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仮面ライダーシリーズ > 仮面ライダーV3
仮面ライダーV3
テレビドラマ
原作 石森章太郎
監督 山田稔、奥中惇夫、塚田正熙

田口勝彦折田至、内田一作

制作 毎日放送東映
放送局 毎日放送、NET
放送期間 1973年2月17日 - 1974年2月9日
話数 全52話
テンプレート使用方法 ノート

仮面ライダーV3』(かめんライダーブイスリー)は、1973年昭和48年)2月17日から1974年(昭和49年)2月9日まで、毎日放送東映が制作し、毎日放送・NET系で毎週土曜日19時30分から20時00分(JST)に放送された特撮テレビドラマ作品、及び作中で主人公が変身するヒーローの名称である。「仮面ライダーシリーズ」の第2作である。

概要 編集

仮面ライダーシリーズ」の第2作。前作『仮面ライダー』の直接的な続編として制作されている。全52話の放送のほか、劇場版1作が「東映まんがまつり」の中で公開された。

前作の勢いを受け継ぎ、頂点を迎えていた変身ヒーローブームの大きな牽引役を果たした作品。主人公の強いキャラクター性とも相まって歴代シリーズ中でも知名度が高い。なお、キー局である関西圏の毎日放送でシリーズ最高視聴率である38%を記録し、その記録はいまだにシリーズでは破られていない。平均視聴率は関東20.2%、関西27%を記録した。

OPにおいて、他の東映作品(『変身忍者 嵐』や『超人バロム1』)で主演俳優(あるいはヒーローのアフレコをしている声優)がタイトルバックで作品名を絶叫するのに影響され本シリーズでも本作からそれが採用されており、以後『仮面ライダーアマゾン』を除く『仮面ライダーストロンガー』まで続けられる事になる。

ストーリー 編集

仮面ライダー1号、2号の活躍によって秘密結社ゲルショッカーは壊滅し地上に平和が戻ったかに見えた。自爆した筈のショッカー首領は存命し、密かに新組織デストロンを結成させ再び世界征服に乗り出した。デストロンによって父・母・妹の家族3人を奪われた風見志郎(かざみ しろう)は、仮面ライダー1号と2号による改造手術で新たなる仮面ライダー、V3になりデストロンに立ち向かう。

以下、シリーズの展開に合わせてストーリーを解説する。

第1 - 13話
V3誕生編。「26の秘密」と呼ばれる必殺技や特殊能力を戦いの中で解き明かしていくという、謎解きの展開、前作に登場したゲルショッカーの合成怪人というコンセプトをさらに推し進めた機械と生物の合成による怪人との戦い、その機械合成怪人が2体登場する前後編ストーリーが特徴である。しかし、V3の苦戦が「26の秘密」の解明につながるという展開がV3は弱いというイメージを印象づけてしまうなどの問題が発生し、路線変更が行われた。
第14 - 30話
デストロン初代幹部ドクトル・ゲーが登場する。機械と生物の合成怪人というコンセプトは変わらないものの、視聴者にV3は弱いヒーローと印象づけてしまう元凶となっていた「26の秘密」を解明する展開は削除され、1体の怪人が登場する1話完結ストーリーが中心となる。[1]ドクトル・ゲーの存在感、劇場版と同時進行の第20話と第21話の四国ロケ、第19話と第22話の静岡県ロケ、劇場版のダブルライダーとの競演、第22話から第24話までの怪談シリーズ、第26話と第27話における前作の大幹部の復活、主人公のパートナー・佐久間ケンの登場など多くのイベントが盛り込まれた。
第31 - 40話
視聴率にも翳りが見えてきたため、怪奇性の強化を図るべく、デストロンと結託した怪人部族の長であるキバ男爵とツバサ大僧正を登場させた。それぞれ5話ずつ短期間の登場となったのは、タイアップしている月刊の幼年誌向けに月1回話題を提供する意図による。これに伴い、怪人コンセプトも変更され、機械合成怪人からショッカーと同様の単一の生物モチーフに戻している。だが、それぞれの部族ごとの特徴をクローズアップし、かつ呪術的なニュアンスを加味していた。短期間内の幹部怪人との決戦、三人ライダーの共闘(33、34話)、原点を見直す意図による前作エピソードのリメイク(第39話から第42話)等、さまざまな試みが行われた時期でもある。
第41 - 52話
キバ一族、ツバサ一族といった怪人部族との結託は一段落し、大幹部ヨロイ元帥の登場によってデストロンのイメージは初期に近くなる。さらにデストロンの科学者という過去を持つサブヒーロー・ライダーマンの登場による三つ巴のドラマなど、最後まで多くの話題が提供され続けた。

登場人物 編集

風見志郎 / 仮面ライダーV3 編集

概要
本編の主人公。城南大学生物学部の学生であり、本郷猛の後輩。
プロフィール
1950年5月5日に、東京都練馬区に生まれる。身長180cm、体重78kg。家族構成は父・風見達治、母・風見綾、妹の風見雪子[2]。父は自動車修理工場を経営していた。スポーツが得意で、器械体操においては「マットの白い豹」という異名を持つほど。立花藤兵衛の元でオートレーサーを目指していた。元々は陽気な青年で周囲にも明るく接するが、改造人間の宿命やこれ以上自分以外に不幸になる人を増やしたくないと考え、自分に思いを寄せる珠純子には冷たく接する等、他人と距離を置こうとする態度もしばしば見せる。しかし、戦いの中での人間的成長を見せ、結城が復讐心を捨てて正義の戦士となるにあたって大きな役割を果たし、少年仮面ライダー隊の子どもたちに対しても良き兄貴分として接していた。家族を殺された身である設定を生かし、親のいない子供やデストロンによって親と離れ離れになってしまった子供への強い思い入れを描いたエピソードが散見される(38話、39話など)。ハーモニカが得意で、妹・雪子との思い出がある「埴生の宿」を好む。普段着では白いベストとジーンズに、青いワイシャツの組み合わせを主に他にはライダースジャケットなど特徴的な衣服を着用する。

なお、対ドリルモグラ戦の折、珠純子に自分の正体を疑われた時に激しい動揺を見せているため、少なからずとも彼女の事を思っていた模様。しかし、この一件以降、デストロンと侵攻計画がより一層激しいものとなってしまい、この二人の愛を育む状況にはならなかったため、成就しなかった。

誕生のいきさつ
デストロンの犯罪を目撃したことから命を狙われ、怪人ハサミジャガーによって両親と妹を目の前で殺害される。本郷が仮面ライダーであることを知り、復讐のために改造人間になることを志願するが一旦は拒否される。しかし、デストロンの罠からダブルライダーを救おうとして瀕死の重傷を負ってしまったため、ダブルライダーから緊急の改造手術を施され3人目の仮面ライダーとして復活した。「勝利 (Victory)」を意味する「V」とライダー3号としての「3」を合わせて“仮面ライダーV3”と命名される。
仮面ライダーV3としての能力
ベルトに1号ライダーの技と2号ライダーの力を象徴するダブルタイフーンを装備し、ダブルライダーの変身ポーズを組み合わせたポーズと「変身V3」の掛け声で仮面ライダーV3に変身する。
ジャンプ力60m、100m走1.6秒。V3としては高い戦闘能力があり、1号&2号と同様ジャンプ力とキック力が基本である。また、改造手術で組み込まれた多くの装置・ギミックや必殺技は「V3・26の秘密」と称されている。しかし、改造手術の直後にダブルライダーが姿を消したために多くの能力を知らないまま戦うことになった。そのため、初期は苦戦することも多かったが、特訓や怪人との戦闘を通じて「26の秘密」の一つ一つが解明され、戦力を向上させていった。26の秘密の半数程度は劇中未使用に終わっている。初披露されたのは2話でのテレパシー、最後に披露されたのは21話の細胞強化装置である。必殺技はV3キックおよびそのバリエーションが多く、きりもみキックや回転三段キックなど26の秘密以外の技も多用している。また、『仮面ライダー(新)』では新たな技「空中四の字固め」を披露している。
また「4つの死の弱点」も存在している。劇中で確認されたのは「逆ダブルタイフーンを使うと3時間変身不能になる」ことのみである。残りの3つについては「V3バリヤーで耐えられる電圧は100万Vまで、砂地での戦いが苦手、深海1万m級の高圧力には耐えられない」との雑誌設定がある。一方で、総集編ビデオ『仮面ライダーメモリアル』では、「残り三つは明らかではない」旨が語られている。他の弱点としては第3話にてダブルタイフーンを塞がれると能力が低下することが暴かれ、一度敗北している他、強力な磁束を浴びると補助用電子頭脳に悪影響が出て活動力が低下する点が劇中で明示されている。
V3のデザインはテレビマガジン講談社1973年の記事によるとショウリョウバッタをモチーフにしているとされているが、その後のムック等の文献類にはトンボがモチーフと記されている事が多い[3]
V3キック
ダブルライダーの必殺技、ライダーキックを継承した蹴り技。しかし、機械合成怪人であるデストロン怪人には決め技となることは少なかった(トンボがモチーフとされるV3にとって、脚力を活かすキックは不得手だったのではないか、という考えもある[4])。そのため、立花藤兵衛との特訓で新たなキック技を開発する(後述する「マッハキック」「ビッグスカイキック」など)ことや、「V3反転キック」「V3きりもみキック」「V3フル回転キック」など、空中でアクションを加えてキックの威力を増幅させることで、多くの怪人や悪の組織と戦っている。
V3 26の秘密
  1. ダブルタイフーン - 右の風車に1号の「技」、左の風車に2号の「力」が秘められている。
  2. 超触覚アンテナ - これを介して1号・2号とテレパシーで会話する。
  3. V3ホッパー - 500m上空から10km四方を偵察。すがやみつるの漫画版では武器としても使用。
  4. ライダー遠心キック - 上空を大きく旋回した遠心力で複数の敵にキックする技。
  5. 特殊強化筋肉 - マシンガンの銃弾すら弾く特殊合成繊維製の筋肉。
  6. スクリュー・キック - 空中で体をスクリュー状に回転させ敵にキックする技。
  7. 特殊スプリング筋肉 - 肩部のあらゆる衝撃を吸収する特殊筋肉で強度は特殊強化筋肉の10倍。
  8. V3ドリルアタック - ドリル状に回転しながら敵に体当たりする技。
  9. Oシグナル - 1号・2号と同様の改造人間探知装置で単体での効果範囲は2km。
  10. レッドランプパワー - ダブルタイフーンのレッドランプが点滅するとエネルギー倍増。熱線をはね返す機能もある。
  11. V3バリヤー - 全身の表面に特殊コーティングバリアーを張って電気エネルギーを吸収。
  12. V3反転キック - 敵に蹴りを放ち反転、もう一度蹴りを加える技。
  13. 逆ダブルタイフーン - ダブルタイフーンを逆回転させたエネルギーで敵を粉砕する。ただし使用後は3時間変身不能となる。
  14. レッドボーンパワー - 胸のレッドボーンにエネルギーを集中して強力なパワーを発揮。
  15. クロスハンド - 手を交差させることで起動する細胞強化装置。一時的に肉体強度を増強。
  16. 空気ボンベ - 体内に設置された圧縮ボンベ。連続使用時間は3時間。
  17. V3ダブルアタック- 相手を持ち上げて振り回してから投げ飛ばし、止めに「V3キック」を放つ。
  18. エナージ・コンバータ - 1号・2号と同様のエネルギー貯蔵装置。1基で1号・2号の2基分の性能を持つ。
  19. プロペラ・チョップ - 両手をプロペラ状に廻して敵にチョップをする技。
  20. エレクトロアイ - 壁を透視する電磁アイ。1号2号のCアイ(キャットアイ)より性能が向上されている。
  21. マトリックスアイ - 複眼の一つ一つが異なる効果の光学装置として働き、怪人の体を分析する。
  22. フリーザー・ショット - 触覚から出す冷凍光線(ダブルタイフーンから放つという記述もある)。
  23. グライディングマフラー - 2本のマフラーと襟の安定翼で滑空する。
  24. V3サンダー - 触覚から出す100万Vの稲妻。
  25. レッドボーンリング - レッドボーンにエネルギーを集中させ、全身をタイヤ状に変形させて敵に体当たりする技。
  26. 火柱キック - 脚に内蔵された小型原子炉で脚部を赤熱させてキックする。
これらものは児童誌などの設定で本編未使用の能力も少なくない。
その他の技
V3フルキック
捻りを加えないドロップキック。『仮面ライダー(新)』ゲスト出演時にも使用されたが名称は「V3ダブルキック」に変更されていた。
V3きりもみキック
ハイジャンプの後、空中で錐揉み状に回転し、急降下して放つキック。レンズアリやカミソリヒトデなどの機械合成怪人、またライダーマンとのコンビネーションにより、強敵サイタンクにもとどめを刺した。
V3フル回転キック(回転フルキック)
ハイジャンプの後、前方に3連続で回転することで勢いを付け、更に両足で放つことで威力を増幅させたV3キック。キバ一族との闘い以降「フル回転キック」に統一。デストロン最後の怪人・ザリガーナに致命傷を負わせている。
スクランブル・ホッパー
ホッパーに装着された一般市民援護用緊急音響兵器。少年仮面ライダー隊員に配布された。
V3ビッグスカイパンチ、V3ビッグスカイキック
空中戦が得意な「ツバサ軍団」対策用。その名の通り空中戦用の技。ハリケーンを踏み台に使用した。
V3マッハキック
これも「ツバサ軍団」の死人コウモリ対策で編み出された。身体を身直させ横回転のブーメラン状で体当たりする技。後にサイタンク戦では破られている。
ライダートリプルパワー
1号、2号との合体技で、ダブルライダーが運転する二台のサイクロンの後部に立ち、右手を2号の左肩、左手を1号の右肩に置き、エネルギーを集中させながら突撃する。原始タイガーに使用。
V3必殺キック
48話において使用。デストロン首領に仕掛けるものの、まだ首領への信頼が消えず盾になったライダーマンに命中した。後年のゲームソフト『ヒーロー戦記 プロジェクト オリュンポス』ではV3の最強技として扱われている。
V3ダブル反転キック
ネオショッカー怪人マントコングに使用。V3反転キックの派生技であり、V3キックの後に反転する際、左右にそれぞれ、円を描くように反転して蹴り込む。マントコングの怪力と強靭な肉体を計算し、エアープレーンスピンに酷似した投げ技を受け、この勢いを利用して放った。
V3チョップ
ライダー1号と同様の、強力な手刀打ち。機会合成怪人であるデストロン怪人に対しては、V3は1号以上にチョップを多用した。
V3電熱チョップ
右手にエネルギーを集中して放つ、強力なチョップ。ジシャクイノシシのスーパージシャクを破壊した。
V3きりもみチョップ
錐揉み回転を併用して、威力を高めたチョップ。キバ一族のユキオオカミにとどめをさした。
空中四の字固め
ネオショッカー怪人マントコングに使用。怪人の怪力を押さえ込むために空中まで投げ飛ばし、宙に浮いた際に相手の足を四の字で組み、その直後地面に落下させ締め付ける痛みと衝撃を与える。
撮影エピソード
アクションシーンの撮影に当たっては宮内洋自身が、疾走するオートバイ上で「手放し運転」状態による変身シーンなど、危険なアクションシーンをスタント無しで演じていた[5]
V3の変身や見得名乗りは元来「ブイスリー!」と発声していたが、語尾を「いー」で力むのは発声上無理があり体裁も良くないため、宮内自身の発案で「ブイ・スリャァ!」→「あ」でシャウトする形にアレンジしたという。また、音響の太田克己によればその方がディレイ(エコーの一種)の残響が良いとの事。アレンジ前に収録されたOPのタイトルコールや初期数話での変身時などでははっきりと「ブイスリー」と発声している。
しかしこの独特の見得名乗りは非常に印象的であり、漫画作品『仮面ライダーSPIRITS』では見得名乗りのセリフを「V3ぁ!」として表現し、『劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』と『オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー』では原点を強く意識した「ブイ・スリャァ!」と言う名乗りを行っている。
ハリケーン
  • 全長:2300mm
  • 全高:1210mm
  • 重量:320kg
  • 最高出力:1000馬力
  • 最高時速:600km
V3の専用オートバイ。志郎が常用するオートバイが、V3への変身に伴って高性能オートバイに変形する。ライダー1号2号によって新サイクロン号の後継機として開発されたもの(児童誌などでは立花藤兵衛も制作に協力したとされている)。2話で初登場した。原子力エンジンを搭載している。伸縮式の翼の下にロケットブースターが装着され、10時間の空中飛行が可能。オフロードの機動性も高く、地上戦でも威力を発揮した。カウル前部に仮面ライダーの変身ベルトと同じタイフーンを装備し、風力エネルギーを吸収しながら走行することが可能。風車の色はスピードに応じて、青から黄色、赤へと変化する。撮影用車両は2台用意され、カウルの下の色が白いタイプと黒いタイプが確認できる。
撮影用のベースマシンはスズキモトクロッサーTM250。400ccの車両をベースとしたものも存在する。前作のハスラー以上に軽量な車体で性能が高くなった。デザインは石森章太郎のラフ画を元にスズキのデザイナーがまとめたもの。
なお、風見の常用バイクはGT750。水冷2サイクル3気筒の大型車。
V3以降のシリーズに客演した際に、2回新規製作されている。1回目はスカイライダー登場時で、当時のスズキハスラー125が使用されている。2回目は展示イベント「仮面ライダーワールド」の展示用で、ヤマハセロー225を使用して製作されており、この車体は「仮面ライダーディケイド劇場版」にも使用されている。
ゲスト出演
※ 歴代ライダーの中でもゲスト出演が最も多く(最多ゲスト出演は2号ライダーの27回。V3は21回で2位)、新旧ライダーの「橋渡し」としての活躍も多い。多くの作品で変身前の風見志郎としても出演し、変身後のみの登場だった『仮面ライダー(新)』23話や『スーパー1』劇場版、『レッツゴー仮面ライダー』でも宮内洋が声を当てている。

結城丈二 / ライダーマン 編集

概要
43話から登場し、V3と共闘したサブヒーロー。後に仮面ライダー第4号として認められる。
プロフィール
1950年11月3日生まれ。身長175cm、体重70kg。京都大学工学部出身。優秀な科学者でIQは201を誇る。科学者らしく沈着冷静で生真面目だが、猪突猛進で暴走しがちな面も持つ。自分の研究が認められなかった助手時代にデストロンのスカウトを受け入団した[6]。デストロンの実態を知らないまま、平和のためと信じて研究を続け、科学班のリーダーとして頭角を現していた。ライダーマンとしてデストロンと敵対するようになってからも迷いは残り、首領にはV3キックから思わず身を挺してかばってしまうほどの信頼と恩義を感じていた。
設定では志郎と同年齢で、本編でも対等の口調で喋っているが、『仮面ライダーストロンガー』客演時のみ志郎に対して「風見さん」と呼び敬語を使っていた。
普段はカセットアームを持つ右手のみグローブを付けている(『仮面ライダー(新)』客演時には両手に指切りグローブを付けていた)。
誕生までのいきさつ
科学班リーダーとしての活躍で将来の大幹部との呼び声も高かったが、自分の地位が脅かされることを恐れたヨロイ元帥の讒言で、裏切り者として処刑されそうになり、硫酸のプールで右腕を失ってしまう。間一髪のところを部下の片桐次郎たちによって助けられ脱走に成功。彼らの協力で、失った右腕の改造手術を受け、仮面ライダー風のヘルメットを受け取る。これに伴ってライダーマンへの変身能力を得て、ヨロイ元帥への復讐を誓った。当初はヨロイ元帥個人への復讐が目的であり、デストロンへの信頼は残していた。そのためV3とも敵対関係にもあったが、デストロンが悪の組織であるという事実を知ってからはデストロン壊滅のために共闘するようになった。
ライダーマンとしての能力
「ヤー!!」という掛け声とともに一定のポーズを取って、ヘルメットを被り変身する。右腕はカセットアームと呼ばれ、アタッチメントを替えることでさまざまな攻撃が可能になる。全身を改造された改造人間ではなく、強化服によって身体能力を増幅している。そのパワーは成人男性の6倍程度とされ、20mのジャンプ力や厚さ8cmの鉄板を打ち抜くキック力などの常人を凌駕する戦力は有している[7]。怪人相手には苦戦する場合が多いが、戦闘員には充分に太刀打ちできる。V3と共闘するようになってからは、ロープアームやネットアームが怪人の牽制やV3のアシストに活用されていた。
強化服の機能については、筋力面の増強だけではなく、呼吸機能や循環器を強化する人工細胞、代謝調節や疲労低減を担うメタボライザーを搭載しており、運動能力に関係する機能全般を強化するという設定も存在する。
モチーフは特になく、仮面ライダーに似た姿がデストロンへの復讐心を象徴しているとの設定がある(ヨロイ元帥への挑発と記述するものもある)。
カセットアームのアタッチメントのバリエーション
ロープアーム
ロープ銃のアタッチメント。ロープ先端にはフック状の武器が繋がれている。敵への攻撃やウインチの機能を利用した登攀に使われる。もっとも多用され、戦闘員への打撃武器としても多用された。後年のゲスト出演では、ロープで怪人を捕獲して地面に叩きつける技が、決め技として使用されている。
スウィングアーム
ロープアームのバリエーション。ロープの先端が星球状の分銅になっているアタッチメント。スカイライダー客演時には、これをロープアームやパワーアームと呼んでいた。
ネットアーム
ロープアームのバリエーションでネット銃のアタッチメント。敵の捕獲に使用。
パワーアーム
先端に2つの弧月状の爪がついた戦闘用アタッチメント。
ドリルアーム
ドリルのついたアタッチメント。コンクリートの厚い壁にも簡単に穴を開ける。弱点は、2.5キロボルトの電圧がないと作動しない(バッテリーが内蔵されているがこれが切れたら外部電源が必要)。「仮面ライダーSPIRITS」では、ヨロイ元帥(クローン体)を倒す際に用いられた。
劇中未使用のアタッチメント
以下は設定されたものの、放送時に登場しなかったバリエーション。近年に発売された玩具アクションフィギュア(メディコムトイの「Real Action Heroes」等)、漫画版で登場している。
オクトパスアーム
登攀用のアタッチメント。
オペレーションアーム
万能修理メカ。『仮面ライダーSPIRITS』において登場し、切断されたXライダーの左腕修復手術や、損壊したV3のダブルタイフーンの修理を行った。
カマアーム
ロープアームのバリエーション。先端がカマ(鎌)になっているアタッチメントで、これを装着したスチール写真が存在する。
スモッグアーム
煙幕機能を備えたアタッチメント。
チェーンアーム
ロープアームの企画時の形態。銛状の武器が付いたアタッチメント。
マシンガンアーム
機関銃が組み込まれたアタッチメント。『仮面ライダーSPIRITS』や『スーパーヒーロー作戦』などでは決め技として使用されている。
カッターアーム
刀剣状のアタッチメント。PSのゲームではディスクカッターの形をしている。
戦死と生還
51話において東京を救うために最終兵器プルトンロケットに乗り込んで自爆し、その功績でV3から“仮面ライダー4号”の称号を贈られる。この展開については「一度悪に染まった者がライダーの仲間入りするにはそれなりのみそぎが必要」と担当プロデューサーが後に語っている。その後『仮面ライダーX』において再登場を果たし、歴代仮面ライダーの戦列に加わる。映画『五人ライダー対キングダーク』ではパワーアームを左手に装備していたが、その事情は不明。
生還の経緯については“プルトンロケットの爆発寸前に脱出し、漂着した南太平洋の島で傷を癒した”と当時の児童雑誌で紹介されてはいたが、劇中では特に描かれていない。『五人ライダー対キングダーク』における再登場までの経緯については後年のさまざまな二次創作作品で題材にされることもある[8]。なお、後年になって平山プロデューサーにより、1号&2号に救出され再改造されたとの設定も作られている。
評価
主役としてのシリーズがなく、そのアウトロー的なキャラクターと戦力的な弱さ[9]のためもあってか、当時の児童層の人気はいまひとつであった。歴代ライダーの列には加わっていたものの営業展開上の立場は安定したものではなく、CMや玩具セット等の商品展開から彼のみが外されることも少なくなかった。しかし、後年は次第にその立場が安定し、その悲劇性を帯びた特異なキャラクターが成人したファンによって見直された。後年創作されたコミカライズ作品では重要な役割を演じているケースが見られる(コミカライズ作品の項参照)。また、低迷し始めていた視聴率がライダーマンの登場によって多少は盛り返したという実績もある。
制作エピソード
平山亨によれば、山口の起用は元々彼が風見志郎役の候補者の1人であり、本人も平山の自宅に押しかけるほど熱心にアピールしていたことがきっかけだったという。平山には彼を何かの役に起用したいとの思いがあり、ライダーマンの設定が出てきた際に山口にオファーを出したという。妻の山口千枝は「ライダー役が決まってうれしいはずなのに、『決まったよ』としか言わなかった」と回顧している。
ライダーマンマシン
  • 全長:2050mm
  • 全高:1080mm
  • 重量:200kg
  • 最高出力:400馬力
  • 最高時速:250km
ライダーマンの専用オートバイ。丈二が常用するオートバイをそのまま使用している。そのため他のライダーマシンのような突出した性能はないが、改造によって原子力エンジンを搭載し普通のオートバイを越えるスペックを持っている(丈二が強化服を着た状態で車体能力、操縦技術をフルに発揮できるスペックに抑えられているという)。シートの下にライダーマンのヘルメットを収納し、カセットアームを運搬しているという設定もある。各種探査装置を装備し、事件の捜査や追跡にも能力を発揮している。搭載されたドライブコンピューターでハンズフリー走行が可能で運転中の変身やアタッチメント換装、使用も可能。劇中では固有の名称が登場しなかったため、書籍などでは「ライダーマンのオートバイ」などと記載されることが多かったが、近年は「ライダーマンマシン」に統一されている。撮影用車両はスズキハスラーTS-250 4型を使用。
ゲスト出演
他作品での詳細及び、『ディケイド劇場版』での結城丈二については、結城丈二を参照されたい。
※ 『仮面ライダーX』以降のゲスト出演では、カセットアームなしで怪人と渡りあったり、ライダーキックやライダー回転キックを放てるようになっているなど、他のライダーと互角の戦力で描かれており、立花藤兵衛と「おやじさん」「丈二」と呼び合うなど、性格設定も他のライダーと同等の扱いになっている。書籍によっては、プルトンロケット事件での負傷を機に再改造・パワーアップしたと記されていたり、平山プロデューサーの監修する書籍でも再改造説を採っている。しかし、再改造の設定が本編で明示されたことはない。

その他の協力者たち 編集

本郷猛 / 仮面ライダー1号、一文字隼人 / 仮面ライダー2号
前作の主人公。本郷は城南大学生化学研究室における志郎の先輩でもある。本作品からOPタイトルで「仮面ライダー1号」「仮面ライダー2号」と表記されている。
2話でカメバズーカの自爆とともに行方不明となっていたが、21話でV3の危機を救うためにオーストラリアから通信により無事を知らせた。その後、劇場版、33話、34話で2人とも帰国し、V3と共闘した。
立花藤兵衛
前作に引き続きライダーたちを支援し、特訓の補助や精神的なアドバイスをしている。本作ではスポーツショップを経営する傍ら引き続き少年ライダー隊の会長も勤めており、滝が渡米したため隊長も兼任している(隊員達からは「会長」と呼称)。
珠純子(たま じゅんこ)
デストロンの怪人ハサミジャガーに襲われていたところを志郎に助けられ、志郎の家族を巻き込んで死なせたという自責の念から戦いに参加する。少年ライダー隊では通信係を担当しつつ、志郎に対する好意も垣間見せる。11話と12話ではストーカーの黒田勇二(ドリルモグラに改造される)に狙われ、その事件の最中に志郎がV3かもしれないと疑惑を抱いたが、立花と志郎が一芝居打ったことで疑惑は消えた。それ以降も志郎=V3の戦いの支えとなって活躍した。
珠シゲル(たま しげる)
純子の弟で少年ライダー隊の隊員。隊の中心的な存在であり、姉と共にV3の戦いをサポートする。
少年ライダー隊
制服は赤いブレザーに替わり、ヘルメットやペンダントもV3をモチーフにしたデザインになった。2話で旧本部はハサミジャガーに破壊されてしまい、3話よりスポーツショップ「セントラル」にカモフラージュした本部が再建された。公募による少年隊員の出演が行われ、四国ロケでは多数のエキストラが公募されるなど、視聴者参加の場としても活用された。
佐久間ケン(さくま けん)
29話から登場。インターポールの対デストロン組織「デストロンハンター」の一員で、ナンバーは5号。
30話でデストロン改造人間製造工場の襲撃に成功するが、ドクトルGに仲間を殺され一人だけV3に救われて生き残った。
志郎を「先輩」と呼び、彼の弟分的な存在となったが、あまり活躍はせず37話以降は姿を消した[13]

デストロン 編集

ゲルショッカー壊滅後にショッカー首領が新たに結成させた「最後」の組織。ゲルショッカーを遥かに凌ぐ戦力と科学力で世界征服を企む。怪人はゲルショッカーの合成怪人をさらに発展させた機械と生物を融合させた機械合成怪人となり何度もV3を苦しめた。後半はキバ一族、ツバサ軍団、ヨロイ軍団といった世界各地の部族と手を結び、V3と死闘を繰り広げた。各部族が操る怪人たちはショッカー怪人同様に動植物の怪人たちで構成されていている。組織のマークはサソリをモチーフにしている。 最終決戦でプルトンロケットによる日本壊滅をたくらむもライダーマンの捨て身の行動で阻止され、さらに最終作戦であるD作戦もV3に阻止される。そしてデストロン本部に急襲したV3により首領は倒され本部は大爆発を起こしデストロンは壊滅した。

なお、「トランスフォーマー」に登場する同名の悪の軍団とは無関係である。

デストロン首領
かつて仮面ライダー達に敗れたショッカー首領。ゲルショッカー壊滅後に新組織デストロンを結成させる。旧組織の時と同じく姿は見せず、サソリを象った像から声を送り、幹部や怪人たちに命令を下す(これには無線受信器が内蔵されており、これでV3にアジトを知られた)。第48話でV3の前で現した首領は、笑い顔の仮面を付け頭に包帯を巻いた姿だった。最終話で現したその実体は、原始人の白骨体に心臓と電子頭脳を擁した正体不明の怪人であった。自身を地球の人類に死をもたらす死神と称していたが、V3の攻撃によってバラバラになり心臓も破壊され、アジトごと自爆した。
一人称は「私」だが、第14話のみ「俺」。
その後の作品への登場については、仮面ライダー#ショッカー首領を参照。
ドクトル・ゲードクトルG
13話から登場。デストロンのドイツ支部から日本支部に招聘された初代日本支部長で、本編に登場した唯一のデストロン生え抜きの大幹部。その性格は一見冷酷かつ尊大だが、独自の騎士道精神と哲学を持っていて、戦いと破壊することが進歩を生むという倫理観が彼の行動原理となっている。古代戦士の剣を打ち直して作られた鎧と兜で身を固め、投げれば200m先の標的も断ち割る巨大な戦斧・砲弾をも弾き返し猛毒を噴射する盾・竜の血で鍛えたとされる稲妻を呼ぶ剣の3大武器を持って、怪人に変身しなくてもV3と互角以上に渡り合う。使用する武具にはデストロンのシンボルであるサソリの紋様が刻まれている。
V3の事を「仮面ラァーイダV3」と呼ぶ(これは役に個性を持たせようとした千波のアイデアによるもので、ドクトル・ゲーの台詞で「ライダー」と言う場面はすべて「ラァーイダ」に置き換えられている)。すべての作戦に失敗した上、復活させたショッカー及びゲルショッカーの幹部全員を死なせてしまい、さらにデストロンハンターによって改造人間製造工場まで破壊され、首領の信頼を失ってしまった。そのため、名誉挽回を賭けてV3に決戦を挑む。強化儀式を行い怪人カニレーザーに変身して頭部からのレーザー光線と溶解泡でV3を苦しめるが、V3きりもみ反転キックによって敗北。死の直前に元の姿に戻り、最期は潔く自分の敗北を認めて、V3に別れの言葉を告げた後に爆死した。
平山亨プロデューサーの著作などでは、以下のような劇中で語られないプロフィールが設定されている。
  • デストロン日本支部着任時は54歳で、元は17世紀から続くドイツ名門貴族の53代目当主だった。ライン河沿いの「蠍(サソリ)屋敷」と呼ばれる古城に住み、蠍の研究をしていた。その思想は極端なドイツ国粋主義で、第2次大戦中はエルヴィン・ロンメル将軍の下で活躍して、残虐さで勇名を轟かせたという。
  • ドイツ軍では軍医も兼任し、後のショッカー大幹部の死神博士ゾル大佐、さらにネオショッカーの大幹部となったゼネラルモンスターともその頃に知り合ったとされる。「ドクトル・ゲー」というコードネームは軍医を務めた経歴と本名の頭文字だが、本名は特に設定されていない。当時の児童雑誌[14]の特集記事によれば、妻がいたが、蠍の研究のために殺してしまった過去も持つ。
  • 戦後はゾル大佐や死神博士とは別行動をとり、逃亡生活を送るが、ゲルショッカー壊滅後に首領にスカウトされてデストロンに入った。チベットの幹部養成学校で教育を受けた後に大幹部に抜擢されて、日本支部長に就任した。
  • ドクトルGの死後、彼の極端な思想と論理を大首領が更に進歩させようと結成させた組織こそが、デストロン壊滅後に登場する仮面ライダーXの宿敵・GOD機関とされている。
ゲスト出演
『戦闘員日記』(演:千波丈太郎)
戦闘員を育成するショッカーの幹部として登場。仮面ライダー2号との戦闘を繰り広げる。
『仮面ライダー11戦記』
ガイストの主幹の一人として再生される。敗れた怪人を始末するなど、非情さは健在。しかし独断専行でネオキングダークを動かして計画を潰えさせ、自身が大首領に死を以て償わされる。
『仮面ライダーSD』
八鬼衆の一人として登場。
キバ男爵( - だんしゃく)
31話から登場。アフリカのコンゴ上流に数百年栄えるという「ドーブー教」の魔法使いにして、ドーブーを信奉する「キバ一族」の長。ドクトル・ゲーの死後、日本支部2代目大幹部としてデストロンの第二次攻勢の指揮を取るべく来日した。一日一回は血を見ないと気がすまない残忍な性格の持ち主。
仮面ライダー1号、2号も一目置くほどの呪術の使い手。戦いの前には怪しげなドーブーの儀式を行なう。獣の皮から作られた衣を着て、頭にはマンモスの頭骨を象った兜[15]を被り、牙状の槍を武器として戦う。儀式の際にタキシードを着ることもあった。
一族の怪人をV3と駆けつけた1号&2号によって次々倒された彼は、35話で政治・経済・文化の重要人物を改造してコントロールする「日本頭脳改造作戦」を成功させるため、自ら吸血マンモスに変身。鼻から血を吸って相手を溶かす能力や牙からのミサイル、口から赤い霧を吐く能力と一撃で地震を引き起こすほどの怪力でV3に挑むが、V3回転三段キックによって敗れ、「キバ一族、遂に滅ぶ!」と、キバ一族の滅亡を呟いて、爆死した。
平山亨プロデューサーの著作などでは、以下のような劇中で語られないプロフィールが設定されている。
  • 元はロシア帝国の男爵で、当時はシベリアに住んでいた(本名は特に設定されていない)。
  • 同じ帝政ロシアの貴族出身の陸軍将校で、後にゲルショッカー大幹部となったブラック将軍とも、当時から面識がありロシア革命以後共にアフリカ大陸に渡った仲でもあった。
  • ブラックがゲルダム団に入った際に別行動をとり、ケニアで邪悪な呪術を研究。後に「ドーブー教」という暗黒宗教の魔術師となって、デストロンに招かれた。
ツバサ大僧正( - だいそうじょう)
36話から登場。キバ一族全滅直後に現れたチベットに伝わる邪教「まんじ教」の教祖であり、飛行能力を持つ怪人によって構成された「ツバサ一族」を率いる3代目大幹部。
黒い服を纏った老人で、顔に翼を模した赤い仮面を着けている。一族特有の飛行能力を過信したため、特訓を積んだV3の前に敗北を重ねてしまう。40話で人間を操る「ヒマラヤの悪魔」という細菌で首都地区中の団地に住む人間を使い暴動を引き起こすため、爪と飛行能力が武器の死人コウモリに変身。一度はV3を倒すが、V3の新必殺技マッハキックによって翼を折られ、その正体を現した後、死期を悟って棺の中に入りデストロンの繁栄を願いつつ自爆した。
最終話では死人コウモリが再生怪人の一人として登場するが、ツバサ大僧正との関係は描写されていない。
平山亨プロデューサーの著作などでは、以下のような劇中で語られないプロフィールが設定されている。
  • 200年前のヨーロッパ生まれで、元はキリスト教の牧師だった(本名は特に設定されていない)が、極端な反思想を唱えたためにローマ正教から迫害されて地中海近くの大寺院に幽閉された。
  • その後、1万匹のコウモリと過ごし人間の生き血を啜りながら驚異的に生き延びたとされる。
ヨロイ元帥( - げんすい)
41話から登場。ツバサ軍団壊滅後に現れた「ヨロイ一族」の長にして、デストロン最後の4代目大幹部。独特の口調で、デストロンのことを「デーストロン」と呼称する。「結果がすべて」という信条の元に、失敗を犯した者は配下の者ですら始末してきた。自分の地位を脅かす相手として結城丈二に反乱の濡れ衣を着せて抹殺をもくろむが、失敗し、彼は造反者・ライダーマンになってしまう。
旅客機を墜落させるレーザー砲を装備した兜を被り、全身も血塗られた赤い鎧を着用、そのエッジ部分は鋭利な刃物になっている。戦闘では左腕の新幹線をも砕く硬度の鉄球を武器として戦う。
ライダーマンをおびき寄せる目的で、結城丈二に差出人住所を明記した年賀状を送った事があり、後年そのシーンがトリビアの泉で紹介されている。
その正体は怪人ザリガーナであり、怪人体では発火性の泡と左手の鋏、背中の甲羅を割って相手に飛ばす「甲羅崩し」を使う。東京壊滅用のプルトンロケットを破壊された為、最終話で邪魔なV3及び少年ライダー隊を再生怪人を使って壊滅させる「D作戦」を決行する。変身してV3と戦うが左腕の鋏を折られた揚句、V3フル回転キックに敗北。逃走して首領に命乞いするが、首領自身に処刑された。ショッカーのゾル大佐から先代のツバサ大僧正までの歴代大幹部が、首領や組織に対する忠誠を活動の基本としていたのに対して、このヨロイ元帥は常に我が身の保身と組織内部での出世しか眼中になかった点が、大きく異なっている。
キャラクター設定上、結城との関わりが深いので他の3幹部と比較すると後年の2次創作作品にも登場することが多い。
平山亨プロデューサーの著作などでは、以下のような劇中で語られないプロフィールが設定されている。
  • モンゴルの英雄であるジンギスカンの子孫で、祖先の夢だった世界征服を果たすために蒙古砂漠に独自の地下帝国を建設し、ヨロイ一族を組織するが、デストロンの力の前に降った。
  • 日々殺戮をせねば安眠できないという殺人嗜好者で、その残虐性と行動力から首領からの信任も厚かった。
犬神博士
ドクトル・ゲーが日本支部に着任する前に、首領が全幅の信頼を置いていた科学者チーフ。11・12話に登場して、純子に横恋慕する男を怪人ドリルモグラに改造する。さらに司祭として、呪いの指輪を通じての「デストロン結婚式」を執り行うオカルティストでもあった。V3との乱闘のなかで姿を消す。
魔女スミロドーン
「キバ一族」の母なる魔女で、34話に登場した。キバ男爵の祈祷により100万年の眠りから目覚めた。牙の形をしたバイクを乗りこなす。原始タイガーに変身して、口から吐く炎と牙や爪を駆使してライダー達を苦しめたが、最後はライダー達のライダートリプルパワーで倒された。怪人態での戦闘能力はライダー単体より上である。
機械合成怪人
生物と道具・武器を掛け合わせた怪人。13話以降は幹部であるドクトル・ゲーの指揮のもと活動を行う。
ハサミジャガー(1、2話)
志郎の家族を皆殺しにした張本人。両手のハサミは人間を溶解させる。最後はV3回転ダブルキックで倒された。掛け声の「シーザース」は英語で「ハサミ」の意。
リメイク作品『仮面ライダー THE NEXT』では、シザーズジャガーという名のショッカーの改造人間として登場している。
カメバズーカ(1、2話)
背中のバズーカが武器。体内に原子爆弾を内蔵しており、東京爆破を目論んだが、ダブルライダーによって阻止されて海上で爆発した。ダブルライダーは行方知れずになる。「ズ〜ァカ〜」と鳴く。
『レッツゴー仮面ライダー』ではショッカーの怪人として登場。背中のバズーカでデンライナーを大破させた。
テレビバエ(3、4話)
病院の院長が素体。得意の催眠光線で次々と来院した人間を洗脳し、藤兵衛も洗脳された。最後は遠心キックでイカファイアもろとも倒された。「フラ〜イ」と鳴く。
イカファイア(3、4話)
左手の鞭の中に火炎放射器を搭載。V3のダブルタイフーンを狙って窮地に追い詰めたが、最後は遠心キックでテレビバエもろとも倒された。
マシンガンスネーク (5話)
右手の機関銃が武器で、コブラに変身する能力を持つ。デストロンを目撃したススム少年とマモル少年を襲ったが、V3反転キックで倒された。
ハンマークラゲ(5、6話)
鉄槌鎖分銅が武器。V3がマシンガンスネークを倒した直後に現れる。V3スクリューキックで倒された。
ナイフアルマジロ(7、8話)
人工心臓の被験者が素体。再生する右腕のナイフと体を丸めて攻める体当たりで一度はV3を敗北に追い込んだ。特訓中のV3に襲い掛かるが体当たりを跳ね除けられ、V3キックにより敗走、後にノコギリトカゲの監督の下、再生手術を受け、V3に挑むもドリルアタックで倒された。
ノコギリトカゲ(7、8話)
デストロン最初の女性怪人[16] 。第7話で人間態として登場し、第8話で初めて正体を現した。地位はナイフアルマジロより格上らしい。右手の電気ノコギリでV3を襲った。最後はV3のダブルアタックで倒された。
リメイク作品『仮面ライダー THE NEXT』では、チェーンソーリザードという名のショッカーの改造人間として登場している。
レンズアリ(9、10話)
目のフラッシュで爆発させたり、機械を操る。また、左手は万力になっている。レーサーたちを洗脳してデストロンへの入隊を目論んだ。V3きりもみキックで倒された。
カミソリヒトデ(9、10話)
右手のカミソリは再生能力を持つ。V3きりもみキックで倒された。
後にテレビスペシャル『10号誕生!仮面ライダー全員集合!!』でも再生怪人の一人として復活。
ピッケルシャーク (11、12話)
右手のピッケルが武器で、閃光を放つ事も可能。V3キックをも跳ね返す強靭なボディを持つが、V3反転キックの前には適わなかった。水中戦が得意。
ドリルモグラ(11、12話)
純子をしつこくつけ回していたストーカーの黒田雄二が素体。志郎が変身する場面を偶然目撃し、それを純子に暴露して動揺を誘おうとする。純子には相手にされなかったが、その邪な心に目をつけたピッケルシャークによって拉致、改造された。
頭部のドリルが武器。さらった純子に結婚を迫ったが、V3が駆けつけ失敗。V3反転キックで倒された。
ジシャクイノシシ(13話)
左手にスーパー磁石を装備。志郎の後輩・吉村に化けてV3を倒そうとし、新幹線をも狙うが、V3キックで磁石の能力を失い、V3電撃チョップで倒された。しかし全ては、ドクトル・ゲーを秘密裏に日本上陸させるための陽動作戦であった。
ガマボイラー (14話)
胸の噴射口から超高温の蒸気を出して鉄をも溶かす。V3キックであっけなく倒されるが、最初からV3と刺し違えるつもりであり、死ぬ間際に口から浴びせた白い泡でV3のエネルギーを奪い、ピンチへと陥れた。
バーナーコウモリ (15話)
鋭い牙と火炎放射の技を持つ。V3の逆ダブルタイフーンで倒された。人間態でも木にぶら下る習性がある。皮膚が弱く、猟銃で撃たれて負傷する。
ミサイルヤモリ (16話)
左手と背中に装備するミサイルは、旅客機を撃墜する破壊力を持つ。石油コンビナートの爆破を企てるも、V3回転フルキックで倒された。
スプレーネズミ(17、18話)
右手は伸縮可能な万力兼スプレーとなっている。神父に化けて秘密裏にデビルスプレーの実験を行おうとした。V3キックで倒された。スプレーには特殊なペスト菌が仕込まれている。
クサリガマテントウ(17、18話)
鎖鎌が武器。最初は「デストロンから逃げてきた男」に扮して少年ライダー隊に逃げ込む。デストロンを裏切った演技をしてV3を信用させたが、失敗。最後はV3キックで倒された。鎖鎌は体内にもあり、失っても再生可能。背面の両腰部にマシンガンを備えている。
ハリフグアパッチ(19話)
左肩の魚雷と体に生えた神経性の毒をもった棘が武器。
一時はV3との空中での衝突で撤退。最後はV3きりもみキックで倒された。
ギロチンザウルス(20、21話)
右手の刃と火炎放射が武器。四国占領作戦のために船で志郎を倒そうとしたが失敗する。松山においてV3を窮地に追い詰めたが、ダブルライダーの助言で振り切られる。最後はV3回転キックで倒された。
劇場版でも主要怪人として登場。松山城でV3と激戦を繰り広げ、V3反転キックを喰らって大爆発を起こした。
ドクバリグモ(20、21話)
右腕に装着した注射器が武器で、蜘蛛に変身する。
四国においてコントロールビールスを人間に注入して洗脳を目論んだが失敗。V3反転キックで倒された。胸に解毒剤カプセルを装着している。
タイホウバッファロー(劇場版オリジナル)
劇場版『仮面ライダーV3対デストロン怪人』に登場した。
両肩の巨大な大砲を武器とする。ライダーダブルキック、続けざまに放たれたV3キックの前に敗北。ドクトル・ゲーに三人ライダーを再生怪人軍団もろとも砲撃することを命ぜられる。その際に仲間を巻き込むことを懸念するが、大幹部の命令の前に敢行。結果、再生怪人軍団は全滅、三人ライダーに一人で自爆特攻を行う。
ウォーターガントド(22話)
口から吐く生物を白骨化させる毒ガス・グロプタンガスと左腕の水中銃が武器。初島地底から取れる毒ガスで関東占領を目論んだが、V3に阻まれ、V3回転フルキックで倒された。
プロペラカブト(23話)
志郎の知人の黒田狂一が素体。
左手のプロペラが武器で、女性の生き血を命の源とする他、巨大なプロペラに変形して飛行できる。妹の前では黒田としての意識を取り戻し、V3との戦いも投げ出す描写もあった。V3反転キックで倒された。
ゴキブリスパイク(24話)
右腕に埋め込んだ鉄クギが武器。
口から細菌の粉を吐く。ゴキブリの歴史を誇りに思っている。最後はV3反転キックで倒された。
カマキリメラン(25話)
ブーメランが武器。
ブーメランで相手の首を切断する。このブーメラン攻撃はV3にはまったく歯が立たず、V3回転フルキックで倒された。
ヒーターゼミ(26話)
両手から火花を出して攻撃する。人間の喉を渇かせる音波を出し、ミイラビールス入りの水を飲ませて人間をミイラ化させようとした。作戦の阻害となるV3を倒すために女性に化けて誘き寄せようとしたが、最期はV3回転フルキックで倒された。
ワナゲクワガタ(27、28話)
絞首リングを投げて戦う。
V3の活躍によりアジトの爆発で復活したゾル大佐・死神博士・地獄大使・ブラック将軍の4大幹部もろとも爆死。
カメラモスキート(29話)
ドクトル・ゲーが総力をあげて作り上げた怪人で、飛行能力に長ける。目に装備されたカメラで写し撮った人間の顔を奪うことができ、その人物になり済ませる。V3キックに耐えるが続けざまに放たれたV3ボディアタックで倒された。
カニレーザー(30話)
幹部・ドクトル・ゲーの項目を参照。
キバ一族
キバ男爵が率いるデストロン結託部族。牙を持つ生物の怪人によって構成されている。
ドクロイノシシ(31話)
牙を人間に突き立てて血を吸い、骨だけにする。エネルギー源の太鼓を破壊され、V3フライングキックで倒された。
オニビセイウチ(32話)
火の玉を操る。藤兵衛の知人・伊藤に化けて少年ライダー隊を全滅させようとした。V3フル回転キックで倒された。
ユキオオカミ(33話)
自分が噛んだ人間を自在に獣人化させる能力を持ち、服従させる。必殺技ウルトラブリザードで志郎を凍らせ、窮地に追い込んだが、1号、2号の救援で失敗に終わり、V3きりもみチョップで倒された。
原始タイガー(34話)
サーベルタイガースミロドン)がモチーフの怪人。
下級幹部・魔女スミロドーンを参照。
吸血マンモス(35話)
幹部・キバ男爵を参照。
ツバサ一族
ツバサ大僧正が率いる結託部族。基本的には翼を持つ怪人によって構成されている。
火焔コンドル(36話)
口からの火炎や空中攻撃でV3を追い詰めたが、ビッグスカイパンチから連なるビッグスカイキックで倒された。
コダマムササビ(37話)
口から出す毒ガスは、浴びた人間をムササビ型の死骸に変え、両腕からは同様の毒を含んだ毒ミサイルを発射する。念力を使い、ムササビに化けて滑空する。V3トリプルパンチで倒された。
殺人ドクガーラ(38話)
ビルマのジャングルの泥沼からやって来た。アジトに接近する者を排除するのが使命で、大量の毒蛾を操り、人間を骨にする。V3を高空から墜落死させようとするが、ハリケーンラストダッシュで倒された。
人喰いバショウガン(39話)
芭蕉がモチーフの怪人。
翼状の葉を持つ植物系の怪人。鞭を武器としており、手で捕らえた相手の養分を吸い取る。
修平少年の姉・正子をさらう。持っている毒は人間を縮小させ、保存人間を作る計画を目論んだ。V3スカイキックで倒された。
死人コウモリ(40話)
幹部・ツバサ大僧正を参照。
ヨロイ一族
ヨロイ元帥が率いる結託部族。基本的には強固な鎧(鱗や殻など)を持つ怪人によって構成されている。
ガルマジロン(41話)
アルマジロがモチーフの怪人。
志郎の親友・高木裕介を改造した怪人(つまり「部族怪人」ではない)。当たった相手を溶かす猛毒付きの鱗を発射し、体当たりから背中の棘を突き立てるバック戦法を得意とする。V3回転フルキックで倒された。
カタツブラー(42話)
カタツムリがモチーフの怪人。
自分が生んだカタツムリに人間を襲わせ操る。また、カタツムリに姿を変えられる。仲の良い姉妹の姉を操り、偶然ぶつかった志郎が殺したという濡れ衣を着せ、妹からの信頼喪失を目論んだ。V3キックを跳ね返す強靭な甲羅を持つが、V3チョップで目を眩まされ、その隙に甲羅を剥がされる。最後はV3キックで倒された。
カマクビガメ(43、44話)
デストロンを裏切った結城丈二の抹殺を目論む。カメ型の爆弾が武器。首を伸縮、赤子に化けるなど多彩な技を持つ。最後はライダーマンと共闘したV3を呑み込んだが、V3脱出パワーで肉体は粉砕した。
サイタンク(45、46話)
鋭い角と頑丈な肉体を持つ他、両肩の角を発射する。ブルドーザーを動かすほどのパワーを持ち、V3フルキック、V3マッハキック、ハリケーンダッシュも通用しなかった。
サンタクロース(ブラックサンタ)に変身し、有能な子供達を拉致してデストロン候補生に仕立て上げ、それを助けようとするライダーマンを利用してV3との共倒れを目論んだ。しかしV3とライダーマンは和解して共闘し、V3キックで角を折られ、ライダーマンのロープアームで拘束、最後はV3きりもみキックで倒された。
シーラカンスキッド(47話)
口から吐き出す赤い爆弾や、高い格闘能力を武器とする。結城丈二そっくりに造り上げたデストロン・ライダーマンに化け、アジトに潜入したV3を騙し、アジトもろとも爆破しようと目論んだが、本物のライダーマンが駆けつけ失敗。V3きりもみキックで倒された。
オニヒトデ(48話)
体を霧状にしたり、胴体にある口で噛みつき攻撃を行う他、口から溶解液を吐く。自身の分身であるヒトデをマサト少年が拾い、姉が勤める病院に持っていったことで院内で猛威をふるった。最後はライダーマンのネットアームで身動きが取れなくなり、V3三段キックで倒された。
カメレオン(49話)
保護色で姿を消す能力を持ち、伸縮自在の舌と強力なバタル弾を発射する銃を武器とする。結城丈二を狙って射撃、それを駆けつけた志郎が庇い、彼の力の調節を不可能にした。ライダーマンのオペで復活したV3のきりもみキックで形成不利となり逃亡。
吸血カメレオン(50話)
改造強化されたカメレオン。子供の生き血を命の源とする。孤児院で信頼の薄い健一少年をさらおうとしたが、志郎と結城の登場で未遂に終わる。V3フル回転キック(前述の回転キックと同様、違いは、呼称のみ)で倒された。容姿はカメレオンと同一でまったく差異は見られない。
ザリガーナ(51、52話)
ザリガニがモチーフの怪人。
幹部・ヨロイ元帥を参照。
戦闘員
デストロンの主戦力である一般兵士。常人の5倍の体力を持ち、ゲルショッカー戦闘員以上の戦力を誇る。当時の児童書によれば「頭はあまり良くない」とある。白いサソリ模様の黒い全身タイツ服を着た通常の戦闘員と、赤いサソリ模様の白い全身タイツ服を着た科学者戦闘員がいる。また、軍服を着た首領専属親衛隊もいた。1話での本郷の模擬葬儀など、儀礼の際には黒ずくめの三角頭巾に長衣を着用するのが常である。また、ツバサ大僧正配下の戦闘員はこの装束の袖に長いフリンジをつけていて、空を飛べる。女戦闘員は補助的な登場で、第41話のみ戦闘に参加した。その中で、用済みとなった(もしくは旧くなった)戦闘員を処刑したり実験台にされたことがある。
デストロン戦闘員
ショッカー、ゲルショッカー時代よりかなり強化されている。ショッカー時代と同様、運動能力を向上させる以外は特別な改造は施されておらず、衣類を着用し素顔は人間と変わらない。そのため、風見志郎も衣装を奪って変装する事ができた。2009年の「劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー」では大ショッカーの戦闘員として登場。2011年4月3日放送の『仮面ライダーオーズ/OOO』第28話(ライダーシリーズ通算1000回記念話)では元ショッカー戦闘員という男の欲望から生み出された戦闘員軍団に混じって登場(ただし正体はヤミー(『オーズ』の怪人)の一種)。
デストロンレンジャー部隊
V3抹殺のために特別に訓練された戦闘員。容姿に関しては通常戦闘員との差異は見られない。
科学者班
白いタイツを着用。結城丈二はここの筆頭的存在であった。通常の戦闘員とは待遇は違い、結城の言動からたとえ大幹部でも直接命令する権限は持っていない様である。スカウト、人質脅迫、金銭報酬などで集められており優秀な科学者やその助手で構成されている。当時の児童書によれば彼らは戦闘訓練を受けた生身の人間であり、功績を挙げ幹部に任命されれば然るべき怪人への改造が施される。テレビマガジンの特写スチールで結城がタイホウバッファローを製造しているカットも存在する。
前作の大幹部
27・28話において、毒ガス兵器「ギラードガンマー」による日本全滅作戦を遂行すべく、デストロンの再生技術が甦らせたショッカー及びゲルショッカーの元大幹部たち。各担当エリアでの作戦指揮が任務だったが、それぞれプライドが高いこともあって足並みは悪く、ドクトル・ゲーとの間にも軋轢が生じていた。
ゾル大佐
元ショッカー大幹部。V3の戦闘ぶりを敵ながら賞賛していた。軍人としての規範を重んじる姿勢は変わらず、大失態を演じ「(V3ともども)殺してくれ」という地獄大使を望み通りに銃殺しようとした。軍服の色が前作とは異なる。
死神博士
元ショッカー大幹部。ギラードガンマーの解毒剤を開発した南原博士の殺害を真っ先に発言するなど残忍な性格は変わらなかった。本作での一人称は「私」ではなく「わし」。
地獄大使
元ショッカー大幹部。前作は本郷猛=1号に敗北した時は「きっと甦って…」の一言が、本作通りとなった。捕獲した風見志郎=V3を逃がして作戦を台無しにしてしまい、ゾル大佐から「そそっかしい」、ブラック将軍から「おっちょこちょい」などと散々に言われる。一方では人質にされた自分もろともV3を攻撃するよう彼らに懇願するなど、忠誠心や責任感の強さも見せた。「かつてはショッカー軍団を率い、ライダー1号と2号や人間を脅かした自分だ」とデストロン達に自慢していた。
ブラック将軍
元ゲルショッカー大幹部。他の3大幹部に比べると特筆するような目立った態度は見せなかった。最期は他のゲスト幹部と共にアジトごと爆死する。

スタッフ 編集

キャスト 編集

レギュラー・準レギュラー 編集

主なゲスト出演者 編集

※参考文献:『仮面ライダー大図鑑(3)』(バンダイ・1991年)、『仮面ライダーV3大全』(双葉社・2001年)

スーツアクター 編集

放映リスト 編集

放送日話数サブタイトル登場怪人およびゲスト仮面ライダー脚本監督
1973年
2月17日
1ライダー3号 その名はV3! 伊上勝 山田稔
2月24日2ダブルライダーの遺言状
3月3日3死刑台のV3
  • テレビバエ(人間体:山田禅ニ / 声:沢りつお)
  • イカファイア(声:八代駿
奥中惇夫
3月10日4V3の26の秘密!?
3月17日5機関銃を持ったヘビ人間! 鈴木生朗 塚田正煕
3月24日6ハンマークラゲ出現! 放て、V3の必殺わざ!!
  • ハンマークラゲ
3月31日7ライダーV3 怒りの特訓 島田真之 山田稔
4月7日8危しV3! 迫る電気ノコギリの恐怖
4月14日9デストロン地獄部隊とは何か!?
  • レンズアリ(人間態:北九州男 / 声:辻村真人)
  • カミソリヒトデ(声:市川治
内藤まこと
佐伯俊道
田口勝彦
4月21日10ダブル・タイフーンの秘密
4月28日11悪魔の爪がV3をねらう!! 鈴木生朗 塚田正煕
5月5日12純子が怪人の花嫁に!?
5月12日13恐怖の大幹部 ドクトル・ゲー!?
  • ジシャクイノシシ(人間態:練木二郎 / 声:峰恵研)
伊上勝 山田稔
5月19日14ダブルライダー 秘密のかたみ
  • ガマボイラー(声:沢りつお)
5月26日15ライダーV3 死の弱点!!
  • バーナーコウモリ(人間態:中田博久 / 声:八代駿)
塚田正煕
6月2日16ミサイルを背おったヤモリ怪人!
  • ミサイルヤモリ(声:辻村真人)
鈴木生朗
6月9日17デビルスプレーは死神の武器
  • スプレーネズミ(人間態:鈴木志郎 / 声:山下啓介)
  • クサリガマテントウ(人間態:達純一 / 声:沢りつお)
島田真之 田口勝彦
6月16日18悪魔の裏切り あやうしV3!
6月23日19ハリフグアパッチの魚雷作戦!!
  • ハリフグアパッチ(声:沢りつお)[※ 3]
滝沢真理 塚田正煕
6月30日20デストロン四国占領作戦
  • ギロチンザウルス(人間態:斉藤真 / 声:辻村真人)
  • ドクバリグモ(人間態:中屋敷鉄也 / 声:西崎章治)
伊上勝 山田稔
7月7日21生きていたダブルライダー
7月14日22恐怖のキャンプ 地底運河のなぞ!
  • ウォーターガントド(声:八代駿)[※ 4]
島田真之
塚田正煕
塚田正煕
7月21日23恐怖! 墓場から来た吸血男
  • プロペラカブト(人間体:中山克己 / 声:八代駿)
鈴木生朗 山田稔
7月28日24怪奇! ゴキブリ屋敷!!
  • ゴキブリスパイク(人間態:山下則夫 / 声:辻村真人)
滝沢真理
8月4日25怪奇!! デストロンレインジャー部隊
  • カマキリメラン(声:峰恵研)
伊上勝 塚田正煕
8月11日26怪人ヒーターゼミのミイラ作戦!!
  • ヒーターゼミ(人間態:水木正子 / 声:市川治)
8月18日27生きかえったゾル・死神・地獄・ブラック
  • ワナゲクワガタ(人間態A:稲川善一、人間態B:中屋敷鉄也 / 声:八代駿)
  • 再生4大幹部
  • 再生ドクダリアン(声:沢りつお)
  • 再生シオマネキング(声:西崎章治)
  • 再生イモリゲス(声:峰恵研)
  • 再生ウニドグマ(声:辻村真人)
山田稔
8月25日285大幹部の総攻撃!!
9月1日29ドクトル・ゲー 最後の挑戦!
  • カメラモスキート(声:八代駿)[※ 5]
塚田正煕
9月8日30ドクトル・ゲー! 悪魔の正体は?
  • カニレーザー(声:沢りつお)
  • ドクロイノシシ
9月15日31呪いの大幹部 キバ男爵出現!!
  • ドクロイノシシ(声:沢りつお)
折田至
9月22日32鬼火沼の怪 ライダー隊全滅!?
  • オニビセイウチ(声:八代駿)
9月29日33V3危うし! 帰って来たライダー1号、2号!!
  • ユキオオカミ(声:沢りつお)
  • 仮面ライダー1号
  • 仮面ライダー2号
鈴木生朗 塚田正煕
10月6日34危機一発! キバ男爵対三人ライダー!!
  • 原始タイガー[※ 6](声:山下啓介 )[※ 7]
  • 仮面ライダー1号
  • 仮面ライダー2号
10月13日35キバ男爵 最後の変身
  • 吸血マンモス(声:峰恵研)
伊上勝 内田一作
10月20日36空の魔人 ツバサ軍団
10月27日37怪しの寺 ムササビ族の呪い!
  • コダマムササビ(声:沢りつお)
滝沢真理 折田至
11月3日38子連れV3 死のスカイダイビング!
  • ドクガーラ(声:辻村真人)
鈴木生朗
11月10日39人喰い植物 バショウガンの恐怖!![24]
  • バショウガン(声:山下啓介)
海堂肇 内田一作
11月17日40必殺! V3マッハキック!![25]
  • 死人コウモリ(声:辻村真人)
11月24日41あッ! 人間が溶ける! ヨロイ元帥登場[26]
  • ガルマジロン(人間体:三井恒 / 声:西崎章治)
折田至
12月1日42カタツムリ人間の人体実験![27]
  • カタツブラー(声:沢りつお)[※ 8]
12月8日43敵か味方か? 謎のライダーマン
  • カマクビガメ(人間態、怪人体の声:槐柳二
伊上勝 内田一作
12月15日44V3対ライダーマン
12月22日45デストロンのXマスプレゼント 鈴木生朗 折田至
12月29日46ライダーマンよ どこへゆく?
1974年
1月5日
47待ち伏せ! デストロン首領!!
  • シーラカンスキッド(声:沢りつお)
  • デストロンライダーマン(演:山口暁
伊上勝
1月12日48見た! デストロン首領の顔!!
  • オニヒトデ(声:八代駿)
海堂肇
1月19日49銃声一発! 風見志郎倒る!!
  • カメレオン(人間態:石川敏 / 声:山下啓介)
長石多可男 内田一作
1月26日50小さな友情
  • 吸血カメレオン(声:山下啓介)
平山公夫
2月2日51ライダー4号は君だ!!
  • ザリガーナ(声:沢りつお)
鈴木生朗
2月9日52デストロン最後の日
  • ザリガーナ
  • デストロン首領
  • 再生オニビセイウチ(声:八代駿)
  • 再生バショウガン(声:西崎章治)
  • 再生死人コウモリ(声:山下啓介)
  1. OP表記は辻真人
  2. 第11話のみOP表記なし
  3. OP表記は八代駿。ウォーターガントドと入れ替わっている。
  4. OP表記は沢りつお。ハリフグアパッチと入れ替わっている。
  5. OP表記は山下敬介(山下啓介)
  6. OP表記はスミロドーン
  7. OP表記は市川治
  8. OP表記は辻村真人

音楽 編集

主題歌 編集

オープニングテーマ 編集

「戦え! 仮面ライダーV3」
番組テロップでは「斗え! 仮面ライダーV3」。120万枚の大ヒットを記録、日本コロムビアのゴールデンディスク大賞を受賞した。
主題歌歌唱候補は、日本コロムビア側から子門真人水木一郎、東映からは主役宮内洋の名が挙がり、最終的には宮内の歌唱に決まった。
上記の3人が歌ったヴァージョンの音源はそれぞれ発売されており、そのうち水木版・宮内テスト版(バックコーラス無し)は後続の仮面ライダーシリーズ本編でも使用されている。
余談だが、2011年6月26日放送の『芸能界最強は誰だ!?さんまのからくりTV第8回芸能人かえうた王決定戦スペシャル』(TBS系列)に、宮内本人が出場し、この歌の替え歌を歌った。

エンディングテーマ 編集

「少年仮面ライダー隊の歌」(第1 - 42話)
「走れハリケーン」(第43 - 最終話)[28]

挿入歌 編集

オープニングとエンディング同様、作・編曲はすべて菊池俊輔。「デストロン讃歌」、「V3のマーチ」、「V3アクション」、「仮面ライダー讃歌」の冒頭には効果音とセリフが入っている。ライダーマンのテーマ「ぼくのライダーマン」は本作の劇中でも使用されたが、『仮面ライダーV3』のLPレコードはすでに発売されていたため、次作『仮面ライダーX』のLPに収録された。

「仮面ライダー讃歌」
「不死身の男」
  • 作詞:島田真之、丘灯至夫 / 作曲・編曲:菊池俊輔 / 歌:水木一郎
「V3アクション」
  • 作詞:石森章太郎 / 作曲・編曲:菊池俊輔 / 歌:子門真人
「V3の一人歌」
  • 作詞:田中守、丘灯至夫 / 作曲・編曲:菊池俊輔 / 歌:水木一郎
「V3のマーチ」
  • 作詞:伊上勝、丘灯至夫 / 作曲・編曲:菊池俊輔 / 歌:水木一郎、コロムビアゆりかご会
「デストロン讃歌」
  • 作詞:土井信 / 作曲・編曲:菊池俊輔 / 歌:日本合唱協会
「V3の子守唄」
「ぼくらの仮面ライダーV3」
  • 作詞:中瀬当一、丘灯至夫 / 作曲・編曲:菊池俊輔 / 歌:コロムビアゆりかご会
「ぼくのライダーマン」
  • 作詞:田中守 / 作曲・編曲:菊池俊輔 / 歌:コロムビアゆりかご会

劇場版 編集

『仮面ライダーV3』(1973年3月17日公開)
東映まんがまつりの一編として第2話を上映。
仮面ライダーV3対デストロン怪人』(1973年7月18日公開)
監督:山田稔 脚本:伊上勝
登場怪人:タイホウバッファロー(声:八代駿)、ギロチンザウルス(声:辻村真人)、ドクバリグモ(人間態:中村文弥/声:西崎章治
東映まんがまつりの一編として公開。上記の2作品とも2003年12月5日発売の昭和の仮面ライダーシリーズの映画作品を収録した「仮面ライダーTHE MOVIE BOX」及び単品では2006年発売の「仮面ライダーTHEMOVIE VOl,2」に収録されている。
TVシリーズとの関係
本作とTVシリーズ20, 21話は同時進行で四国ロケが行われている。劇中でTVシリーズとの関係は特に設定されていない。志郎がギロチンザウルスの名前を知っていることもあり、書籍類ではTVシリーズから続いた2度目の四国編と解釈されていることも多い。
四国ロケ
本作のロケは奥道後国際観光株式会社の協力の下に行われ、ホテル奥道後高知城来島どっく等々四国地方の各所を舞台に撮影された。ホテル奥道後のシーンでは、金閣寺のレプリカとして知られる錦晴殿(平成13年に土砂崩れで消失)を背景に変身シーンや大立回りが披露された。当時のホテル奥道後には小さな遊園地や映画館が併設され、その劇場では本作が封切られた際には、家族連れ旅行者で大変賑わったと伝えられる。この他、当時東京と高知を結んでいた日本高速フェリーの「さんふらわあ」も登場する。
再生怪人声優一覧
  • 八代駿(担当怪人:ピッケルシャーク)
  • 山下啓介(担当怪人:ジシャクイノシシ、スプレーネズミ、バーナーコウモリ)
  • 辻村真人(担当怪人:ミサイルヤモリ、レンズアリ)
  • 西崎章治(担当怪人:クサリガマテントウ、ジシャクイノシシ〈2度目の登場の際〉)
  • 納谷悟郎(担当怪人:ドリルモグラ、ガマボイラー)

コミカライズ作品 編集

本作制作の時点で、原作者石森章太郎による『仮面ライダー』の連載はすでに終了しており、原作者自身による本作のコミカライズ作品は存在しない。放映当時から石森プロ所属の漫画家を中心に多くの作家によるコミカライズが行われている。

放映当時の連載 編集

冒険王掲載版(すがやみつる、1973年3月号 - 1974年3月号)
テレビシリーズに準じた展開であるが、個々のエピソードや怪人の性格付け等は独自のもの。幼年誌に比べてページ数に余裕があったため、レギュラーキャラクターや敵幹部もテレビ同様に活躍し、100ページを越える長編も執筆された。デストロンとの最終決戦まで描かれて終了した。
別冊冒険王掲載版(すがやみつる、1973年春季号・4月号 - 1974年2月号)
スパナサンゴ、エイジェットなどのオリジナル怪人が登場。
テレビマガジン掲載版(すがやみつる、1973年3月号 - 1974年2月号)
立花藤兵衛や珠純子など味方側のレギュラーは一切登場せず、V3とデストロンとの戦いにしぼって描かれた。オイルショックによる掲載誌のページ減により1974年2月号をもって連載が打ち切られ、V3とライダーマンが和解して共闘を誓い合うところで話は終了している。
テレビランド掲載版(久留米東、1973年3月号 - 5月号 → 暁俊二、1973年6月号 → 松本めぐむ、1973年7月号 - 1974年2月号)
やはりテレビに準じた展開。立花藤兵衛らによる戦い以外のドラマも描かれている。テレビマガジンと同様の事情で1974年2月号をもって打ち切りとなり、ライダーマンの誕生で話は終了。翌月の『仮面ライダーX』で立花藤兵衛がデストロンとの決戦を回想する形で物語に区切りをつけている。
たのしい幼稚園掲載版(石川巨人、1973年5月号,6月号,1974年3月号)
別冊たのしい幼稚園掲載版(石川のりひこ、1973年3月号 - 9月号)
おともだち掲載版(細井雄二、1973年3月号 - 1974年3月号)
ディズニーランド掲載版(石川巨人、1973年3月号 - 1974年3月号)

放映終了後の連載 編集

『仮面ライダー』テレビランド掲載版(山田ゴロ)
1978年より徳間書店「テレビランド」誌で『仮面ライダー』から『仮面ライダースーパー1』までのストーリーが新作漫画として連載された。このストーリーは後に全9巻の単行本にまとめられているが、第1巻後半からライダーマン編を含む第3巻まで(ライダーマン編も含むと第4巻まで)がV3編となり、大きなウエイトを占めている。また、ライダーマン編は第4巻一冊分のページ数が費やされ、彼の前半生について独自の物語が展開された。病母を抱えた貧しい少年・結城丈二がデストロンに見込まれ、やがて科学者として成功しながらもヨロイ元帥に裏切られライダーマンになるまでの物語が独特のテイストで描かれている。
仮面ライダーSPIRITS』マガジンZ掲載(村枝賢一)
風見志郎と結城丈二は主役のメンバーとして登場。結城の生存確認や志郎の海外での戦いなどが描かれている。

ゲーム 編集

『仮面ライダー作戦ファイル2』
東映ビデオ。1995年発売。PC用のCD-ROM。Windows、Macintosh両方で発売された。『仮面ライダー』のシミュレーションゲーム、『仮面ライダー作戦ファイル』の続編。本編の映像や画像が盛り込まれた図鑑と、新怪人の製作シミュレーション・ゲームが主な内容。「風見志郎」の声を宮内洋、「大首領」の声を納谷悟郎が務めている。
『仮面ライダーV3』
バンダイ2000年9月18日プレイステーション用の3D格闘アクションゲームとして発売。製作はKAZe。システムは1998年に発売された格闘ゲーム『仮面ライダー』(以下「前作」)に準じているが、キャラクター数や隠し要素は増えている。
前作の音声は主に以前収録された音声によるライブラリ出演であったが、本作の音声は一部を除き新規に収録された。
ストーリーモードは、番組の内容に沿ったストーリーの他、ライダーマンが主役の「ライダーマン編」、1号・2号が主役の「仮面ライダー編」もある。特別編は条件を満たさないとプレイできない隠し要素だが、前作のセーブデータが同じメモリーカードにあれば、最初からプレイできる。声の出演などについては、仮面ライダー (プレイステーション版)を参照。

映像ソフト化 編集

  • ビデオ(VHS、セル・レンタル共通)は全14巻が東映ビデオよりリリースされている。全話収録だが、当初は傑作選の予定だったため、収録順は放送順と一致していない。
  • 1993年8月25日LD-BOXが東映ビデオより発売された。
  • 2000年5月21日から9月21日にかけて単品のLDが東映ビデオより発売された。全7巻の各2枚組で各巻8話(Vol.7のみ1枚・4話)収録。
  • 2002年12月6日DVD-BOXが東映ビデオより発売された。
  • 2007年10月21日から12月7日にかけて2007年10月公開の『仮面ライダー THE NEXT』の公開を記念して単品のDVDが発売された。全9巻で各巻6話(Vol.8、Vol.9は5話)収録。1 - 3、4 - 6、7 - 9はそれぞれ同時リリースされた。
  • 2008年7月21日発売の「石ノ森章太郎 生誕70周年 DVD-BOX」に第1話が収録されている。

平成仮面ライダーシリーズへの影響 編集

テンプレート:出典の明記 仮面ライダークウガ以降の作品は、一部を除き本作との劇中でのつながりはない。しかし、本作を意識した演出が一部に見られる。

  • 仮面ライダーアギト(第2作) - 作品全体に本作へのオマージュが多く、一部の敵キャラクターのモチーフにデストロン怪人が使われている[29]。本作の他に、『サイボーグ009』がストーリーモデルに使われている。
  • 仮面ライダー響鬼(第6作) - 立花勢地郎の知り合いとされる風見という教師の存在が語られている。
  • 仮面ライダー電王(第8作) - アニメ作品『仮面ライダー電王+しん王』で、しん王によるV3のパロディが行われた。
  • 仮面ライダーW(第11作) - 今作の登場人物である照井竜 / 仮面ライダーアクセルは、「父と母と妹の仇を取る為に仮面ライダーになった」という設定が風見志郎に一致している。

脚注 編集

  1. 第17,18話、四国ロケ編の第20,21話は初期と同様に2体の怪人による前後編である。
  2. 仮面ライダーシリーズで生きている主人公の家族が全員登場するのは、本作のみである。第1話ではこの日常生活の風景が後に起こる悲劇を強調させる演出となっている。
  3. 『仮面ライダー Vol.3』講談社、p.4では、「企画最初期段階でモチーフをトンボとしていた」と記載される。
  4. 稲垣栄洋『仮面ライダー昆虫記』実業之日本社、2003年
  5. 特に26話での追跡シーンにおいてバイクから車への飛び移りは地面のやわらかい九十九里浜までわざわざ1シーンのためにロケに訪れたという(宮内談)。
  6. 父を失い病弱な母と暮らしていた幼少時から、デストロンの援助を受けていたという設定もある。
  7. 資料によってはジャンプ力10m、常人の6倍のキック力と設定。
  8. 例として、同時期に活躍していたイナズマンの念力により強制テレポートさせられていた(PSソフト『スーパーヒーロー作戦・ダイダルの野望』)、タヒチに不時着し記憶喪失のまま現地で暮らしていた(『仮面ライダーSPIRITS』)など。
  9. ただし42話の予告においては、カマクビガメの首元を踏みつけヨロイ元帥と対峙するなど、V3と同等の強さを誇るような描写がみられた。
  10. 初の単独ゲスト出演。スカイライダーとの連携で怪人ドブネズゴンを倒した。
  11. 山口暁は1986年に死去しており、『10号誕生!!仮面ライダー全員集合!!』に結城丈二として客演(当時の芸名は山口豪久)したのが最後の登場である。『10号誕生!! - 』では当時東映アクションクラブに所属していた無名時代の唐沢寿明(当時・唐沢潔)がライダーマンのスーツアクターを演じている。
  12. Stay the Ride Alive』と『Journey through the Decade』のPVで、GACKTが登場し、仮面ライダーと共演しているが、こちらはライダーカードの名前がGACKTとなっている事から「GACKT」という名称の別キャラクター。
  13. 村枝賢一による漫画『仮面ライダーSPIRITS』ではインターポールの本部長としてライダーたちの戦いをサポートする姿が描かれている。
  14. 『別冊冒険王・映画テレビマガジン』(秋田書店)1973年7月号
  15. 『仮面ライダーストロンガー』において、劇中の肝試し用の小道具(17話)や奇械人墓場(26話)に使用されている。
  16. すがやみつるの漫画版ではサーカスの舞台上で出し物に見せ掛け、人間を丸鋸で斬首するという役だった。人を殺す事を嫌う心優しき女性としての一面も描かれたが、変身すると人間性が失われる。
  17. 挿入歌の作詞者「中瀬当一」は阿部Pの筆名である
  18. 平山・阿部Pの共同筆名である
  19. 大幹部を演じる以前に、34話ではなぜかOPクレジットに表記されていたが、何の役を演じていたのかは不明。
  20. OP表記は「松田洋二」
  21. 21.0 21.1 21.2 21.3 21.4 21.5 21.6 21.7 21.8 21.9 テンプレート:Cite book
  22. テンプレート:Cite web
  23. テンプレート:Cite web
  24. 『仮面ライダー』第4話のリメイクである
  25. 『仮面ライダー』第31話のリメイクである
  26. 『仮面ライダー』第3話のリメイクである
  27. 『仮面ライダー』第2話のリメイクである
  28. 第43・44話までのクレジットは「少年仮面ライダー隊の歌」。
  29. デザインを担当した出渕の雑誌インタビューでのコメントや『とことん!石ノ森章太郎』での発言より。

関連項目 編集

外部リンク 編集

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