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仮面ライダー龍騎
テレビドラマ
原作 石ノ森章太郎
監督 田﨑竜太石田秀範長石多可男
佐藤健光鈴村展弘
制作 テレビ朝日東映ASATSU-DK
放送局 テレビ朝日系列
放送期間 2002年2月3日 - 2003年1月19日
話数 全50話
コピーライト表記 ©2002石森プロ・テレビ朝日・ASATSU-DK・東映
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仮面ライダー龍騎』(かめんライダーりゅうき、欧文表記:MASKED RIDER RYUKI)は、2002年平成14年)2月3日から2003年(平成15年)1月19日までテレビ朝日系列で毎週日曜8時00分から8時30分(JST)に放映された特撮テレビドラマ作品、及び作中で主人公が変身するヒーローの名称である。

「平成仮面ライダーシリーズ」第3作である。キャッチコピーは「戦わなければ生き残れない!」。

テンプレート:ネタバレ

あらすじ 編集

西暦2002年。街では、人々が忽然と失踪する事件が連続発生していた。真相を追うネットニュース配信社の「OREジャーナル」に所属する見習い記者、城戸真司は、ある失踪者の部屋を取材中、ふと目にとまった奇妙なカードデッキを手にする。その時真司は、鏡の中の世界「ミラーワールド」から密かに人を襲う、モンスターと呼ばれる怪物を見る能力を得る。その後突然ミラーワールドに吸い込まれた真司は、そこでライダーの一人である「仮面ライダーナイト」に出会い、モンスターとライダーの戦いについて知る。

やがて真司は、モンスターや仮面ライダーのことを詳細に知る女、神崎優衣が語った情報を元に、モンスターのドラグレッダーと契約、そのパワーを使って戦う「仮面ライダー龍騎」となってモンスターから人々を護ることを誓う。

だが、ナイトに変身する秋山蓮は、真司と共闘するどころか、「真司を潰す」と言い挑みかかってきた。そして次々と目の前に新たなライダー達が現れるが、彼らも他のライダーを敵視し、攻撃する者ばかりだった。ライダー同士の戦いは、既にはじまっていたのだった…。

概要 編集

特徴 編集

平成仮面ライダーシリーズ3作目であり、平成に製作されたTVシリーズとしては作中で「仮面ライダー」の言葉を用いた初の作品でもある。本作は、設定・世界観重視の前2作とは異なり、「13人の仮面ライダーが自らの望みを叶える為に最後の1人になるまで戦い続ける」という人間同士の競争、それに付随する人間関係の描写を重視した作品になっている。

ライダー同士の戦いという破天荒なシチュエーションを採用、更にはカードゲームの要素を取り入れたバトル方法(詳細は後述)を取り入れている。放送開始後は、ライダーが自身の欲望のためにライダー達と殺し合うというストーリーと、悪役であっても正式に「仮面ライダー」を名乗る(それまでの作品で仮面ライダーに外見が酷似した悪役は登場しているが、「仮面ライダー」を名乗った者はいない)という設定が、「子供番組としては不適切である」という意見も新聞投稿等に見られ、テンプレート:要出典範囲

母親が「正直、子供より私がはまっています」と述べるほど女性人気が高く、仮面ライダーシリーズの本来の視聴者層とは無関係のはずの未婚女性にまで人気が波及し[1]、出演役者のトークショーや劇場版の前夜祭なども女性で埋めつくされた[2]

一部の契約モンスターなどをCGで表現した点も特徴で、クオリティはまだ試行錯誤的なものだったが、以後ライダー作品においてもCGで怪人を表現する傾向は続けられた。

本作では過去のシリーズとは異なる、異例の展開が多く行われた。例を挙げると、

  • TVシリーズが放送中であるにもかかわらず、最終話を先行公開してしまう劇場版(最終的には結末の一つとしている)。
  • TVシリーズや劇場版とは設定が大きく異なり、「戦いを続ける」「戦いを止める」という2つの選択肢が提示され、テレゴングを使った電話、インターネット投票によってドラマの結末が変わるTVSP版。
    • なお、TVSP版本放送時の投票結果は「戦いを続ける」になったが、映像ソフトには両方の結末が収録されている。また、2008年3月29日NHK-BS2で放送された『とことん!石ノ森章太郎』の中では、戦いを止める結末で放送された。
      • 結果、4つもの結末が存在することとなっている。
  • 最終回前に死亡する主人公。
    • 本作で「ライダー」となった人物たちは、TVシリーズ・劇場版・TVSPのうち必ず1度は死亡している。
  • 従来の仮面ライダーシリーズの作品では「なりきり玩具」の中心は変身ベルトだったが、本作では変身ベルトよりも「アドベントカード」と「召喚機」に重点が置かれた。

玩具売り上げは、前作を大きく上回る139億円を記録した。2009年の『仮面ライダーディケイド』に抜かれるまで、最も高い実績を残していた[3]

また、視聴率は前作より下がったものの、平均9.4%を記録した。

設定・造形 編集

物語同様、本作以前のライダー作品から逸脱した設定、キャラデザインとなった。従来の特徴である複眼を龍騎、顎(いわゆるクラッシャー)をナイト、触覚をゾルダ、と主要3ライダーのみに分割・採用しており、従来のライダーと大きく異なるデザインとなった(触覚に関しては、後に龍騎サバイブにも意匠として盛り込まれた)。また、各ライダーとも基本的なデザインコンセプトとして騎士がモチーフになっている。

また、登場するライダーの殆どが従来では用いられることのなかった生物(カニコブラトラ等)をモチーフとしている。特に、カメレオンは過去に怪人のモチーフとして用いられることが多かったため、カメレオンをモチーフにしたベルデの登場はファンを大いに驚かせた。

ライダーが乗用するバイク(ライドシューター)はミラーワールドへの移動手段として使われ、一部契約モンスターがバイク形態になるという描写があるのみで、本作以前のライダーにおいて必須だった「スーパーバイクを乗りこなし、時にバイクに搭乗しつつバトルする」というシチュエーションは薄まっている。

従来の「変身ベルト」に相当する変身アイテム「カードデッキ」には、本放送当時流行していたトレーディングカードゲームの要素が盛り込まれている。また「契約モンスター」、「カードバトル」等、児童向けのイメージが強い新要素も採り入れられた。

キャスティング 編集

本作では『仮面ライダーアギト』の時期より話題だった、イケメンブーム路線を受け継ぐキャスティングがされている。また世間的に認知されている中堅俳優たち(津田寛治神保悟志)や、ブレイクする直前の森下千里を起用、テレビスペシャルではベテランの黒田アーサーが仮面ライダーベルデ役で出演した。

本作でライダーを演じる俳優には、過去に特撮番組への出演経験がある萩野崇(『超光戦士シャンゼリオン』)、高野八誠(『ウルトラマンガイア』)、高槻純(『ウルトラマンネオス』)、加藤夏希(『燃えろ!!ロボコン』)、和田圭市(『五星戦隊ダイレンジャー』)も加わっている。

音楽 編集

本作から作品中で使われる楽曲の発売元が、従来のコロムビアからavex modeに交代したこともあり、主題歌『Alive A life』はTVシリーズでは初の女性ボーカル・松本梨香を起用し、キャラクター名をタイトルや歌詞に織り込まない物となった。音楽ディレクターは、『仮面ライダークウガ』『アギト』を担当した本地大輔がコロムビアから移籍する形で引き続き参加。BGM丸山和範渡部チェルが担当。劇場版BGMとTV版主要BGMを収録したサウンドトラックが発売され、それ以外のBGMは番組終了後に発売された5枚組のコンプリートBOXに収録されるという形がとられた。ただし一部の楽曲は、BOXには未収録である。

主な登場人物 編集

劇場版のみ登場する人物は仮面ライダー龍騎 EPISODE FINAL#主な登場人物を参照。

神埼士郎に選ばれた仮面ライダー 編集

城戸 真司(きど しんじ) / 仮面ライダー龍騎
本作の主人公。23歳。モバイルニュース配信会社「OREジャーナル」の記者見習い。行方不明事件の調査を行っている際に訪れた榊原 耕一のアパートで偶然カードデッキを拾ったことから、巻き込まれる形でミラーワールドやライダーの戦いを知り、モンスターから人を守るために仮面ライダーとなる。
いたって普通の感覚を持つ一般的な青年だが、単細胞かつ天然(蓮の名前を「ロン」と勘違いするなど)で若干不器用。しかし強い正義感と行動力の持ち主であり、何にでも首を突っ込まないと気が済まない性格で、彼を知る人物からは、尊敬及び侮蔑両方の意味を込めて「バカ」と呼称される。当初はアパートに住んでいたが家賃滞納で追い出され、一時職場である事務所に住み着き、その後沙奈子に気に入られ「仕事が休みの時は店を手伝う」という条件で、蓮とともに花鶏に居候することになる。変身後、「っしゃあ!」と気合を入れる癖がある。バイクはホンダ・ズーマーを乗用。料理が得意で、中でも餃子は料理の腕において一流である吾郎がレシピを聞きたがるほどだった。
ライダー同士が戦い殺し合う宿命を負うと知り、それを止めようと願ったが、蓮の本心や手塚から明かされた事実から、ライダー達に命をかけても叶えたい「願い」があると知り苦悩する。それでも「人を守る」ために戦う決意を新たにし、志を同じくする手塚や香川らと接触するなどして奔走した。クセのない性格ゆえ、多くの事情を抱えるライダーらとも一人の人間として対等に接し、受け入れようとすることができる稀有な存在だが、その全てを受け入れようとする姿勢は、自らの心に迷いを生じさせる要因にもなっており、蓮にもその点を指摘されている。
終盤、香川の遺した資料から、戦いが無効になれば優衣が消えてしまうことを知り、答えが出せないまま再び苦悩し続けたが、全てを知った大久保のアドバイスを受けて、ライダーバトル最後の日に自分の信じる「戦いを止めたい」という願いをようやく見つけ出す。しかし現実世界にあふれ出たモンスター(レイドラグーン)から、少女をかばって致命傷を負いながらも変身、レイドラグーンを殲滅したのち蓮に看取られ死亡する。最期まで苦悩し続けはしたが、信じるものを貫き通そうとする彼の強さは、蓮や北岡など多くのライダーに影響を与えた。最終回を迎える前に主人公が退場するという展開は仮面ライダーシリーズの中でも異例である。
劇場版では、11歳の頃幼い優衣と出会っており、彼女との約束を破ったことがライダーバトルの遠因となってしまっていたことを知り苦悩する。戦いを止めるために奔走する中で霧島美穂と出会い、戦いを止めたい思いは美穂の心境を変えていき、次第に彼女から好意を寄せられるようになる。自身と瓜二つの存在であり、真司との融合を目論むリュウガの罠にはまり、一時は融合されるも分離に成功、ミラーワールドを崩壊に追い込む程の激闘の末にリュウガを倒す。そして、蓮と共に現実世界に現れたハイドラグーンの群れへ戦いを挑みにいった。
TVSP版では、ミラーワールドに迷い込んだところを榊原に救われており、瀕死状態でカードデッキを託され龍騎の継承者となる。「ライダー同士の戦いを止めようとする」という目的は本編と同じだが、そのために高見沢率いるライダー軍団から狙われることとなる。戦いの末オーディンにカードデッキを破壊されるも、ベルデから自分を庇い致命傷を負った蓮から、ナイトのカードデッキを授かりナイトに変身し2代目ナイトとなり、自身の正義と信念であるコアミラーを破壊し「戦いを止める」、蓮の願いと意思を継ぎ蓮の分まで「戦いを続ける」、の二択の決断に苦悩した末に蓮と自分の見つけ出せなかった「答えを見つける」為に、蓮との友情に報いる為に「戦い続ける」事を選択しライダーの戦いの渦中へと進んでいった。その結末は不明であるが、漫画版では戦いの果てに最終勝者となるも、嘗て自分は何であったかも戦っていた目的も忘れしてしまい彼の眼前には、勝利の代償と言うべきかなのか荒廃した街、そして世界が広がっていた。
秋山 蓮(あきやま れん) / 仮面ライダーナイト
24歳。神崎士郎の実験によって、恋人の小川恵里が意識不明となり、恵里を狙うダークウィングに彼女を襲わさせないためにやむなく契約(このことは劇中では明かされない)、恵里の意識を取り戻すために士郎が選ぶ最初の仮面ライダーとなった。その後はライダーやミラーワールドの情報を得るために優衣と行動を共にしていたが、そんな中で真司と関わることになる。沙奈子の帰国をきっかけに花鶏のウェイターとして雇われ、真司とともに居候することとなった。
頑固かつ好き嫌いが激しい性格で、他者に媚びることがなく喧嘩っ早いことから、友人はおらず孤立しがち。ゆえに普段は目的のために冷徹に振舞っているが、本心は強い正義感と思いやりの持ち主であるため、優衣をはじめとして心から信頼を寄せる者も少なくない。また、モンスターに襲われる人を助けるために戦う事もある。戦いを望まない真司とは最初は反目し、憎まれ口を叩き続けていたが、紆余曲折を経てあれこれと気にかけているうちに強い友情で結ばれていく。バイクはHONDAのシャドウスラッシャー400を乗用。生き方そのものは不器用だが、手先は器用で仕事はそつなくこなすため、花鶏では重宝されている。金銭欲は強い方で、真司や優衣曰く「ケチ」ではあるが、大金を見せられて買収されるような卑小な性格ではない(しかし、佐野満が契約金として持ってきた大金を、食い入るように見ていた)。犬が苦手という一面もある。
第4話にて、真司に名前を「ロン」と勘違いされ、「俺はそんな間抜けな名前じゃない」とぶっきらぼうに返したことがある。
恵里を救うという目的のため迷いがないかのように戦うが、真司に感化されていくうちに非情に徹することができなくなっていき、彼もまた苦悩することとなる。真司に影響を受けていることは北岡とともに認めており、他人のために龍騎やゾルダと共闘したり、非情な浅倉や東條に対しては怒りを露にしたりと、行動にも変化が表れていく。ライダーバトルの真実の意味を知りながらも、士郎の言葉に賭けて迷いながらも戦い続け、最後の日に真司の死を看取り、自らもライダーとして信じるもののために戦うことを決心する。最後に勝ち残ったライダーとしてオーディンと戦った末にエターナルカオスを受け致命傷を負うも、オーディンが消滅したことで「新しい命」を手に入れ、恵理を蘇生させることには成功したものの、自らは眠るように息を引き取る。
劇場版では神崎の真意を知りつつも戦いをやめようとせず、リュウガの死後、真司と決着を着けることを約束したのち、ハイドラグーンの大群に真司と共に挑んだ。
TVSP版では手塚と親友という設定であり、彼と共にライダーとなる。一時はライダー軍団と共に龍騎を追い詰めるも止めを刺すことが出来ず、自身も追われる身となった末、龍騎を庇ってベルデのデスバニッシュを受け、致命傷を負う。だが瀕死の身ながら親友の仇であるベルデを倒した後、真司に自分の代わりに戦うことを願い、ナイトのカードデッキを託して死亡する。
須藤 雅史(すどう まさし) / 仮面ライダーシザース
28歳。小竹署の刑事だが、裏では刑事という地位を隠れ蓑として悪事を働いていた。裏の仕事仲間の加賀友之と報酬でもめてしまい、カッとなって殺害、遺体を壁に埋めていたところに士郎と出会い、カードデッキを受け取って仮面ライダーとなる。そしてライダーの戦いで頂点を極めることを目的とし、殺人の隠蔽と契約モンスター・ボルキャンサーのパワーアップを目的に、ボルキャンサーに一般人を襲わせて喰わせていた。ナイトとの交戦の末、あと一歩のところまで追い詰めるが、最後はナイトにデッキを攻撃された後、飛翔斬を相殺したことによりカードデッキが破損して契約が取り消しとなり、ボルキャンサーに餌と認識されて跡形もなく喰われた。
TVSP版では警視庁の刑事であり、最初は「浅倉威を逮捕する」という目的でライダーになるが、浅倉の逮捕後には次第にライダーの力に心を飲み込まれてしまう(浅倉逮捕に関しては、番宣でわずかに語られているのみで、番組本編での描写は一切ない)。当初は真司に協力するふりをして近づいたが、裏では高見沢率いる他のライダーたちと真司を倒すために結託しており真司を追いつめるが、そこに乱入した浅倉によって倒されてしまう。
本作のライダーの初の死者であり、たった2話の登場・悪人像・死に様などから、視聴者へこの作品における「仮面ライダー」という存在は、単なる「正義の味方」だけではないということを示した。またシザースのカードデッキは、他のライダーと比べてスペックが劣るものの、スペックが上のナイトを追い詰めるなど、実際は仮面ライダーとしての実力は高いといえる。
北岡 秀一(きたおか しゅういち) / 仮面ライダーゾルダ
30歳。どんな不利な裁判でも逆転無罪にし「クロをシロにしてしまう」ほどの実力を持つ、自称"スーパー弁護士"。多くの大手企業に法外な報酬を請求する悪徳弁護士でもある(令子に言わせれば「彼に裁判の弁護を依頼するのは、罪を認めたようなもの」とのこと)。しかしその体は不治の病に侵されており、永遠の命を手に入れるために仮面ライダーとなった。
一見すると気さくで社交的だが、母親に甘やかされて育った影響から、かなりのナルシストかつ利己主義な性格。私生活では、ジャガーポルシェなどの高級車を乗り回し、好きな食べ物は「贅沢なものなら何でも」。元秘書のめぐみ曰く「好きな言葉は『濡れ手に粟』」。好きな角度は右斜め45度。エリート意識が強くダブルのスーツを着こなすスタイリッシュな振る舞いを好むが、人の欲望を愛しそれを極限まで追求するという主義の持ち主で、社会正義やプライドなどよりも報酬を重視している。ゆえに悪い噂も少なくなく、表舞台ではイメージアップを図りたがっている。その性格ゆえに少年時代から友人は皆無で、そのせいであだ名もなかった。彼をよく知る人物からは手酷い評価を受けている。しかし、重病人の高額な手術費用を秘かに立て替えたり、不治の病に侵された(全くの誤解だったが)めぐみとの間にデートを取り付けたりと、自分と同じ境遇の者には情を見せ、根からの悪人ではなく、また秘書兼パートナーである吾郎との間には絶対的な信頼関係を築いている。取材を通じて知り合った令子を度々デートに誘うものの、「同情で落としたくはないから」と自分の病気のことは知らせようとしなかった。
偶然知り合った真司と意気投合し、その縁で島田誘拐事件で誤認逮捕された真司の弁護を担当、その際に真司がライダーであることを知る。彼もまた真司と関わる内に、その行動に感化されていくようになり、終盤に真司が優衣を救うために自分を戦いに誘った際には、「見てられない」とまで発言してそれを拒んだほどである。ライダーになる前の浅倉の弁護を担当していたが、さすがに無罪にはできず、それにより浅倉から逆恨みされている。浅倉がライダーとなり脱獄した後は、過去の因縁から彼に付け狙われるようになり、決着をつけるために幾度となく行動を起こしたが、次第に彼を野放しにしてしまった原因が自分にもあると感じるようになった。
次第にライダー同士の戦いを空しく感じるようになっていき、病の進行で倒れたことをきっかけに士郎からバトルからの脱落を告げられ、自らの運命を受け入れて戦いから身を引くことを決心する。その後切望していた令子とのデートを取り付けるが、もう一つの最後の望みとして浅倉との決着だけは果たそうとする。しかしそれを果たすことなく病死。その最後の願いを叶えるためにカードデッキは吾郎に受け継がれた。
TVSP版では、高見沢率いるライダー軍団に属し真司や蓮を追い詰める。
劇場版では、浅倉が霧島美穂の姉を手にかけているため、彼を死刑にしなかった事で美穂からも恨まれていた。そのことに罪の意識を感じていたのか、ライダーバトルでは折に触れて彼女を助けようとしたが、彼女から拒絶されてしまったことで闘いを空しく感じ、病気の進行もあって残りの人生を楽しく生きることを望むようになり自ら脱落した。
手塚 海之(てづか みゆき) / 仮面ライダーライア
24歳。コインによって人の運命を占う占い師。「俺の占いは当たる」という口癖が示す通り占いの的中率はほぼ100%で、その能力のみならず観察力・洞察力・情報収集力にも優れた優秀な占い師。しかし彼自身は「運命は変わらないものではなく、むしろ変えるもの」という信条の持ち主であり、望まれない運命でも相手にはハッキリ指摘し運命の変化を促す。ライアのカードデッキは神崎士郎に勧誘されながらも人と戦う事を拒み、契約を拒絶したためにガルドサンダーに食い殺された親友の斉藤 雄一から受け継いだもので、斉藤を救えなかった悔恨から、彼の信じた正義を無駄にせず、変えられなかった運命を変えようと決意し、仮面ライダー同士の戦いを止めるためにライダーとなった。
一見するとクールだが、自分を犠牲にしても他人のために献身的に動く気質の持ち主で、危険を顧みずライダーの戦いの場に飛び込み、破滅への道を進む蓮に対しても、幾度となく忠告を行っていた。バイクはHONDAのCB400SFを乗用する。
偶然出会った蓮の運命を見通し、その運命を変えようと忠告して回るうちに真司や優衣と出会い、志をともにする彼らの共感を得ることとなる。その後は一時期花鶏に居候し、真司の貴重な協力者として共に戦うとともに、その経緯からライダーの事情を知らない真司に、彼らの抱える事情や願いについての情報を与え、戦いを止めるべく奔走する。自らの「願い」として戦いを止めることを選択しているため、真司とは異なり迷わず行動を起こす。また優衣を占ったことから彼女の出自に疑問を抱き、彼女の生家を突き止めて優衣を導くとともに、独自の調査によって真実の一端に気付いていた。
戦いを促すために士郎よりサバイブ・疾風のカードを渡されるが、それを拒否して蓮にカードを託した。
自身の占いで、ガイの次に消えるライダーが龍騎であると出たため(真司には自分が消えると伝えている)、その運命を変えるべく、王蛇の放ったベノクラッシュから龍騎を庇って致命傷を負い、真司と優衣に看取られる中死亡した。
TVSP版では蓮の友人であり、かつては彼と同じく小川恵里を愛していたという設定である。しかしそのために他人を犠牲にすることに違和感を持っていた中、ベルデに襲撃されて死亡する。
TVシリーズ放送終了後の2003年には、手塚が執筆したという設定で『仮面ライダー占い[4]』(主婦と生活社)が出版されている。
芝浦 淳(しばうら じゅん) / 仮面ライダーガイ
21歳。明林大学経済学部2年生。特に願いは決めておらず、ゲーム感覚で仮面ライダー同士の戦いに加わる。当初は気弱な青年を演じてゲームサークルの「マトリックス」に所属しており、人間心理を解析及び応用し、ハマった人間は本当に殺し合いを始めてしまうゲームを製作した。人の心を支配する事に喜びを感じ、サークル仲間に勧めて戦いあうよう扇動していた。残忍で狡猾、さらにわがままかつ自信家で、人生そのものをゲーム感覚で愉しみ野望を進めようとする凶悪な性格である。父親は大会社の社長で、北岡の上得意でもあるため警察相手にも動じない図太さがある。
真司からドラグレッダーのカードを奪い、カードを燃やすと脅したり、「OREジャーナル」を乗っ取って日本中を操る戦闘ゲームを作る拠点にしようとしたりと企むも失敗。その後は戦いを拒むライダーが多いことに業を煮やし、戦いを盛り上げようと優衣を誘拐することで6人のライダーによる大乱戦を演出するが、王蛇に裏をかかれて盾に利用され、ゾルダのエンドオブワールドの全弾直撃を受けさせられる。これに逆上して瀕死の状態であるにもかかわらず王蛇に襲い掛かるが全く歯が立たず、逆にベノクラッシュによる容赦の欠片も無い攻撃を続けざまに受け、爆死した。本編では唯一、爆死によって退場したライダー。
TVSPでは、高見沢と共に真司達を襲っていく。しかしその高見沢が死亡した直後、ディスパイダーの吐いた糸に捕まり喰い殺されるという、あまりにもあっけない最期を遂げた。
浅倉 威(あさくら たけし) / 仮面ライダー王蛇
25歳。感情の赴くままに多くの人間を理由なく殺害し、関東拘置所に拘留されていた凶悪殺人犯。ライダーバトルのペースが遅いことに業を煮やした士郎により戦いを活性化させるべく選定され、獄中で士郎からカードデッキを授かり契約、仮面ライダーとなり脱獄した。上下ヘビ柄の服を身にまとい、変身直後に首を捻って骨を鳴らす癖がある。
自分の中に理由なく溢れてくる闘争心と憎悪に溺れ、常に暴力の中で生きてきたことから、身の回りに暴力がなくては生きられない性質を持つ。ゆえに「イライラした」という理由だけで常に標的を探して襲撃、相手を逃がせば執念深くつけ狙う危険人物で、蓮や北岡など多くの人物から「人間じゃない」とまで称されている。その生い立ちから銃を持つ警官複数を生身で倒すなど、戦闘能力も極めて高い。少年期から実家に放火し家族を殺害する、前述の理由による無差別暴行などの悪事に手を染めており、あまりの罪状の重さから、様々な汚い手を使った北岡でさえ浅倉を無罪にできず、懲役10年にするのがやっとだったほど。そのため北岡に「役立たず」と逆恨みの念を抱き、脱獄後に付け狙う。脱獄囚なので、特定の家は持たず野宿をしている。家族を殺害して以降は、「泥を食ったことがある」と語るなど浮浪者のような生活をしてきたらしく、その名残からかトカゲを焼いたり、生卵数個をコップに割って一気飲みしたり、ムール貝を殻ごと食べたり(噛み砕いたが飲み込み切れなかった貝殻の破片は流石に吐き出す)と、人間の域を超えた悪食ぶりを見せる。
常に闘争心とイライラに支配されながらも、目的のために他人を幾度となく騙して利用するなど、頭も非常に回り戦闘時にもその傾向がみられる。また途中で辞めているとは言え、高校や仕事をしていたプロフィールも明らかにされている他、自動車を運転する際はちゃんとシートベルトをし、焼きそばを食べる際はお湯を捨てるなど意外と律儀なところもある。また、士郎に対しては彼なりに恩義を感じているのか食事を勧めることもあった。
望みを叶えることに興味はなく、戦いそのものに悦びを見出し戦う。そのため士郎から願いを求められた際は、戦いを続かせることを願おうと考えた。真司や蓮をはじめとする多くのライダー達にも敵意を持っており、劇中ではガイ・ライア・インペラーと本編登場ライダーの1/3に当たる3人のライダーを葬り、士郎の思惑通りライダーバトルの構図を大きく変化させた。生き残っていた弟の暁もベノスネーカーに捕食させ殺害した。しかし、「モンスターをおびき寄せるための囮」と呟きながらも、一度モンスターに付け狙われていた少女を、殺害せず助けたこともある。
物語の最後まで北岡を倒す事に執着し続け、北岡が病死した事を知らないまま、最後の一日の朝、遂にゾルダを倒す。しかしその正体が吾郎だった事を知り、イライラが頂点に達し、「射殺止む無し」との命令を受けて待ち構えていた警察機動隊に鉄パイプ一本で突撃、一斉射撃を受け死亡した。
劇場版では霧島美穂=ファムの姉をも手に掛けており、彼女の望みの一つが姉の仇を討つ事であったため、美穂に狙われ交戦することとなる。闘いの末ファムを追い詰めたが、乱入してきたリュウガにジェノサイダーを倒され、一時ブランク体になる。その後ファムにカードデッキを破壊されて変身が解け、ミラーワールド内で消滅した。
TVSP版では須藤と北岡によって留置所送りにされ、厳重に拘束された姿で登場するが、真司が面会に訪れた際に彼のヘルメットからベノスネーカーを召喚して拘束から逃れ、北岡から王蛇のカードデッキも奪還し、真司がたまたま持っていたペットボトルの水を床にぶちまけ変身して脱獄の後、須藤を倒した。その後は、高見沢と共に戦いの邪魔をする真司と戦いに迷いを見せている蓮を殺すために、憎き北岡とも手を組み戦闘する。
東條 悟(とうじょう さとる) / 仮面ライダータイガ
25歳。清明院大学の香川の研究室に属する大学院生。ミラーワールドを閉じ、英雄になるためにライダーになっており、仲村や香川と共に行動する。しかしその言葉の解釈において、恩師の香川との間には徐々に齟齬が生まれており、歪んだ理想と憎悪に取り付かれていくようになる。劇中において東條の過去が明かされることは無かったが、「みんなが僕を好きになってくれるかもしれない」という理由で、英雄になる事に固執している。人の死を悼む情緒を抱きながら、自分が英雄になるためならどんな事でもする短絡さと、邪魔な人物はすべて排除しようという自己中心的思考を併せ持ち、士郎からもそういった性格を見込まれ選定されていた。戦いの中で次第に、ライダー同士の戦いに勝ち残ることで自らが英雄になろうと考えるようになる。
その結果香川の言葉を、“大切な人”を倒せば強くなれると曲解し、仲村と香川を相次いで殺害し、さらには戦いに敗れた自分を介抱した佐野も手にかけようとする。その後は自暴自棄に近い形でライダー同士の戦いに身を置くが、立て続けに浅倉に敗れ、北岡に「英雄は英雄になろうと思ったら失格」と図星を突かれることなどが重なり、徐々に情緒不安定に陥っていく。そんな中、ライダーたちを罠にかけた後、次に為すべきことがわからないまま街を彷徨ううちに、前を行く親子に突っ込んできた暴走トラックから咄嗟に親子を守り、身代わりとなってトラックに跳ねられて死亡する。翌日の新聞の片隅に小さく「親子を救った英雄」と記されていた、作中でライダーバトルの外で死んだのは彼だけである。作中で自分の願い通りの結果(自身が真に望んだものとは程遠い形とはいえ)を得たのは彼と蓮と真司だけである。愛読書はカフカの『変身』。
TVSP版では変身後の姿のみ登場。
佐野 満(さの みつる) / 仮面ライダーインペラー
21歳。フリーターで、登場時は地下駐車場の警備員をしていたが、実は大企業の御曹司であり、父親には何らかの理由で勘当されていた。自らの貧しい境遇を不当なものとして不満に思っているため、富を得て楽な生活をするためにライダーとなる。
その力を金儲けに使う事しか考えておらず、真司や香川に対して自分を売り込み、報酬を要求した。当初は真司の側に就くが、香川の方が報酬が良いとわかるとすぐに裏切り、龍騎を攻撃する。にもかかわらず、香川の死後は平気で真司の側に戻ろうとして彼を激怒させた。北岡や浅倉にも取り入ろうとするが失敗する。結果的に重傷を負った東條を自宅で介抱するようになる。
直後に父親の死亡により傀儡社長として迎え入れられ、莫大な財産を手にし、婚約者の百合絵との縁談も持ち上がり、ライダーバトルの決着を待たずして自らの願いが全て叶ってしまう。幸福の絶頂を迎え、ライダーバトルを継続する意味を失った彼は、戦いから離脱しようとしたが、士郎と契約モンスターがそれを許さず、望まぬまま戦いの泥沼に飲み込まれることとなる。手にした幸福を手放すまいと焦り、他のライダーたちを買収して味方につけようとするものの、過去の裏切りと利己的な振る舞いから全く相手にされず、孤立を深めていく。その後、東條を味方にしようと面倒を見るが、それが原因でタイガの逆襲を受け負傷し、逃走中に現れた王蛇のベノクラッシュでデッキを破壊されて現実世界に戻れなくなり、泣き喚きながらミラーワールドの中で消滅していった。
非常に身勝手な青年だが、その行動原理はしごく人間的なものであり、断末魔でも「俺は幸せになりたかっただけなのに…」と述懐していた。
TVSP版では変身後の姿のみ登場。
高見沢 逸郎(たかみざわ いつろう) / 仮面ライダーベルデ
38歳。TVSP版にのみ登場。巨大企業の高見沢グループの総帥を務める実業家。全てを手に入れたかに見えるが、その欲望は尽きることはなく、超人的な力を得るために仮面ライダーとなった。
イニシアチブを取るのが上手く、契約モンスターの特性を活かした戦術と生来のカリスマ性から、淳や北岡など他のライダーからは一目置かれる存在である。普段は紳士的であるが、その本性は過激かつ粗暴で、他のライダーたちを利用して龍騎とライアの抹殺を計るなど、目的のためには手段を選ばない卑劣漢。また、真司に対して「人間はみんな仮面ライダーなんだよ!」と豪語している。
終盤でナイトに致命傷を与えるが、直後にナイトの思わぬ反撃に驚いて背を向けて逃げようとした所を飛翔斬を受け死亡する。皮肉にも自身の願いである超人的な力による最後であった。
神崎士郎の代理人 / 仮面ライダーオーディン
神崎士郎の代理ともいえる仮面ライダーオーディンに変身する人物で、劇中ではその正体は明かされない。当初は士郎自身が変身しているかと思われたが、士郎の傀儡的存在であり、変身者自身の意思が描写されるシーンはない。「最後に勝ち残ったライダーと戦い勝利する」ことを目的とする。
作中ではナイトに2度、龍騎に1度倒されたが、カードデッキだけは破壊されずに残っていたため、その後も何度も出現した。3度目の蓮との戦いでファイナルベントを発動させ致命傷を負わせるものの、士郎の様子がおかしくなったのと同時に自らも異常をきたし、最後に勝ち残ったライダーが蓮である事を告げ完全に消滅。
「超全集 最終巻」では士郎が無作為に選んだ人物が変身していると記述されており、実際劇中でも士郎が浮浪者らしき男の前に立ち、カードデッキを渡すかの様な描写がなされている。が、実際に渡す描写は無かったため、その真偽は不明である。台本にも士郎が男の前に立っているとしか書かれていない。
TVSP版ではミラーワールドを守るため他のライダー達と共闘、龍騎のカードデッキを破壊する。

擬似ライダー 編集

仲村 創(なかむら はじめ) / オルタナティブ
25歳。清明院大学の江島均教授の江島研究室に所属していた大学院生。神崎士郎の実験には唯一参加していなかったため難を逃れたが、それにより研究室の仲間を全員失う。感情的で短気な性格。
後に香川や東條と出会って真相を知り、士郎への復讐のためにオルタナティブとなり香川に協力、優衣の命を狙う。ミラーワールドの脅威から人を守るというよりも神崎兄妹への復讐心の方が強かったことから、東條に自分の信じる“英雄”の姿に相応しくないと判断され、タイガのクリスタルブレイクによる奇襲を受けて死亡する。
香川英行(かがわ ひでゆき) / オルタナティブ・ゼロ
37歳。後半の主要人物。清明院大学の教授。一度目にした物は絶対忘れることのない「瞬間記憶能力」の持ち主であり、若くして教授の地位に就いた天才。士郎の在学時代に彼の研究資料を偶然読んだことで、ミラーワールドについて知ることとなり、後にその記憶を基に研究を重ねた末、ミラーワールドと士郎の目的の全容を自ら解明した。士郎の研究とミラーワールドによる脅威を止めるため、仲村と東條を率いて優衣の抹殺を画策、士郎の資料とタイガのカードデッキを基に、疑似ライダーのオルタナティブを開発、自らもプロトタイプのオルタナティブ・ゼロに変身して戦う。知的で滅多に感情を表さないが、東條が理想の英雄像を重ねるほどの強い正義感の持ち主である。妻の典子、息子の裕太との3人家族で、妻子に対しては深い愛情を抱く。
「多くを救うために一つを犠牲にする勇気」という信条を持ち、それを「英雄の覚悟」と説いて東條の信頼を獲得、愛する家族をも顧みず優衣抹殺を進める。しかし次第に暴走していく東條の偏った英雄観に警戒心を抱き、自身の家族と触れ合わせることで人間性を取り戻させようと説得を試みたが、逆にそれが東條の憎悪を招く結果となり、予期せぬタイガの心変わりによって襲撃され、あと一歩のところまで優衣を追い詰めるも、奮闘空しくクリスタルブレイクを受け死亡した。香川の遺した研究資料は、東條から真司の元に渡ることとなり、真司にミラーワールドや優衣の真実を知らしめることとなった。

その他 編集

神崎 優衣(かんざき ゆい)
本作のヒロインで19歳。1983年1月19日生まれ。ライダー同士の戦いを止めるために、失踪した兄の士郎を探している少女。花鶏のウェイトレスを務めることもある。劇中当初から蓮と行動を共にしているが、蓮に完全に同調している訳ではなく、彼の戦いも止めようとしていた。
士郎は彼女に関わるある事情からライダー同士の戦いを仕組んでおり、彼女自身は戦いを望まないにもかかわらず元凶となっている。終盤、ミラーモンスターの発生の真相に絡んで彼女の正体が明らかとなる。
神崎 士郎(かんざき しろう)
25歳。1977年9月29日生まれ。清明院大学の江島均教授の江島研究室に所属していた大学院生。優衣の兄。優衣と別れ、養子として引き取られた際の旧姓は高見(たかみ)。アメリカでは死亡したことになっている。人を仮面ライダーに変身させる技術を開発し、ライダー同士の戦いを仕組んだ張本人である。オーディンのライダーデッキを所有しているが、ミラーワールドの存在となったことで実体がなく、自分では変身出来ない(詳細は不明)。この事から幽霊のような存在と言うことも出来るが、現実世界に現れることは可能であり足もきちんとある。ライダーバトルが遅々として進まないことに業を煮やしており、戦いを活性化させるべく浅倉をライダーとして選定したり、戦いを拒む手塚や真司にサバイブのカードを与えたりと、舞台裏で暗躍する。優衣の事に関しては見境がなくなる。主にガルドサンダーなどの鳳凰型のモンスターを従えており、邪魔者や優衣に危害を加える者の抹殺などを行わせていた。
大久保 大介(おおくぼ だいすけ)
36歳。「OREジャーナル」の社長兼編集長。真司の大学時代の先輩でもある。大手新聞社を辞めて会社を設立した。お調子者だが熱いジャーナリズムとタフな精神の持ち主。トラブルを多く引き起こす真司には手を焼いているが、彼の非凡な行動力と誠実さを誰よりも理解、信頼している、真司にとっては兄のような存在。
ライダーバトルに気を取られ、仕事を疎かにする真司の行動に疑問を抱くが、真司への信頼から減給処分のみで追及は行わないことに決める。終盤で令子とともにミラーワールドや仮面ライダー、そして真司がライダーとして戦ってきたことを知り、その苦悩を受け止めた上で大久保が送ったアドバイスにより、真司は自分の願いを見つけ出した。
桃井 令子(ももい れいこ)
24歳、「OREジャーナル」の記者で、真司の先輩。疑惑解明のためならば、些細なことでも徹底的に追求する有能さと、危険な仕事でも逃げないジャーナリズムを併せ持ち、真司は彼女を目標としている。連続行方不明事件および浅倉関連記事の担当者でもある。強い責任感を持つ気丈な性格であり、取材で知り合った北岡にそこを気に入られ、積極的なアプローチを受けていた。
人間業では不可能な脱走を繰り返す浅倉を調査するうち、同じく周囲に人間の消滅が付きまとう神崎士郎の存在を突き止め、連続行方不明事件に士郎と「鏡」が関係しているという仮説にたどり着く。そして士郎の日米での母校と、浅倉護送の際に鏡の排除を徹底した北岡の身辺を中心に、独自の取材を行った結果、士郎がアメリカに遺した研究資料を獲得、ミラーワールドやモンスターについての真相を突き止めることに成功した。
島田 奈々子(しまだ ななこ)
23歳、「OREジャーナル」のシステム担当。イグアナのマリリンを社内の給湯室でペットとして飼っている。コンピューターに関する知識は一流で、顧客データを盗んだ芝浦の言葉をきっかけに、彼が作り出したプログラムの破壊ウィルスを短時間で作ったこともある。途中から「OREジャーナル」のメンバーとなっためぐみとは、コンピュータの扱い等から折り合いが悪いらしく、彼女が入社してからは毎日喧嘩している。
とある偶然から、北岡が不治の病に侵されていることを耳にして知っており、物語終盤において令子が北岡からデートに誘われた時には、真相は隠しつつ受けた方が良いと強硬に主張。
マリリンの野外撮影をしていた際、その写真の背景にあった窓ガラスに偶然ギガゼールが映ったことで、鏡の中の人智を超えた存在を「OREジャーナル」メンバー全員に知らしめることとなり、偶然ながらも真実の解明に大きく貢献した。
浅野 めぐみ(あさの めぐみ)
25歳。北岡秀一の元秘書だが、その経緯は「本来はジャーナリスト志望だが、専門学校で間違って秘書課を受験したため、とりあえず」というものだった。拳法の達人ゆえボディーガードに最適と判断した北岡に雇われたが、あまりにも勘違いがひどい上不器用だったため解雇されていた。その後は移動ラーメン屋の「みちのく」を経営していたが、北岡を婚約不履行(北岡を振り向かせるための出まかせ)で訴えたことで真司や蓮まで巻き込み、モンスターにも狙われたが、その不器用さが幸いして、北岡がモンスターの方に同情するほどの事態が偶発し、難を逃れた。その後大久保に気に入られて、「OREジャーナル」に入社した。更にその後、真司が戦いを終えて鏡の中から戻って来るのを偶然目撃、その秘密を探るべく真司をつけ回すが、結局「鏡を使った手品だろう」と勘違いして解釈、真司の正体は暴かれずに済んだ。
低血圧であり、緊張したり激しく動いたりすると(得意の拳法を使用した場合も例外なく)貧血を起こして倒れる体質で、それを不治の病と勘違いしていた。パソコンに変なニックネームをつける癖がある。浅倉が真司を呼びに「OREジャーナル」に訪れた時は、拳法の達人ぶりを見せる描写は無く、大久保や島田同様うろたえて騒ぐばかりだった。
神崎 沙奈子(かんざき さなこ)
45歳。優衣と士郎の叔母で喫茶店「花鶏(あとり)」のオーナー。海外旅行が趣味で、花鶏である程度売り上げが貯まるとそれを資金としてあらゆる国へ放浪する。最近もヒマラヤから帰ってきたばかりで、次はアマゾンに行きたいと思い、同好会によく参加している。心は広いがかなりの変人で、「あたしの勘に間違いはないわ」が口癖だが、ほとんど当たらない(しかし蓮を畳の上で死ねないと評するなど、意外なところで的中している)。真司と蓮を気に入り(当初は無愛想な蓮を嫌っていたが、料理が得意な一面を知って見直す)、暇な時に店で働くという条件で下宿させている。
士郎がアメリカで死亡したことは知っていたが、士郎が高見家に引き取られる際に口にした「優衣が20回目の誕生日に消える」という言葉を勘で信じていたために、優衣にはそれを伏せていた。
小川 恵里(おがわ えり)
24歳。蓮の恋人で、清明院大学の江島均教授の江島研究室に所属していた大学院生。神崎士郎の実験に参加し、意識不明になる。この実験のせいでダークウィングに命を狙われるようになったらしいが、詳細は不明。途中、一時的に意識を取り戻す。最後の日、蓮から与えられた「新しい命」で眼を覚ます。
由良 吾郎(ゆら ごろう)
25歳。北岡の秘書兼ボディーガードで、北岡にとってただ一人の友人と呼べる存在。北岡からは「ゴローちゃん」と呼ばれる。
漁師の父親の家庭に7人兄弟の5番目として生まれ、家業を継ぐのを嫌がり、父親と喧嘩をして家出し上京した。ある時、傷害事件に巻き込まれて北岡に弁護を担当してもらうが、その後北岡の不治の病が発覚する。自分の弁護をしていなければ、北岡の病が不治の段階まで進行する前にどうにか出来ただろうと後悔しており、その事に負い目を感じたのをきっかけに、心底北岡に尽くしている。
どことなく不気味な雰囲気を漂わせ、数人の手練を相手にしても負けない戦闘能力を持つ(真司が彼もライダーなのではと思ったほど)が、その素顔は誰に対しても優しい誠実な性格である。一流シェフ顔負けの腕前である料理をはじめとして、何をやらせてもそつなくこなす(唯一口笛だけは苦手だったが、中盤から吹けるようになった)。北岡には全面的に信頼されており、仮面ライダーとして戦っていることも知らされている。吾郎本人の私生活は質素である。真司に餃子の作り方を教えてくれといったことがある。
北岡の最期を看取り、彼が最期に望んだ浅倉との決着を果たすべく、自らカードデッキを受け継ぎゾルダとして浅倉に挑むが、ドゥームズデイを受けマグナギガを失って敗北する。最期は北岡を思いながらミラーワールドにて消滅した。
榊原 耕一(さかきばら こういち)/仮面ライダー龍騎(初代)
28歳。TVシリーズではドラグレッダーに喰われて世間的に行方不明になっており、名前のみ登場する。TVSPでは龍騎として戦っており、モンスターの脅威から人々を守る為に「戦いを終わらせる」方法を探しだしミラーワールドを閉じようとしていた。激戦の余りに心身ともに限界に近づき孤立無援状態で戦い続けた末に目的のコアミラーまでたどり着いたが致命傷を負ってしまい、モンスターによりミラーワールドに閉じ込められた真司を生還させる為にデッキを託し消滅して死亡する。

仮面ライダー 編集

仮面ライダー (仮面ライダー龍騎)」を参照

その他の設定 編集

ミラーワールド 編集

鏡の中に存在し、左右反転されている以外は現実世界とそっくりだが、モンスターやミラーワールドの住人以外の生物は存在しない世界。その成り立ちには、神崎兄妹が深く関わっている。

ミラーワールドには生身の人間は長時間存在することが出来ず、一定時間を過ぎると粒子化して消えてしまう。逆にミラーワールドに生息する者が現実世界に長時間存在することもできない。ライダーの活動限界時間は9分55秒(ただしリュウガは無制限)となる。

基本的に鏡から出入りするが、ガラス、水たまりなど鏡面化しているものでも出入りが可能である。ただし入った時と同じ鏡面からしか出ることができない。ライドシューターに搭乗・移動したり等、ミラーワールドの境界については不明瞭な部分もある。「ルールよりも作劇を重視した」かの様な演出も多々見られた。

ミラーモンスターとその契約 編集

ミラーモンスターとは、ミラーワールドに生息するモンスターであり、人間の生命、或いは他のモンスターが死亡時に発生する生命エネルギーを摂取して生きている。なお、後者はライダーに倒された場合のみであり、モンスターが単独で他のモンスターを倒した描写は無い。名前とは裏腹に「鏡」といった意匠は見られず、全身が派手な色彩が多い。これはデザイナー曰く「本作品は戦っているライダーがメインで目立つので、出番が少なくても印象に残りやすくしたかった」とのこと。上記のように現実世界では時間制限があるため、基本的に人間を捕食する瞬間しか出現しない。ドラグレッダー、ベノスネーカーのようにモチーフとなった生物そのものの外見を持つ者もいれば、ギガゼールのように人型のモンスターもいる。共通する特徴として部位が金属質な物や機械、所謂ロボットサイボーグの様な身体を持っており、中にはマグナギガの様に近代的な武装(砲やミサイル)を内蔵している者がいるなど、平成シリーズの怪人達でも特に人間や他の生物とはかけ離れた存在である。

仮面ライダーは、野性のミラーモンスターとCONTRACTのカードを通じて契約(ただし、カードを使いさえすればモンスターの意思にかかわらず強制的に「契約成立」するため、厳密には「支配」に近い)することで力を発揮することができる。モンスターとの契約は、食料(主にモンスターのエネルギー)を提供することを条件に共に戦ってもらうことであり、両者の間に友情や主従の忠誠はない。ただ、メタルゲラスとエビルダイバーは契約者を倒した王蛇に復讐をしかけている。基本的に1人のライダーにつき1体のモンスターとの契約を結ぶが、CONTRACTのカードを複数持つ王蛇に限っては複数のモンスターと契約している。またインペラーは、契約しているギガゼールの他にも、レイヨウ型モンスターを操る。

契約のカードやカードデッキが破損した場合、あるいは長期食料を提供できない場合は契約が破棄されたものと見なされ、モンスターによって食い殺されてしまう可能性があるため、ライダーは常に危険と隣り合わせと言える。ライダーより先にモンスターが消滅した場合、ライダーはブランク体になる。

上記の通りモンスターはミラーワールドでしか生きられないが、本編終盤及び劇場版におけるミラーワールドの崩壊に伴い、変態を遂げる性質を持つ事から高い環境適応能力を持つ複数タイプのヤゴ型モンスター・シアゴーストが大繁殖を開始、タイムリミットに伴いトンボ型モンスター・レイドラグーン、ハイドラグーンへと変態を遂げる事で現実世界に適応できるようになり、結果現実世界へのモンスターの大移動が開始される。

アドベントカード 編集

カードデッキには一揃いのアドベントカードが入っている。契約モンスターをコントロールする技を使うためには、カードデッキからアドベントカードを1枚引き抜き、専用のバイザーにセット(ベントイン)して発動させる必要がある。各々のライダーが持つアドベントカードの種類はあらかじめ決まっており、カードは他のライダーがベントインした場合でも、本来の所有者のライダーに効果が現れる。一回の戦闘中に一度使ったカードはもう使えない。ちなみにカードで召喚された武器は、そのライダーと契約しているモンスターの体の一部を模しているが、本体とは別のものである(例えば、龍騎がドラグクローを装備中にドラグレッダーの首が無くなるわけではない)。ただし、玩具ではモンスターのその部位が武器となっている。

効果の強さは「AP」(防具は「GP」)という単位で設定されており、1APが0.05t(トン)に相当するものとして計算される。

詳細は仮面ライダー (仮面ライダー龍騎)を参照

テンプレート:ネタバレ終了

キャスト 編集

レギュラー・準レギュラー 編集

声の出演 編集

主なゲスト出演者 編集

カッコ内は登場話数

スーツアクター 編集

テンプレート:出典の明記

  • 仮面ライダー龍騎[5][6]、仮面ライダー龍騎(TVSP、榊原変身体)[7] - 高岩成二
  • 仮面ライダーナイト[6][7]、ゼブラスカルアイアン、ゼブラスカルブロンズ - 伊藤慎
  • 仮面ライダーゾルダ[8][6]、オルタナティブ[8]、オルタナティブ・ゼロ[8]、ディスパイダー・リボーン、ボルキャンサー、ギガゼール - 押川善文
  • 仮面ライダー王蛇[9][6]、仮面ライダーオーディン[9][6][7]、仮面ライダーリュウガ(TVSP)[7]、仮面ライダーナイト(TVSP)[9] - 岡元次郎
  • 仮面ライダーシザース[7]、メガゼール - 岡田良治
  • 仮面ライダーガイ[7]、テラバイター、デッドリマー、ガルドサンダー、アビスラッシャー - 水谷健
  • 仮面ライダーライア[10][7]、マグナギガ、メタルゲラス[10]、仮面ライダー王蛇(代役)[10]、仮面ライダー龍騎(代役)、仮面ライダーナイト(代役)、仮面ライダーオーディン(代役)、仮面ライダーシザース(代役)、(代役)仮面ライダーインペラー(代役)、アビスハンマー - 矢部敬三
  • 仮面ライダーベルデ(TVSP)[6][7]、ワイルドボーダー、ゲルニュート、ガルドストーム、バズスティンガー・ワスプ、ミスパイダー - 藤榮史哉
  • 仮面ライダータイガ[11][7]、仮面ライダー龍騎(9・10話代役)[12]、ミラーモンスター(シールドボーダー、バズスティンガー・ビー、バズスティンガー・ブルーム他)[12] - 永瀬尚希
  • 仮面ライダーインペラー - 白井雅士
  • 仮面ライダーファム(TVSP)[7] - 橋本恵子
  • 仮面ライダーリュウガ(TVSP) - 今井靖彦
  • 仮面ライダーインペラー(TVSP) - 竹内康博
  • バズスティンガー・ホーネット他 - 大西修
  • ブロバジェル他 - 山本貴浩
  • ガルドミラージュ他 - 岩上弘数
  • ネガゼール他 - 大林勝
  • サイコローグ、デストワイルダー、バズスティンガー・フロスト - 今吉渉
  • ボルキャンサー - 葉都英樹

スタッフ 編集

主題歌・挿入歌 編集

主題歌
「Alive A life」
作詞 - 海老根祐子 / 作曲 - 和田耕平 / 編曲 - 和田耕平、本田嘉津也 / 歌 - 松本梨香
最終話ではOPは放送されなかった。
挿入歌
放送フォーマットとしてEDは原則として存在しないが、EDテーマと呼ばれる楽曲は従来通り制作されている。これらの曲は、各話のクライマックスで挿入歌的に使われた。なお、最終回のスタッフクレジットは「INORI」が使われた。
「果てなき希望(いのち)」
作詞 - 青山紳一郎 / 作曲 - 辻陽 / 編曲 - 坂下正俊 / 歌 - きただにひろし
1話‐。
「果てしない炎の中へ」
作詞 - 寺田恵子、安藤芳彦 / 作曲 - 野村義男 / 編曲 - RIDER CHIPS / 歌 - RIDER CHIPS Featuring 寺田恵子
18話。EDテーマとしては唯一「TVサイズ」と称する短縮版が制作されているため(他の曲の短縮版はTVサイズと呼ばれていない)、長期間の使用を想定していたと思われるが、実際は1度きりの使用に終わった。
通常盤に先駆けて、限定盤がセブン-イレブンで発売されていた。
「Revolution」
作詞 - 海老根祐子 / 作曲・編曲 - 酒井ミキオ / 歌 - きただにひろし
34話‐、TVSP。
「Lonely Soldier」
作詞 - 海老根祐子 / 作曲 - 辻陽 / 編曲 - 近藤昭雄 / 歌 - 秋山蓮(松田悟志
38話。本来挿入歌として制作されたものだが、EDテーマと同じ形式で使われた。

放映リスト 編集

各回にはタイトルは無く、ここで明記しているものは、新聞のテレビ番組欄やテレビ番組情報誌、テレビ朝日公式ページにて表記されたものである。各話終了時には画面左側に最後のワンシーンがモノクロで表示され、右側に主に活躍したカードが表示される。

放送日話数サブタイトル登場モンスター脚本監督
2002年
2月3日
1誕生秘話 小林靖子 田﨑竜太
2月10日2巨大クモ逆襲
  • ディスパイダー・リボーン(声 - 山野井仁
2月17日3学校の怪談 石田秀範
2月24日4学校の怪談2
3月3日5骨董屋の怪人 長石多可男
3月10日6謎のライダー
  • ボルキャンサー
  • ゼブラスカル・アイアン
3月17日7新種誕生?
  • ゼブラスカル・アイアン(声 - 千田義正)
  • ゼブラスカル・ブロンズ(声 - 千田義正)
井上敏樹 田﨑竜太
3月24日8 4人目ゾルダ
  • ゼブラスカル・アイアン
3月31日9真司が逮捕!? 石田秀範
4月7日10ナイトの危機
4月14日11謎の無人電車 小林靖子 長石多可男
4月21日12秋山蓮の恋人
  • テラバイター
4月28日13その男ゾルダ 田﨑竜太
5月5日14復活の日
5月12日15鉄仮面伝説
  • クラーケン(声 - 千田義正)
  • ウィスクラーケン(声 - 千田義正)
井上敏樹 石田秀範
5月19日16運命のカード
  • ウィスクラーケン(声 - 千田義正)
5月26日17嘆きのナイト 小林靖子 長石多可男
6月2日18脱獄ライダー
6月9日19ライダー集結 -
6月16日20裏切りの蓮 佐藤健光
6月23日21優衣の過去
6月30日22ライアの復讐
  • ガルドサンダー(声 - 塩野勝美)
石田秀範
7月7日23変わる運命
7月14日24王蛇の秘密
  • ネガゼール(声 - 千田義正)
  • ギガゼール(紫)(声 - 千田義正)
  • オメガゼール(声 - 千田義正)
井上敏樹 長石多可男
7月21日25合体する王蛇
  • オメガゼール
7月28日26ゾルダの攻撃 小林靖子 佐藤健光
8月4日27 13号ライダー
8月11日28タイムベント - 鈴村展弘
8月18日29見合い合戦
  • ソノラブーマ(声 - 塩野勝美)
  • シールドボーダー(声 - 千田義正)
井上敏樹 石田秀範
8月25日30ゾルダの恋人
  • シールドボーダー
9月1日31少女と王蛇
  • バズスティンガー・ホーネット(声 - 塩野勝美)
  • バズスティンガー・ワスプ(声 - 塩野勝美)
  • バズスティンガー・ビー(声 - 塩野勝美)
  • ガルドサンダー(32話)
小林靖子 長石多可男
9月8日32秘密の取材
9月15日33鏡のマジック 佐藤健光
9月22日34友情のバトル -
9月29日35タイガ登場
  • ガルドミラージュ(声 - 塩野勝美)
  • ガルドストーム(声 - 塩野勝美)
石田秀範
10月6日36戦いは終わる -
10月13日37眠りが覚めて
  • バズスティンガー・ブルーム(声 - 塩野勝美)
  • バズスティンガー・フロスト(声 - 塩野勝美)
長石多可男
10月20日38狙われた優衣
  • モンスター軍団(声 - 塩野勝美、柴本浩行)
10月27日39危険のサイン
  • サイコローグ
  • オメガゼール(声 - 塩野勝美)
  • マガゼール(声 - 塩野勝美)
  • ガゼル軍団(声 - 塩野勝美)
鈴村展弘
11月10日40兄と妹の記憶
  • サイコローグ
  • ガゼル軍団(声 - 塩野勝美)
11月17日41インペラー
  • シアゴースト(声 - 塩野勝美、柴本浩行)
  • ガゼル軍団(声 - 塩野勝美)
井上敏樹 田﨑竜太
11月24日42 401号室
  • サイコローグ
  • ガゼル軍団(声 - 塩野勝美)
12月1日43英雄は戦う 石田秀範
12月8日44ガラスの幸福
  • ガゼル軍団(声 - 塩野勝美)
  • モンスター軍団(声 - 塩野勝美、柴本浩行、佐藤まさよし、藤井剛)
12月15日45 20歳の誕生日
  • シアゴースト(複数)(声 - 柴本浩行、宗矢樹頼
小林靖子 長石多可男
12月22日46タイガは英雄
12月29日47戦いの決断
  • デストワイルダー
  • シアゴースト(複数)
  • レイドラグーン(複数)(声-柴本浩行、宗矢樹頼)
2003年
1月5日
48最後の3日間
  • レイドラグーン(複数)
石田秀範
1月12日49叶えたい願い
1月19日50新しい命 -
2002年
9月19日
SP仮面ライダー龍騎スペシャル 13RIDERS
  • ミスパイダー(複数)(声 - 小田木美恵
  • レスパイダー(複数)(声 - 兵藤まこ
  • ソロスパイダー(複数)(声 - 塩野勝美)
  • ディスパイダー(青)
井上敏樹 田﨑竜太

視聴率編集

  • 最高視聴率:12.9%(平成仮面ライダーシリーズ歴代第2位)

ビデオリサーチ調べ、関東地区

放映ネット局 編集

これまでの平成仮面ライダーシリーズでは最も放送エリアが広く、ほぼ全国をカバーしていた。

映像ソフト化 編集

  • ビデオ(VHS、セル・レンタル共通)は全12巻が東映ビデオよりリリースされている。
  • 2002年12月6日 - 2003年11月21日にかけてDVDが東映ビデオより発売された。全12巻で各巻4話(Vol.11とVol.12は5話)収録。
  • 2008年7月21日発売の「石ノ森章太郎 生誕70周年 DVD-BOX」に第1話が収録されている。
  • 2009年9月21日発売の「仮面ライダーディケイドVOL.3」の初回生産限定の映像特典として本作の1話が収録。

他媒体展開 編集

劇場版 編集

TVSP 編集

  • 仮面ライダー龍騎スペシャル 13RIDERS(2002年9月19日放送)

ハイパーバトルビデオ 編集

正式名称は『仮面ライダー龍騎ハイパーバトルビデオ 龍騎vs仮面ライダーアギト』。幼児向け雑誌「てれびくん」の応募者全員プレゼントとして作られた短編作品。

モンスターの気配を察知して変身した真司/龍騎が、ミラーワールドに似たミラクルワールドでモンスター軍団を率いる悪のアギト・バーニングフォームに襲われる。そこへ「人間の自由と平和を守る仮面ライダー」(を自称する)ナイト・ゾルダ・王蛇が応援に駆けつける(いつもと調子の違う面々に龍騎は唖然)が、悪のアギト・バーニングフォームに苦戦。そんな龍騎のもとに現れたのは仮面ライダーアギトだった、というストーリーが展開される。

本作は、平成ライダー初の「他作品のライダーとの共演」した作品である

スケジュールの都合上、須賀・松田・涼平・萩野はモンスターの声も担当している。アギトの声は賀集利樹ではなく、悪のアギト・バーニングフォームは遊佐浩二が、そして龍騎に味方するアギトは、本放送当時のアギトと龍騎のスーツアクターをつとめた高岩成二が担当している。

  • 監督・脚本 - 鈴村展弘

ゲーム版 編集

バンダイより2002年にプレイステーション用の対戦型格闘ゲームとして発売。初回生産分には、特典として限定アドベントカードが1枚付属していた。

本作より、仮面ライダーの格闘ゲームは制作会社がKAZeからdIGIFLOYDに変更となった。

13人のライダーが総出演しているが、インペラーのみ、声が異なっている(担当は倉森慶二)。サバイブ2体と龍騎ブランク体は登場するが、王蛇ブランク体とオルタナティブ2体は登場しない。またタイガとインペラーのファイナルベントは、本編のものとは異なっている。

コミカライズ 編集

備考 編集

  • 2004年7月から2004年9月にかけて、インドネシアタイ台湾フィリピンシンガポールマレーシア香港といったアジア地域で順次放送が開始されていた。
  • 製作サイドの当初の構想では、仮面ライダーが50人登場し、主人公が毎週違うライダーと戦うストーリーを考えており、怪人も登場しない方向だった。しかし、毎回主人公が非戦を訴えながら戦い続けるのは無理があるということから、1年続けるのにキリの良い13人にまで絞り、主人公が迷い無く倒せる怪人としてモンスターを設定した。またその13人も当初は全員出すつもりは無く、中には主人公の知らない所で死んだライダーが数人いるという案もあったようである。TV版では劇場版限定のファムやリュウガ、TVSP限定のベルデは結果として「主人公の知らない所で死んだ(脱落した)ライダー」となった。
  • 結果的に「13人の仮面ライダー」設定は石ノ森章太郎の漫画版『仮面ライダー』のエピソードを彷彿とさせることとなり、一つのオマージュ要素として作用した。
  • 平成仮面ライダー作品で最終回直後に特別仕様の玩具CMが用意されたのは『クウガ』と本作のみである。
  • TV版の楽曲は「第1回録音分」となっており、中盤までの展開を想定した分しか制作されていない。その後「第2回録音分」も制作される予定だったが実現せず、中盤以降は劇場版のための楽曲がTVシリーズに流用されている。しかし、それでも楽曲の絶対数が不足していたため、一般向け商品化が不可能な業界用の流用曲も多く使われている。
  • 真司が北岡宅でTVを見るシーン(第36話)で、『燃えろ!!ロボコン』・『はぐれ刑事純情派』・『超電磁ロボ コン・バトラーV』といった過去に東映が制作した番組が流されている。
  • 主人公の城戸真司の勤める「OREジャーナル」で使われているパソコンは、新旧のマッキントッシュで統一されており、専門誌でも取り上げられたことがあった。
  • 小学館刊の超全集は上・下・最終巻の3冊が発刊され、最終巻の表紙は変身前の主人公・城戸真司のみが飾るという、児童向けの特撮ヒーローの書籍としては異例のものだった。また、最終巻には、超全集では初めてカバーが付けられ(鏡状になっているため自分の姿が映る)、カバーを外すと様々な写真が敷き詰められている。
  • 放送終了後には装着変身シリーズでサバイブとオルタナティブを含む全ライダーと全契約モンスターが(ドラグランザーとダークレイダーを除いて)発売された(R&Mで発売されていたモンスターは色替え品)。
  • 本作の玩具からボイス認識音のギミックが主流になり、以降も『仮面ライダー響鬼』を除いた玩具でこのスタイルは続いている。
  • 仮面ライダーナイトの目のスリットは光るようになっていたが、最終的に本編ではオープニング以外では光らなかった。丸大食品「仮面ライダー龍騎ソーセージ」のCM内では、この発光ギミックが生かされている。
  • 2010年4月5日よりCS専門チャンネル・テレ朝チャンネルにて放送されている。
  • 第31話「少女と王蛇」の撮影は当時の川崎 - 宮崎日向航路で就航していたカーフェリー(当時のマリンエキスプレスの)「フェニックスエキスプレス」で行われている。

関連項目 編集

脚注 編集

  1. 「日本経済新聞」2002年10月17日夕刊
  2. 「読売新聞」2003年12月4日夕刊
  3. [1]
  4. 2003年9月22日初版発行、ISBN 4-391-12846-2
  5. テンプレート:Cite book
  6. 6.0 6.1 6.2 6.3 6.4 6.5 東映公式「仮面ライダー龍騎 第49話[2]」より。
  7. 7.0 7.1 7.2 7.3 7.4 7.5 7.6 7.7 7.8 7.9 テンプレート:Cite journal
  8. 8.0 8.1 8.2 テンプレート:Cite book
  9. 9.0 9.1 9.2 テンプレート:Cite book
  10. 10.0 10.1 10.2 テンプレート:Cite web
  11. テンプレート:Cite book
  12. 12.0 12.1 テンプレート:Cite book

外部リンク 編集

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