起用している。

なお、VHSビデオ(セル・レンタル共通)の発売が本作を最後に打ち切られ、次作『仮面ライダーカブト』以降、仮面ライダーシリーズはセル・レンタルともにDVDに移行した。

東映側のチーフプロデューサーは、『クウガ』を担当した髙寺成紀が担当したが、三十之巻以降および劇場版は白倉伸一郎へ交代した(プロデューサー交代騒動を参照)。これを境に多くのスタッフも交代、演出などにも変化が現れている。

視聴率は前作を上回ったが、玩具売り上げは前作を大きく下回り65億円とかなりの不振であった[1]。しかし、商品のひとつであるディスクアニマルシリーズは2005年度グッドデザイン賞を受賞している。

登場人物 編集

鬼たちの名前は基本的にコードネームで本名を別に持つが、その本名で呼ばれることは皆無である。鬼および鬼の候補、過去に鬼だったとされる人物は、苗字と名前の(鬼の場合は通称も)最初の音が同じになっている。

ヒビキ / 仮面ライダー響鬼
設定年齢31歳。本作の主人公で、音撃戦士響鬼に変身する男。本名は日高 仁志(ひだか ひとし)。16歳で鬼になる。岐阜県の出身[2]で元は「猛士」関西支部所属、5年前に関東支部に異動になった。猛士において戦闘を担当する鬼を15年以上務めるベテランで、飄々としているが、初対面の相手ともすぐに打ち解けられる気さくな性格である。挨拶の際の「シュッ」という敬礼のようなポーズがトレードマーク。
屋久島での魔化魍退治の一件以来、安達明日夢とは友人関係にある。大の機械オンチのため連絡が不便で仲間から文句を言われたりしている。弦の扱いは相当苦手であるらしく、先代斬鬼の元で弦の技を修行していたころには一悶着あったらしい。
中学生のとき、友人が虐められているのに何もできなかった自分に腹が立ち、自分を変えようと思い身体を鍛えるために「猛士」の門を叩いたとしている。物語序盤明日夢に対して「鍛えてますから」という台詞が多く見られる。
終盤、あきらとイブキに懇願され、明日夢と京介を弟子にすることになった。しかし心を揺らす明日夢をあえて冷たく突き放し、最終的に京介のみを弟子にした。ヒビキ自身は師匠を持たずして独学で鬼の技を習得し日々磨きをかけている、そのことは彼にとって自信の源となっているが、師匠を持たなかったが故に自分がその立場になったときに明日夢との関係に悩むことになる。
安達 明日夢(あだち あすむ)
設定年齢15 - 16歳の少年でもう1人の主人公。ヒビキからは「少年」と長い間呼ばれていたが、終盤以降は名前で呼んでもらえた。高校受験を前に屋久島へと法事に向かう途中で出会ったヒビキがツチグモと対決するところを目撃し、以来興味を持った。東柴又中学校卒業後、城南高等学校に入学。ひとみ、あきらと同じクラス。母子家庭
「猛士」の秘密を知ってしまうが、ヒビキからは「弟子にする気はない」と言われ、自分でもその気がなかったため、他になにかできることはないか考えた末、「たちばな」でブラスバンド部活動のない日に限りアルバイトをする。
しかし京介の登場で、自分も鬼になりたいと密かに思い始め、ついにヒビキの弟子入りに成功する。京介とともに競いあうようにヒビキの元で修行していたが、ひとみから誘われたパネルシアターボランティアで出会った余命わずかな少女を見て思い悩む。ヒビキとの交流を通じ、魔化魍を倒すことだけが鬼としての生き方ではないと学び、鬼の道を断念してたちばなでのアルバイトも辞め、医師を目指すこととなる。ヒビキとは鬼としての師弟関係はなくなったが、人生における師弟関係は継続することとなった。
なお当初は、第5話あたりでヒビキの弟子入りをする構想だったが、パイロット版(第1、2話)の完成フィルムも見た髙寺の判断により急遽、弟子入りを取り消された。
イブキ / 仮面ライダー威吹鬼
設定年齢20歳。奈良県出身。音撃戦士威吹鬼に変身する男。本名は和泉 伊織(いずみ いおり)。「猛士」関東支部所属。ヒビキ同様、猛士において戦闘を担当する鬼である。立花香須実に好意を寄せている。摩化魍退治の際は「竜巻」という専用バイク含め3台のバイクを持っている。初対面の明日夢をヒビキの弟子と勘違いするなど、天然ボケな一面もある。常にマイペースを崩さない性格であるが、苦悩するあきらに気づけないなど、師匠としては未熟な部分があった。
また終盤「オロチを鎮めるためには宗家の鬼である必要がある」と告げられ、犠牲となる覚悟を決めつつも、香須実にだけは脆い一面も見せていた。
和泉家は吉野において代々「猛士」の中核を担ってきた名家で、イブキの父もかつては鬼を務めており、現在は吉野で猛士の実質的なリーダーとなっている。イブキ本人は三男で、鬼に変身できる兄が2人いたらしいが、次兄は魔化魍との戦いで戦死したという。
天美 あきら(あまみ - )
設定年齢15 - 16歳。イブキの弟子としてともに行動する少女。専用の鬼笛を所有しディスクアニマルの操作もこなし、「序の六段」という地位。7歳のときに魔化魍に両親を殺された過去を持つ、両親も「猛士」メンバー。そのため、魔化魍に対しては憎しみの感情が強かった。
魔化魍退治の途中で明日夢と出逢い、後に進学先が同じ城南高等学校であることを知る。同じ年齢の明日夢達にでも敬語で話す。オリエンテーリングの選手という表向きの理由で学校は休みがち。クラスも明日夢と同じだがほとんど登校してこなかったこともあり、京介の転入後はいつの間にか彼の席になった。
その後、イブキによってザンキの元へ預けられたとき、さらにザンキの元を去って破門者のシュキに弟子入りしてしまったときも、憎しみを糧に戦っても身を滅ぼすだけだと教えられ、自身の鬼としての在り方に苦悩する。終盤、一度だけ鬼への変化を遂げたが、一瞬で気を失って変身を解除されてしまう。最終的には鬼になることを断念し、それまでの鬼になろうとしていた想いを明日夢と京介に託す。
なお、天美あきらという役は「響鬼」の当初の構想にはなく、オーディションに来た秋山を気に入ったスタッフが彼女のために設けたものだという[3]
トドロキ / 仮面ライダー轟鬼
設定年齢26歳。音撃戦士轟鬼に変身する男。本名は戸田山 登巳蔵(とだやま とみぞう)。持田ひとみの従兄。ザンキの弟子として2年間師事してきたが、ザンキの引退と同時に正式に鬼として認知され、コードネームのトドロキで呼ばれるようになった。元は警察官だった。詳細は不明だがある事件をきっかけに魔化魍と鬼の存在を知り、ザンキに弟子入りした。
真面目一直線の性格のために時折気合いが空回りしてしまい、周囲にからかわれることも多い。日菜佳に惚れられている。誰に対しても「○○っす」と低姿勢で話す。団子好きらしい。
終盤で「オロチ」により大量発生した魔化魍と戦っている最中、重傷を負い再起不能と診断される。だが、度々見舞いに訪れ、励ますザンキの体が冷たく、既に死者であることに気がつき、さらに自分のために戦いに赴いたことを知り、そこへ向かうために奇跡の復活を遂げる。
ザンキ / 仮面ライダー斬鬼
設定年齢32歳。音撃戦士斬鬼に変身する男。本名は財津原 蔵王丸(ざいつはら ざおうまる)。冷静沈着で寡黙だが、情に厚い面もある。戦闘の後遺症と体力の衰えにより一度は引退し、トドロキのサポーターにまわるが、かつての師・シュキとの再会後のノツゴ退治の際、ドクターストップがかかっていたにもかかわらず再び鬼に変身する。
「俺は数々の女性を鬼のように愛した」と言ったり、トドロキと日菜佳の仲を修復させようとした際にはトドロキを遠隔操作したりするなど、一風変わった一面もある。
終盤、一度戦死してしまうが、重傷を負ったトドロキが心残りだったため、死ぬ以前に施していた「返魂の術」によって蘇り、リハビリに挑むトドロキを励まし続けた。そして再び戦いに挑み復活したトドロキとともにカエングモを撃破。トドロキの復帰を見届けて、戦闘後に二人で場の清めを行った後、音枷と烈斬を残して消滅した。
立花 勢地郎(たちばな いちろう)
香須実と日菜佳の父。普段は「たちばな」の経営に当たるかたわら、「猛士」関東支部の事務局長として日菜佳同様に魔化魍に関するデータの収集・管理や、鬼への情報提供で活躍。吉野への出張が多く、ほとんど店は娘達に任せっきりである。ヒビキやイブキからは「おやっさん」と呼ばれ慕われている。明日夢の高校受験前、志望する城南高等学校で友人の「風見」が先生をやっていることや、試験問題の傾向を紹介し明日夢を励ました。
常に物腰柔らかく笑顔を絶やさない。非常に足が速く、また、明日夢を脅した不良を、簡単に捻じ伏せ懲らしめる程の強さを持っている。過去にイブキの父とコンビを組んで魔化魍と戦っていた。
立花 香須実(たちばな かすみ)
設定年齢23歳。「猛士」関東支部のメンバーの一人。はきはきとした性格で、思ったことをすぐに口に出す。イブキとは幼馴染で、オフのときはイブキと買い物などに行くことが多い。
普段は実家の甘味処「たちばな」で働いている。前半においては、魔化魍が出現するとサポーターとしてヒビキとともに出動する機会が多かったが、後半に入ってヒビキが凱火を乗りこなすようになると、日菜佳と同様に勢地郎の助手という立場に回った。
立花 日菜佳(たちばな ひなか)
設定年齢20歳。香須実の妹で、姉と同じく「猛士」関東支部の一員。魔化魍に関するデータの管理や鬼への情報提供などが主な仕事で、普段は姉と同じく「たちばな」で働いている。物語前半ではサポーターとして外へ出ることの多かった香須実とは対照的に、基本的には店番をしながら勢地郎の助手を務める。
トドロキに気があるらしく、彼絡みの話になると普段よりも会話のテンションが上がる。勢地郎を「父上」、香須美を「姉上」、あきらを「あきら君」と呼ぶなど、堅苦しい言葉づかいをする。
滝澤 みどり(たきざわ - )
「猛士」メンバーの一人で技術者。普段「たちばな」の地下室で音撃武器やディスクアニマルの開発に携わる。年齢は設定されていないが、ヒビキとは中学時代の同級生であるため、同年齢であることがわかる。菓子が大好きで、食べながら仕事をすることも多い。学生時代はブラスバンド部の部長だったらしい。
ヒビキが何故鬼になったのかを知る数少ない人物の一人である。
桐矢 京介(きりや きょうすけ)
城南高等学校への転入生。明日夢達と同じクラス。文系に秀でているが、運動音痴、暗所恐怖症という面もある。性格は負けず嫌い。遠慮せず思ったことをそのまま口に出してしまうため、時に嫌味になってしまう。マンションに一人で住み、パリにいる過保護な母親とテレビ電話で連絡を取っている。父親は消防士で殉職しているためか、ヒビキの勇敢さに亡き父を重ね、ヒビキに弟子入りして鬼になろうとする。明日夢を「つまらない」と言い放った時期もあったが、明日夢とともに成長していくライバル関係に。
弟子入りのためにイブキやトドロキだけでなく、あきらにまでなりふり構わず懇願することもあったが、終盤ついにヒビキの弟子になる。しかし、運動音痴な上に、怠け癖もあり、その上明日夢との優秀さの違いにこだわり、ヒビキから「過去は忘れろ」と一蹴され、弟子をやめてしまうが、結局戻ってくる。明日夢が鬼ではなくパネルシアターを選んだときに本気で激怒した。最終的に正式な弟子としてヒビキに師事することとなった。修行を始めて1年後に鬼への変身能力を身につける。同時期、明日夢と再会し和解した。
持田 ひとみ(もちだ - )
設定年齢15 - 16歳。おっとりした性格で、明日夢とは友達以上恋人未満の関係。愛称は「モッチー」。彼と同様に東柴又中学校卒業後、城南高等学校に入学。クラスは明日夢達と同じ。トドロキの従妹だが鬼や魔化魍のことはもちろん、猛士の実態についても最後まで何も気づかなかった。
明日夢との間に自身の知らない秘密を持っているあきらに対し、最初は戸惑いを感じていた。チアリーディング部に所属していたが、明日夢がヒビキの弟子になったころから、パネルシアターのボランティア活動も行なうようになった。
最終回にて、洋館の男・女(下記参照)の指示により誘拐され、傀儡に改造されそうになるが、明日夢と京介に救出される。
安達 郁子(あだち いくこ)
明日夢の母。夫とは離婚し、東京無線タクシー運転手として働いている。かなりのおしゃべりで、やや惚れっぽいところがある反面、家庭的で料理もうまい。使用車輌は日産・セドリック営業車。明日夢に対しては良くも悪くもかなり放任主義で、非常に大らかな性格であるが、敏感な時期の明日夢を暖かく見守るなど母親らしい一面も見せる。

猛士 編集

猛士(たけし)は魔化魍から人々を人知れず守り続けている集団。魔化魍と対決する鬼と彼らをサポートする人々によって構成されている。総本部は奈良県吉野郡にある。関東支部は東京都葛飾区柴又にある甘味処「たちばな」に置かれる。表向きはオリエンテーリングNPOとして活動している。それに付随してアウトドア用品の製造販売をしており、鬼達の使っているキャンプ用品はそれら支給品である。

通常、鬼はシフトでローテーションを組んで活動している。猛士には119人の鬼が所属しており、協力する人はおよそ1000人ほどいる。また「特別遊撃班」の鬼は、ローテーションから外れ、シフト表上の当番の鬼と連携して退治に当たる。関東支部の場合、響鬼・威吹鬼・轟鬼・斬鬼・鋭鬼・裁鬼・勝鬼・弾鬼・剛鬼・闘鬼・蛮鬼・吹雪鬼の名が確認されている。鬼の多くは弟子を持ち、継承・就職させる方法で今日まで伝承している。ただし、鬼のなり手は減少傾向にある。

なお、劇中では語られていないが、猛士のメンバーには、将棋の駒に見立てた階級が存在している。

各支部の指揮官。関東支部では、勢地郎がこれに当たる。年に数回、吉野の総本山に招集がかかる。なお勢地郎のように、猛士全体の重要役職を兼任する者もいる。
魔化魍の情報収集、鬼たちのシフト管理など、主にデスクワークが中心になる役職。関東支部では日菜佳が担当。
みどりのように、音撃武器、ディスクアニマルの開発、修理を担当する役職。他にも、ザンキを診察していた医者のように、鬼の健康診断を受け持つ者も、この役職である。
実際に魔化魍と戦う音撃戦士のこと。関東支部には11人の鬼が所属している。
飛車
鬼の移動を手伝ったり、キャンプをはったりと、現地での補助を行うサポーター。関東支部では香須実がこれにあたる。
全国各地に多数点在し、鬼たちに情報を提供する人々。鬼のトレーニングのために、宿泊場所を提供することも。
鬼の弟子となった者。師匠から独立すると、コードネームを与えられ、「角」に昇格する。

音撃戦士 / ディスクアニマル 編集

音撃戦士」を参照

魔化魍 編集

人間を捕食する生物。日本の妖怪をモデルとしており、その名称を持つ。かつては自然発生する個体もいたとされる。いくつもの種族に分かれているが、同じ種族であっても出現した場所の環境によって色や形に多少の差異がある。特定の個体を指す場合は「屋久島のツチグモ」といった具合に、出現した地名を頭につける。一部の例外を除き、大半が2種類以上の生物の特性を持つ、いわゆるキマイラ的な外見を持っている。例としてはヤマビコは鸚鵡、イッタンモメンはエイ、オトロシはサイ、ヌリカベは蛞蝓、ノツゴはクワガタムシといった具合である。

主な特徴としては童子と姫が餌(人間)を捕獲し与える幼生期を過ごし、成体期では数メートルの巨大な体躯に成長する。また、夏のみに出現する個体は人間大の大きさである代わりに特殊な能力を持っていたり、数多く分裂・増殖する能力を持ち、太鼓の音撃でなければ倒せない(他の2つでは分裂してしまう)。洋館の男女が改造した個体は大きさは様々だが、人工的な物と融合しており通常の魔化魍にない特殊な能力を持つものもいる。これらは全てスーパー童子・スーパー姫によって育てられている。

終盤はオロチ現象によって大量の魔化魍が無秩序に出現するようになり、担当の異なる魔化魍が同じ場所に同時に現れたり、さらには夏の魔化魍、改造された魔化魍までもが現れるようになった。

童子・姫 編集

魔化魍を育てるための餌となる人間を捕えるべく常に二体で行動する。普段は人間の男女と変わらない姿をしているが、鬼と遭遇した際などには戦闘のためそれぞれ怪童子(かいどうじ)・妖姫(ようひめ)と呼ばれる怪人態に変化する。童子は女のような声で、姫は男のような声で喋るのが特徴。死ぬと土くれと化す。また、白い血を流す。服装や変化後の頭部・腕部の形状を異にするのみでその姿がほとんど同一の童子・姫が魔化魍の種類・数と同じ組だけ存在するようである。彼らが魔化魍の実の親なのか、単なる養育係にすぎないのか詳細は不明である。

この他、鎧のような外殻に覆われ、唾から剣や槍状の武器を作り出し使用する武者童子鎧姫や武者童子が突然変異した乱れ童子などが存在する。

クグツ 編集

童子と姫を生み出し従え彼らに力を与える存在で、黒装束あるいは白装束に身を包んだ男。強い闇の波動を放ち、相手を押さえ込んだり弾き飛ばす力を持つ。魔化魍や童子・姫を利用して変異や合体実験を積み重ねているようである。後に和装の男女(洋館の男女)の指示で動く傀儡(クグツ)だったことが判明する。

スーパー童子・スーパー姫 編集

後半から登場した、和風の戦装束に身を包んだ新タイプの童子・姫。怪人体に変化せずに戦い、あらゆるタイプの魔化魍を育てることができる。生まれてすぐは非常に無邪気な言動だったが、成長とともに徐々に本性に目覚め、それまでの様な無邪気さは失せた。鬼の血を求め、鬼を食うことを望んでいるようである。従来の童子・姫と違い、普通に性別通りの声で喋る。成長・経年につれ、スーパー童子は自身のその凶暴性になんら疑いの念を持たない様だが、スーパー姫は己の存在理由に懐疑的な一面を持つようになる。

洋館の男・女 編集

クグツやスーパー童子・スーパー姫を操る謎の人物。童子と姫はこの男女の姿を模して作られていると思われる。主な活動としては実験を繰り返し、従来の枠に収まらない新たな魔化魍を次々と生み出すが、その目的は結局判明することはなかった。また、鬼達とは方式が異なるものの魔化魍を「独自の方式」によって封じる力も持っていた。終盤、突如として現れたコダマの森を認知し、彼らも魔化魍が自分達にも制御できなくなっていく「オロチ」の始まりを危険視していたため、トドロキをオロチ現象を鎮める巨大鬼石のもとへ案内し、さらにスーパー童子・姫に鬼達をサポートするよう命令した。最終的に彼らより上位だと考えられる洋装の男と女の登場により、彼らもまたクグツに過ぎなかったことが判明する。

劇場版の魔化魍 編集

仮面ライダー響鬼と7人の戦鬼#魔化魍を参照。 テンプレート:ネタバレ終了

キャスト 編集

レギュラー・準レギュラー 編集

声の出演 編集

  • ナレーション(予告のみ)、仮面ライダー鋭鬼:中井和哉
  • ナレーション(ジャンクションのみ):中田浩二

ゲスト 編集

  • 汽船の子ども:渡邉奏人(一之巻)
  • 屋久島のハイカー:伊藤由紀子(一之巻)
  • 屋久島の老人:大木史朗(一之巻)
  • 明日夢の伯父:角谷栄次(一之巻、二之巻)
  • 明日夢の伯母:麻ミナ(一之巻、二之巻)
  • 千寿:大西麻恵(一之巻、二之巻)
  • 綾泰子:水木ゆうな(一之巻、)
  • 郁子の旧友:境賢一(二之巻)
  • 襲われる農民:山下啓介(十一之巻)
  • ダンキ(段田大輔) / 仮面ライダー弾鬼(声):伊藤慎(十三之巻、二十一之卷、三十二之巻)
  • 坂本先生:依田英助(二十一之巻、二十二之巻)
  • 飯田さん:樋浦勉(二十三之巻)
  • ブラスバンド部部長:中山麻生(二十三之巻、三十八之巻)
  • 津村努:渋谷謙人(二十五之巻、二十六之巻、二十七之巻)
  • 仮面ライダー裁鬼(声):塩野勝美(二十五之巻、三十六之巻、三十九之巻)
  • 小暮耕之助:布施明(三十二之巻)
  • ショウキ:押川善文(三十二之巻)
  • シュキ(品川栞) / 仮面ライダー朱鬼(声):片岡礼子(三十六之巻、三十七之巻)

スーツアクター 編集

テンプレート:出典の明記

スタッフ 編集

騒動・事件 編集

プロデューサー交代騒動 編集

髙寺成紀をチーフプロデューサーとして始まった『響鬼』だが、テレビシリーズ中盤と並行して製作・公開された劇場版『仮面ライダー響鬼と7人の戦鬼』のチーフプロデューサーは『響鬼』には当初全く関与する予定はなかった白倉伸一郎が務めた。その後、TV版も9月4日放送の三十之巻以降、プロデューサーが白倉に交代。脚本もきだつよし大石真司から入れ替わる形で、メインライターに『555』以来となる井上敏樹、新たに米村正二が参加。同時に文芸スタッフも全員が降板となる。

このスタッフ交代を境に、作品にも大きな変化が見られた。以下に主なものを挙げる。

  • 冒頭の明日夢によるナレーションが廃止、従来のアバンタイトルとなる。
  • 10月以降、インストのOP「輝」を歌詞がある新OP「始まりの君へ」へ変更。同時にED「少年よ」を廃止。OP、EDでのテロップを縦書きから横書きへ変更。
  • 三十之巻からレギュラーの登場人物として桐矢京介が加入。
  • 通常タイプの童子・姫が三十之巻以降、登場しなくなり、代わりにスーパー童子・スーパー姫が登場。
  • 鬼が火を吹く、鬼爪が飛び出す、鬼の口が開くなどの細部の描写の簡潔化。
  • 魔化魍の体液が噴き出す、奇怪な口が開くなどの描写減少。CGの魔化魍や山中でのロケの減少。
  • シフト表やトレーニングなどの鬼の日常や明日夢を支える母などの描写減少。
  • 明日夢の成長譚よりも鬼と魔化魍の攻防にストーリーの重点を変更。

こうした路線変更を巡り、ブログ匿名掲示板ソーシャル・ネットワーキング・サービスなどでさまざまな評価がなされた。商品化リクエストサイト「たのみこむ」においてはプロデューサー交代以前(二十九之巻まで)のスタッフ復帰のリクエストがあった。劇場版公式ウェブサイトでも新メインスタッフ・新キャストへの誹謗・中傷やなどが書き込まれたため、通常の記事とは別に「謎の空エントリ」という記事が作成され、それらが隔離された。

また吉田戦車山本弘東雅夫など『響鬼』ファンを公言する著名人も、ネット上で(おおむね批判的な)コメントを発した。2005年末、主演のヒビキ役・細川茂樹も自身のサイトで最終話脚本に対して「手直しが必要」「話が違う」「これじゃプチ詐欺」などのコメントを出した。細川は前期体制において脚本制作の会議に参加するほど制作に深く関わっていたが、後期体制ではあまり口を挟めなかった。また、細川はテレビ朝日公式サイトのインタビューで、最終之巻の脚本の一部を現場で変更したことを明かしたほか、2006年1月に行われた「仮面ライダースーパーライブ」で「不完全燃焼です」「あの終わり方はないよな」などと不満の旨を発言した。童子・洋館の男役の村田充も、自身のブログに「許せない。彼の意思を継いでいきたい」とコメントしている。路線変更以降レギュラーとなった桐矢京介役の中村優一は、ネット上で自分の役まわりや演技が不評なのでファンに罵倒されるかと心配したが、イベントや舞台挨拶などで好意的に迎え入れられたので安堵したと明かしている。

一方で、前期メインライターのきだは自身の主宰する劇団「TEAM発砲・B・ZIN」公式サイトの日記において、「劇場版や三十之巻以降の響鬼は前半とテイストが違うと騒がれているようですが、個人的には自分が関わっていたころに感じていたストレスが解消されていて、響鬼の新しい可能性が広がってよいのではと思いながら見ています」と発言している。また「新プロデューサーの方からも一応お声をかけていただいでいる」「後任のプロデューサーと仕事をすることは新しい刺激になると楽しみにしていた」との発言もあり、新体制を好意的に受け止めている。さらに2007年7月5日の日記では「クウガや響鬼に参加した時はプロデューサー色が濃くて自分の色を全く出せずに終わってしまった感がある」とも発言している。また熱烈な特撮ファンとして知られる漫画家の島本和彦は、東映関係者から聞いた話として「ああいう事(製作者の総交代)をしなければ、番組自体が終わっていたかもしれない」と発言した[12]。島本はその上で最終回を無事に迎えさせた製作側を評価しており、路線変更後の作風の是非はともかく、交代自体は仕方ないというスタンスでの発言をしている。

過去に商業的不振などからいわゆる “テコ入れ” が行われた作品はあったが、東映側制作トップのチーフプロデューサーが交代するのは異例の事態である。交代の理由については現在でも公式には明かされていない。ただし東雅夫は響鬼関係者に話を聞いており、「交替の真相は概ねネットで広まっている憶測通り」とコメントしている。関連玩具の売り上げ低迷・スケジュールの切迫・製作予算の過剰投入・路線変更や製作体制の見直し拒否、などが噂されていた。

白倉に交代後の制作体制は、脚本に「執筆が早い」と言われる井上が三十八・三十九之巻を除く全てを担当、監督に二十九之巻以前は不参加だった田村直己鈴村展弘が加入、通常のローテーションを崩し、約2ヶ月にわたり複数班体制が取られた。完成済の各回を1話以上ストックしておく “撮り溜め” をあまりしない東映特撮作品では複数班体制をとることは珍しくないが、通常は計画的な撮影スケジュールをしっかり事前に立て、1班体制によるローテーション撮影を維持する様に努めており、今回のように複数の撮影班が長期間の同時撮影体制を敷くケースは異例と言ってもいい。

なお白倉は、劇場版公開時に開設していたブログ(現在は公開終了)で「ヒビキと明日夢の物語という枠組みは守らせてもらった」と発言している。

主演クレジット漏れ事件 編集

四十七之巻の放送で、オープニングに主演のヒビキ役である細川茂樹のクレジットがないというミスが発生した。これについて東映[13]では「主演の名前をクレジットし損なうミスの可能性を誰も想定していなかったため、ミスをスルーしてしまった」と公式発表している。しかし、「スルー」という表現に対してネット上で批判の声が多数上がり、後日東映側は文を書き換えている。

ほとんどが手書き入力だった1970年代にはクレジットミスは時々あったが、コンピュータによりスタッフ人事管理とクレジットタイトルが連動できるようになった現代においては異例であり、主演のクレジット漏れは前例がない。さらにその次週の「最終之巻」では持田ひとみ役の森絵梨佳のクレジットを誤って森絵梨と表示してしまうミスも発生した。

これらのミスはDVD収録の際に訂正されている。

音楽 編集

  • 「太鼓で敵を倒すライダー」という設定に合わせ、マリンバ、和太鼓、パーカッションなどの打楽器(一部シンセサイザーによる音色含む)を中心に構成された音楽が主流となっている。主要ライダーの武器、必殺技に合わせ、威吹鬼にはトランペットなどの吹奏楽器を全面に押し出した曲、轟鬼にはエレキギターなどによるロックサウンドも製作されている。
  • 放映時のBGMを収録したサントラ「音劇盤」一 - 三、劇場版サントラの計4枚が発売され、恒例であるコンプリートBOXは発売しなかった。3枚目のアルバムの中でほぼすべての主な楽曲を収録することができた旨のコメントが書かれている。
  • 他の平成ライダー作品に見られるレギュラー出演者担当による楽曲が、本作ではなかった。

主題歌 編集

オープニングテーマ
輝(かがやき)
作曲・編曲:佐橋俊彦
一 - 三十三之巻、最終之巻。複数のアレンジが存在し、作中では各エピソードに応じた曲が使用されることが多かった。最終之巻はオープニングがないため、大幅に短縮された形で使用されている。
始まりの君へ
作詞:藤林聖子 / 作曲・編曲:佐橋俊彦 / 歌:布施明
三十四 - 四十七之巻。四十五之巻のみ2番歌詞を使用した。
エンディングテーマ
少年よ
作詞:藤林聖子 / 作曲・編曲:佐橋俊彦 / 歌:布施明
一 - 三十三之巻、最終之巻。基本的には1番の歌詞を使用するが、十四之巻、二十九之巻では2番の歌詞を使用した。

関連CD 編集

発売された関連CDは以下の通り(主題歌に関しては別項目を参照)。

  • 仮面ライダー響鬼 音劇盤
  • 仮面ライダー響鬼 音劇盤二 激闘之巻(初回限定版は本作のCDをすべて収納できるBOX仕様)
  • 仮面ライダー響鬼 音劇盤三 総力之巻(初回限定版はタオルが同封)
  • 劇場版 仮面ライダー響鬼と七人の戦鬼 オリジナルサウンドトラック
  • 仮面ライダー響鬼 ブックCD
  • 仮面ライダー響鬼 写真集付CD 響鬼見参!!
  • 仮面ライダー響鬼 写真集付CD 雷舞轟々
  • 仮面ライダー響鬼 写真集付CD 風雅勇伝
  • 仮面ライダー響鬼 ソングコレクション

放映リスト 編集

放送日 話数 サブタイトル 魔化魍 脚本 監督
2005年
1月30日
一之巻 響く鬼
  • ツチグモの怪童子
  • ツチグモの妖姫
きだつよし
大石真司
石田秀範
2月06日 二之巻 咆える蜘蛛
2月13日 三之巻 落ちる声
  • ヤマビコの怪童子
  • ヤマビコの妖姫
諸田敏
2月20日 四之巻 駆ける勢地郎
2月27日 五之巻 熔ける海 坂本太郎
3月6日 六之巻 叩く魂
  • 房総のバケガニ
3月13日 七之巻 息吹く鬼 石田秀範
3月20日 八之巻 叫ぶ風
  • イッタンモメンの怪童子
  • 奥久慈のイッタンモメン
3月27日 九之巻 蠢く邪心
  • オオアリの怪童子
  • オオアリの妖姫
  • 藤岡オオアリ
  • オトロシの怪童子
  • オトロシの妖姫
諸田敏
4月3日 十之巻 並び立つ鬼
4月10日 十一之巻 呑み込む壁
  • ヌリカベの武者童子(怪童子)
  • ヌリカベの鎧姫(妖姫)
  • 下野ヌリカベ
きだつよし 坂本太郎
4月17日 十二之巻 開く秘密 大石真司
4月24日 十三之巻 乱れる運命(さだめ)
  • ウブメの乱れ童子(武者童子、怪童子)
  • ウブメの妖姫
  • 鎌西湖ウブメ
  • ヤマビコの怪童子
  • ヤマビコの妖姫
  • 小菅のヤマビコ
金田治
5月1日 十四之巻 喰らう童子
  • ウブメの乱れ童子
  • オトロシの怪童子
  • オトロシの妖姫
5月8日 十五之巻 鈍る雷
  • バケガニの怪童子
  • バケガニの妖姫
  • 日光のバケガニ(もえぎ色)
  • ヤマアラシの怪童子
  • ヤマアラシの妖姫
  • 足尾ヤマアラシ
石田秀範
5月15日 十六之巻 轟く鬼
  • ヤマアラシの怪童子
  • ヤマアラシの妖姫
  • 足尾のヤマアラシ
5月22日 十七之巻 狙われる街
  • オオナマズの怪童子
  • オオナマズの妖姫
  • 謎の物体(オオナマズの胃袋)
諸田敏
5月29日 十八之巻 挫けぬ疾風
6月5日 十九之巻 かき鳴らす戦士
  • 鎌倉のバケガニ(黄色)
  • 箱根のバケガニ(乳白色)
  • 三浦半島のバケガニ(黒色)
  • バケガニの怪童子
  • バケガニの妖姫
  • 大洗のバケガニ(赤色)
きだつよし 高丸雅隆
6月12日 二十之巻 清める音
  • 大洗のバケガニ(赤色)
  • アミキリの怪童子
  • アミキリの妖姫
  • 大洗のアミキリ(バケガニの変異体)
6月26日 二十一之巻 引き合う魔物
  • ウブメの怪童子
  • ウブメの妖姫
  • 浅間山のウブメ(青と銀色)
  • ヤマアラシの怪童子
  • ヤマアラシの妖姫
  • 浅間山のヤマアラシ(黒と赤茶色)
石田秀範
7月3日 二十二之巻 化ける繭
  • ウブメの怪童子
  • ウブメの妖姫
  • 浅間山のウブメ(青と銀色)
  • ヤマアラシの怪童子
  • ヤマアラシの妖姫
  • 浅間山のヤマアラシ(黒と赤茶色)
  • 浅間山のナナシ(ウブメとヤマアラシの合体魔化魍)
7月10日 二十三之巻 鍛える夏 大石真司 諸田敏
7月17日 二十四之巻 燃える紅
  • ドロタボウの怪童子
  • 旭村のドロタボウ
  • 高萩のイッタンモメン
7月24日 二十五之巻 走る紺碧
  • 秩父のカッパ(三体)(声:塩野勝美)
高丸雅隆
8月7日 二十六之巻 刻まれる日々
  • バケガニの怪童子
  • バケガニの妖姫
  • 葛野のバケガニ(桃色)
  • 猿橋バケネコ(声:塩野勝美)
石田秀範
8月14日 二十七之巻 伝える絆
  • 猿橋のバケネコ
8月21日 二十八之巻 絶えぬ悪意
  • 下久保テング(声:塩野勝美)
  • ヨロイツチグモの武者童子
  • ヨロイツチグモの鎧姫
金田冶
8月28日 二十九之巻 輝く少年
  • ヨロイツチグモの武者童子
  • ヨロイツチグモの鎧姫
  • 榧ノ木のヨロイツチグモ
9月4日 三十之巻 鍛える予感 井上敏樹 諸田敏
9月11日 三十一之巻 超える父
9月18日 三十二之巻 弾ける歌 高丸雅隆
9月25日 三十三之巻 装甲(まと)う刃
10月2日 三十四之巻 恋する鰹 石田秀範
10月9日 三十五之巻 惑わす天使
10月16日 三十六之巻 飢える朱鬼 坂本太郎
10月23日 三十七之巻 甦る雷
10月30日 三十八之巻 敗れる音撃 米村正二 田村直己
11月13日 三十九之巻 始まる君
11月20日 四十之巻 迫るオロチ 井上敏樹 金田治
11月27日 四十一之巻 目醒める師弟
12月4日 四十二之巻 猛る妖魔
  • 東秩父のウブメ(金色、茶色、青色)
  • 東秩父のカッパ
  • オオナマズの胃袋
  • 東秩父のオトロシ
  • 鳩山のオオアリ
  • 鳩山のバケネコ
坂本太郎
12月11日 四十三之巻 変われぬ身(からだ)
  • 三浦のウワン
  • 三浦のバケガニ(赤色、水色、桃色、黄色、緑色)
  • 三浦のテング
  • 謎の洋館のヌリカベ
12月18日 四十四之巻 秘める禁断
  • 館林のイッタンモメン(赤色)
  • 館林のカッパ
  • 館林のバケネコ
  • 館林のウワン
  • 館林のコダマ
鈴村展弘
12月25日 四十五之巻 散華する斬鬼
  • さいたまのカッパ
  • さいたまのウワン
  • さいたまのバケネコ
  • さいたまのヨブコ
  • さいたまのカシャ
  • さいたまのテング
  • 長瀞のカエングモ
2006年
1月8日
四十六之巻 極める鬼道
  • 佐野のヨブコ
  • 佐野のテング
  • 佐野のバケガニ(金色)
  • 三浦のアミキリ(赤と白のまだら模様)
坂本太郎
1月15日 四十七之巻 語る背中
  • 本栖湖のオオアリ(黒色)
  • 日高のウブメ(赤色、茶色、青色)
  • 日高のイッタンモメン(赤色、紺色)
  • 狭山のバケネコ
1月22日 最終之巻 明日なる夢

視聴率編集

  • 最高視聴率:10.7%(平成仮面ライダーシリーズ第6位)

ビデオリサーチ調べ、関東地区

放映ネット局 編集

映像ソフト化 編集

  • ビデオ(VHS、セル・レンタル共通)は全12巻各巻4話収録で東映ビデオよりリリースされている。次作以降の作品はDVDのみのリリースとなった。これにより、仮面ライダーシリーズのビデオソフト化は本作で打ち切られた。これはDVDが急速に普及したため。
  • 2005年8月5日 - 2006年7月21日にかけてDVDが東映ビデオより発売された。収録内容はビデオ版と同じ。
  • 2008年7月21日発売の「石ノ森章太郎 生誕70周年 DVD-BOX」および2010年1月21日に発売の「仮面ライダーディケイド 最終巻」の初回生産特典として第1話が収録。

劇場版 編集

他媒体展開 編集

オリジナルDVD 編集

仮面ライダー響鬼 超(ハイパー)バトルDVD 明日夢変身! キミも鬼になれる!!
てれびくんの応募者全員プレゼントのDVD。明日夢がディスクアニマル達から、鬼の心得を教えられて、鬼になろうと努力する話。最後には変身に成功し、装甲響鬼にもなる。
以下、キャスト&スタッフ
  • 茜鷹(アカネタカ)、黄赤獅子(キアカシシ):堀之紀
  • 青磁蛙(セイジカエル)、鈍色蛇(ニビイロヘビ):松野太紀
  • 瑠璃狼(ルリオオカミ)、浅葱(アサギワシ):島田敏
  • 黄蘗蟹(キハダカニ)、緑大猿(リョクオオザル):平野正人
  • 構成:土田真通
  • 監督:柴崎貴行

小説版 編集

仮面ライダー響鬼 明日への指針(コンパス)
著:稲元おさむ
イラスト:岩崎美奈子 ソノラマ文庫
一之巻から六之巻までをノベライズ化。物語の基本的な流れはTVシリーズと同じであるが、補足エピソードや登場人物の心情などが加えられている。

ゲーム版 編集

バンダイより2005年12月1日プレイステーション2用の格闘アクションゲームとして発売。開発はdIGIFLOYD、媒体はCD-ROM。

初回特典として、『太鼓の達人』特別バージョンディスク(『輝』『少年よ』収録)が付属している。前2作のゲーム版同様、劇場版のキャラクターは一切登場しない。

敵の魔化魍に音撃を使用する際に、『太鼓の達人』のタタコンを使用することで、音撃を再現、体感できるようになっている。同ゲームと同じシステムで太鼓を叩くことにより攻撃が可能。

備考 編集

  • 第1話の冒頭には「石ノ森章太郎先生の意思を継いで…」というメッセージが表示された。
  • 年末の 第56回NHK紅白歌合戦で、布施が『少年よ』を歌っている最中に、響鬼・威吹鬼・轟鬼が登場、化け猫などを相手に殺陣を披露、さらに歌唱後細川茂樹が登場してヒビキ特有の挨拶をした。この演出は布施サイドの希望を実現したという。
  • 本作EDの映像は5パターンあり、担当する回の監督によって変えられている。
  • 平成仮面ライダー作品の初公表は、12月末発売の『てれびくん』『テレビマガジン』でされるのが恒例だが、本作では『仮面ライダー響鬼 Preview Issue』(小学館刊)が2004年12月17日に発売され、従来より早い初公表がされた。
  • この時間枠の特撮番組では恒例的に発売されていた小学館刊の『超全集』は本作の物は発刊されなかった。同じく超全集が発刊されなかった『燃えろ!!ロボコン』以来のこととなる。
  • 山形テレビは自社製作番組『提言の広場』を放送している関係で遅れネットだったが、番宣スポットCMは、「毎週金曜日 午後四時二十五分」と他地域と同様の縦書きのフォーマット、漢字表記の物が同局専用に放送時間を修正した上で用意されていた。
  • ディスクアニマルの玩具は2005年のグッドデザイン賞を獲得した[14]
  • 2009年8月から2010年1月まで、東映チャンネルの「石ノ森章太郎劇場」枠にて放送が行われた。本作の放送により、同局では第一作から最新シリーズまで全ての仮面ライダーシリーズを放送したことになった。
  • 響鬼のスーツに使用されたマジョーラは、後番組の『カブト』と『電王』でも採用されている。

注釈 編集

  1. これは平成仮面ライダーシリーズの中では最も低い
  2. ヒビキを演じる細川も岐阜県の出身である。
  3. 雑誌「PCfan」2006年8/15・9/1合併号掲載の秋山奈々のインタビュー
  4. テンプレート:Cite web
  5. テンプレート:Cite book
  6. テンプレート:Cite web
  7. 『ネット版 仮面ライダーディケイド オールライダー超スピンオフ』第16話「どれだ! 渡辺淳 チャイルドXの正体は?」より。
  8. テンプレート:Cite web
  9. 9.0 9.1 テンプレート:Cite book
  10. テンプレート:Cite web
  11. テンプレート:Cite web
  12. 「島本和彦のマンガチックにいこう」第227回
  13. [1]
  14. [2]

関連項目 編集

外部リンク 編集

ウィキアネットワーク

おまかせウィキ