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仮面ライダーシリーズ > 仮面ライダーX
仮面ライダーX

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テレビドラマ
原作 石森章太郎
監督 山田稔田口勝彦折田至、内田一作
制作 毎日放送東映
放送局 毎日放送・NET
放送期間 1974年2月16日 - 10月12日
話数 全35話
テンプレート使用方法 ノート

仮面ライダーX』(かめんライダーエックス)は、1974年昭和49年)2月16日から同年10月12日まで、毎日放送NET系列で放送された毎週土曜19時30分から20時00分(JST)に放映された特撮テレビドラマ作品、及び作中で主人公が変身するヒーローの名称である。「仮面ライダーシリーズ」第3作である。

テンプレート:ネタバレ

あらすじ 編集

海洋科学者である神 啓太郎(じん けいたろう)教授は、謎の組織GOD(ゴッド)より組織への加入を迫られる。拒否した神教授は報復としてGODの襲撃を受け、父親を助けようとした息子の神 敬介(じん けいすけ)は殺害されてしまう。自らも瀕死の重傷を負った神教授だったが、死の前に敬介を自らの研究していた深海開発用改造人間(カイゾーグ)技術を用いて「仮面ライダーX」として蘇らせた。

父の遺志を継ぎ、日本全滅を図るGODと戦う決意をする敬介だったが、彼の前に父の助手でかつての恋人、水城涼子がGODの一員として現れる。そして涼子と同じ顔をした謎の女性、霧子が敬介を助ける。涼子の真意と霧子の正体を求めつつ、敬介は偶然出会った過去の「仮面ライダー」の協力者である立花藤兵衛らの助力も得てGODと戦う。

特徴 編集

仮面ライダーシリーズ第3作。企画段階では『仮面ライダーW(ダブルブイ)』とされていた[1]。『X』のネーミングは主題歌にあるように「VとVを組み合わせたもの」であるが、これには前作の『仮面ライダーV3』の主人公V3同様「victory(勝利)の頭文字V」と5号ライダーとして「5のローマ数字のV」という解釈が設定されている。

前作の本放送時後半から、マジンガーシリーズをはじめとしたロボットアニメブームにより視聴率にはかげりが見え始めたことから、この作品は企画初期段階で従来の『仮面ライダー』と同一の世界上の物語であることや、従来作品のレギュラー・立花藤兵衛が続投することも決まっていたものの、同時にいくつもの新しい試みが行われた。

そのアイディアの1つとして、当初有力だったのが、゛専用ライフルを手に戦うかみきり虫ライダー゛だったが、前作の後半第43話から登場した仮面ライダー4号=ライダーマンに対する当時の児童層の反響が予想外に高かった事とそれまでにない新しい仮面ライダー像の構築という意味で変更になり、 ゛武器を持ったライダー゛というアイディアのみ本作に継承された。

これまでの歴代ライダーは敵から奪った武器を使っての戦闘が多かったが、本作で正式な手持ち武器を持ったライダーとなった。 ちなみにライフルなどの銃系統武器が導入されるのはもっと先の話である。

折しも沖縄本土返還復帰事業最大のイベントである「沖縄海洋博」の開催を1年後に控えている事実も考慮に入れられた結果、深海開発用改造人間=カイゾーグである仮面ライダー5号、通称Xライダーの設定が完成した。

仮面ライダーシリーズの多くに登場する敵組織はいずれも、これから世界征服を目論む秘密結社・テロ組織であるのに対し、本作のGOD秘密機関は既存の国家同士が密約を結び結成した組織という位置付けがされている。組織の支部を分署と呼んだり、秘密警察を連想させる制服を着た構成員を登場させるなど随所にそれを裏付ける為の演出が組まれている。

他、主人公・仮面ライダーXについては改造人間であるという設定はそれまでと共通であるものの、アイテムを用いて変身する点や、武器をベルトに常時携行しているなど、様々な新しい要素で仮面ライダーのイメージを一新させる作品となった。 特にメカニカル感を残した造形と差し色を利かせたカラーリングが他のライダーと比べて特徴的である。NG版スーツの中には全身がシルバー調のものもあり、ロボット(メカニック)的な要素を盛り込もうとしていたことが伺われる(造形商品という形ではあるが、イベント『石ノ森章太郎 生誕70周年記念 特撮英雄転 仮面ノ世界(マスカーワールド)』限定で買取権が抽選とされたS.I.C.シリーズ「仮面ライダーX(原作Ver.)」で、この全身シルバー版スーツを見る事が出来る)。

ストーリー面については、企画当初のみならず本放送中にライバル番組に対するてこ入れが行われたことで、時期によってその様相を大きく変えている。

第1話 - 第8話(水城姉妹編)
企画段階から、ライダーファンの成長にあわせたアダルト志向のドラマも視野に入れた新しい路線が打ち出され、脚本家にも『仮面ライダー』や『V3』でメインライターだった伊上勝らに加え、新たに『人造人間キカイダー』と『キカイダー01』で実績を残した長坂秀佳が起用された。第1話と第2話を担当した長坂は、改造人間ゆえに人々から畏怖される主人公という、従来作にもあったシチュエーションも盛り込みつつ、父と子の絆や謎めいたヒロインの登場を軸とするなど、従来作とは大きく違った切り口が特徴の作品を書き上げている。また先述通り過去の作品で主人公達をサポートした立花藤兵衛も登場するが、初登場は第5話になってからで、その出会い自体も1つの重要なドラマとして演出されている。
登場する「怪人」達もギリシア、ローマの神話に材を求めた。歴代ライダー怪人を手掛けたエキスプロの高橋章のデザインにより、彫刻を彷彿とさせるような造形が特徴で、これまでの動物や機械などをモチーフにしたキャラクターとは一線を画している。
しかし企画当初からあまりにもプロットが複雑であるとの声から、実際の放送時はメイン格の長坂以外の脚本家が早期に登板するなどやや方向転換され、それも必ずしも視聴者からは受け入れられなかった。そのため路線変更を余儀なくされる。
第9話 - 第21話(アポロガイスト編)
第8話のヒロイン退場と共に長坂も降板し、第9話では過去のライダー同様に藤兵衛による特訓シーンが描写されるなど、伊上らを中心にそれまでのシリーズをより意識した展開に移行していった。しかしこの作品の独自性を探る試みも断念されたわけではなく、怪人達同様神話からヒントを得て造形されたシリーズ初の本格的ライバルキャラ、アポロガイストが登場。後述するようにそれまでの大幹部とは違った立ち位置の設定が与えられ、ライバルとしての存在感を発揮した。
また過去作品以上に怪奇性を強調した6月放送分のいわゆる「梅雨の怪談シリーズ」が制作されたり、当時世間の話題となっていたオカルト超能力を意識した展開も導入されている。

このアポロガイスト編は本作の中では最も人気が高い。

第22話 - 第35話(キングダーク編)
しかしライバルとの視聴率争いから、さらなるてこ入れが行われた。まずアポロガイストに代わり、GODの大幹部として巨大ロボット・キングダークが登場し、怪人のデザインコンセプトも、過去作品の怪人達により近い「GOD悪人軍団」と称されるものへと変更された。
ストーリー的にも「RS装置」をめぐる争奪戦を中心に展開されている他、アイテムで変身し、武器を併用して戦うというXライダー最大の特徴が、一敗地にまみれる展開から前作の主人公・風見志郎が登場して行われたパワーアップ改造により、一定の変身ポーズで変身し、肉弾戦で戦うという過去作品に近い形へと変更される。
過去作品とのつながりとしては志郎の登場だけではなく、劇場版『五人ライダー対キングダーク』に合わせて立花藤兵衛が1号からの歴史を語る総集編が放送され、終盤には一文字隼人も駆けつけるようになるなど、急速にシリーズの一作品として位置づけられていった[2]

知名度の高い『V3』と、シリーズ最大の異色作である『アマゾン』に挟まれた当作品は、様々なてこ入れにもかかわらず、先述のアニメロボットブームの猛追を避けることは出来ず、放送話数は35話で終了した。しかし若年層へアピールするためのてこ入れの甲斐あってか、関西地区では平均視聴率で20%を超えるなど好成績を残している。また独自の魅力を持つ神話怪人群、マンガチックな悪人軍団怪人群、本格的ライバルキャラのアポロガイスト、実寸大のセットで表現されたシリーズ初となる巨大敵キャラクター・キングダークや、Xの剣劇的なアクションなど当作品ならではの特徴も少なくない。

視聴率 関東…最高20.5% 最低…14.1% 関西…最高25.2% 最低…16.7%

登場人物 編集

仮面ライダーXと仲間たち 編集

神 敬介(じん けいすけ) / 仮面ライダーX
本編の主人公。海を心から愛するさわやかな好青年。身長178cm,体重70kg,右利きで逞しい体を持ち、スポーツ万能で中でも水泳を得意と見え、そのおかげで第1話のネプチューンからの溶解液攻撃から逃れた模様。母は彼を産んだすぐ後に亡くなっている為、厳格な父・神啓太郎の手で育てられた。そんな父に反発してか、後を継いで人間工学を学ぶのを嫌がっており、会う度に口喧嘩となっていた。
幼い頃から、将来は世界の7つの海を股に掛ける船乗りになって航海したいと考え、その夢をかなえるべく沖縄の水産大学に通っていた。半年ぶり帰郷した際に、父と共にGOD機関に襲われて死亡するが、父の手によって海底1万メートルの水圧に耐えられる強さを持つカイゾーグ(「改造」と「サイボーグ」を合わせた造語[3])として復活した。
改造された当初は人間でなくなってしまったことに悲しんだが、父の叱咤によって立ち直り、GODの野望を阻止できるのは自分だけだと、戦い決意を固める。
仮面ライダーの父たる立花藤兵衛との運命的出会いによって、先輩ライダーの存在を知り、戦士としての自覚を一層強くし、GODの野望を阻止すべく日々戦い続ける。
文武両道の父の方針から空手や柔道や剣道に長けた有段者であり、バイクの運転技術もプロ級。そのため9話前半における藤兵衛のモノローグにおいて「鍛えれば本郷たち以上になる」と語られている。
鋭い洞察力で敵の計略等を見抜くことも多く、逆に罠を仕掛けるなど戦士として優れた資質を備えている。
1度だけだが、対パニック戦において武器として吹き矢を使用したことがある。
心が深く傷ついた時に父に依存したり、恋人でありながら自分を裏切った涼子の行動に動揺する時もあるが、その度に精神的に成長していった。
立花以外にもマコ、チコも敬介=Xライダーと言う事は知っており、また緊急時には一般市民の目の前であっても変身するケースもあり、これ以降のライダー(アマゾン、ストロンガー)は割と正体が明かされる事を気にしなくなっている。
最終回においてV 3と連絡を取り、COLに「日本にいつか危機が訪れた時、必ず帰って来る。それまで、さようなら」という置手紙を残して、夕焼けの道をバイクで疾走し、新たなる戦いの大海原へと旅立って行った。この時の手紙に「神 介」と間違って署名している[4]
余談ではあるが、後述のマーキュリー回路を取り付けられて以降、それまでの長髪が対ガマゴエモン戦よりパーマとなっている。
「ゴッド有る限り、私は死なんっ!!」「だけど、親父、俺はまだ人間なんだろ」「俺だって、仮面ライダーXだ!!」「望みとあれば相手しよう!!」などといった有名な台詞がある。
神 啓太郎(じん けいたろう)
敬介の父。城北大学の教授にして、海洋科学と人間工学の世界的権威。
GOD機関にその卓越した頭脳と、博士の持つ人間工学の研究成果を必要とされていた。
その研究とは、人間の持っているそれぞれの機能を機械に代行させたり、身体の欠損部分を機械で補ったたりする技術のことである。
口やかましく頑固な性格で敬介とは親子喧嘩が絶えなかったが、その心には息子への大きな愛情を宿している。敬介の達者な格闘技の腕前も「科学者にも腕っ節が必要だ」という彼の考えによるものだった。
GOD機関への協力を拒んだため重傷を負わされるが、瀕死の状態で敬介をXライダーに改造。自らの記憶と人格を海底基地「神ステーション」に移植した。父親に頼る敬介の依存心を断ち切るため、2話でステーションは自爆した。
仮面ライダーを作る技術を有していたことについて劇中での説明はないが、「過去に緑川博士と同じ研究所で働いていたから」という当時の雑誌設定がある[5]。『MASKED RIDER X EDITION』では緑川博士とともに城北大学で教鞭をふるった親友とされ、緑川博士がショッカーに協力させられる中でも連絡をとりあっていた。自身も呪博士の手によりショッカーに推薦されるが、「神ステーション」という要塞を作り、ショッカーから逃れていたとされている。
水城涼子(みずき りょうこ)[6]
敬介の婚約者。神啓太郎教授の助手を務めていたが、神親子を裏切りGODの一員となる。
その正体はインターポールの秘密調査員で、GODへ潜入して捜査を行っていた。その際にサイボーグ手術を受けている。8話において怪人アトラスの攻撃から子供を庇ったことで正体が露見、GOD総司令によって体内の自爆装置のスイッチを入れられ命を落とす。
この際、幻のシーンとなったのが、涼子がアトラスの急所を敬介に伝えた後、敬介が落ちている赤錆た短い針金と自分の第1ボタンで小さな指輪を作り、その指輪を涼子の薬指にはめてやるというもの。これは二人の婚約指輪を意味する。しかし、少々大人過ぎるということかカットされてしまった。
GOD機関に近付くためとはいえ、敬介に実の妹の存在を知らせなかったことから、かなりの経歴や身元を偽っていたことが想像される。
水城霧子(みずき きりこ)
涼子の双子の妹。GODに潜入した姉に代わって、敬介を影からサポートする。敬介が姉の事で苦悩するが、彼に「個人の感情は捨てて皆のXライダーになれ」と言う。8話で敬介を庇って矢に当たり、絶命する。
立花藤兵衛
5話から登場。デストロン壊滅後、元々の稼業の一つであった喫茶店を新たに開業。束の間の平和な日々を過ごしていたが、風見志郎=V3に続くライダーである神敬介と巡り合い、彼に協力し、ショッカーから都合、4度目の新たな戦いに参加することになる。
仮面ライダーV3である風見志郎が去った後も、デストロンノイローゼに悩まされており、初めて会ったカイゾーグである敬介を怪しんで、デストロンの怪人じゃないかと疑った。
経緯や素性は前組織から情報を引き継いだGOD設立時より知られており、GOD総司令からも「要注意人物」とされていた。
父親を失った敬介に取っては信頼出来る存在で、歴代のライダーからも慕われている。劇場作品で五人ライダーが揃った時にも、大きく喜ぶ様が描かれていた。
住居で敬介との連絡場でもある「COL」はアポロガイストなどが人間態で乗り込む程、素性がGODに知られており場合によっては戦場にされる事もあった。店が怪人に荒らされた際にはGODに店の修理代を請求しようと息巻く場面が見られ、此頃には組織にも慣れていた。
ちなみにこの店の所在地は多摩区生田町である。
第6話においてGODの陰謀によって両親を失った少女・さちこを快く引き取った際、「おじさんには、君と同じくらいの友達がいっぱいいるんだよ。君も仲間に入れるからちっとも寂しくないぞ」と発言している事実から、弧児院のようなものを併せて営んでいるのか、あるいは歴代の暗黒組織によって弧児となった子供達を、足ながおじさんヨロシク遠くから励ましているのかもしれない。
しかし、この仮面ライダーの歴史の一つの謎として、スナックから始まり、バイク屋、スポーツ用品店、そして、今度は喫茶店と次々に生活基盤を変えられたり出来るおやっさんは一体何者なのだろうか!?
チコ
15話から登場。城北大学の女子大生だったが、GODの指令テープを誤って聞いてしまった事から戦いに巻き込まれてしまう。危ういところを敬介に救われ、「COL」のウェイトレスになる。結構ドジで、たびたび危機に陥る。マコとは同居している。対血吸いヒル戦において、足をなぜだか怪我している姿がみられる。
マコ
15話から登場したチコの親友。いつもチコと共に行動しており、「COL」でも一緒に働いている。藤兵衛やチコと共に人質になる事が多いが、1度も風邪を引いた事がないのが自慢らしい。健啖家。
なお、この二人にはボーイフレンドがいないらしく、敬介にからわれたりしている。このため、敬介は立花に「辞めたりすると大変だ!!」とこぼしていたが、第33話において、ムカデヨウキヒが少女に変身し、敬介に馴れ馴れしく接した際、焼きもちを焼いていたので、敬介がいるからこそCOLでバイトをしていたのだろう。
風見志郎 / 仮面ライダーV3
劇場版、27、28、33、34話でゲスト出演。立花が講談で語る歴代仮面ライダーの回想を聴きに来て敬介と出会う。クモナポレオンに敗れたXにマーキュリー回路使用の強化改造を施した。この時、敬介に自ら輸血を行なったため、通常の戦闘能力が発揮できずクモナポレオンに遅れを取ってしまう。
劇場版での風見志郎はバンクフィルムのみの登場。
一文字隼人 / 仮面ライダー2号
劇場版、33、34話でゲスト出演。RS装置の発動を企むGODの野望を阻止するために一時帰国して敬介たちと共闘した。敬介や風見とは別行動で立花の救出やRS装置破壊など、かなり重要な役割を果たした。33話で敬介と出会うが、劇場版での面識については描かれていない。
本郷猛 / 仮面ライダー1号
劇場版でゲスト出演。本郷猛としては、変身時のバンクフィルムのみの登場[7]。テレビシリーズでの登場は27話の回想シーンのみ。
結城丈二 / ライダーマン
劇場版でゲスト出演。前作で死亡したと思われていたが、タヒチから一時帰国。生存のいきさつや、1号、2号との面識についても劇中で語られていない[8]。登場時は左腕にアタッチメントを装着していた[9]
山口豪久は出演せず、結城丈二としては変身時のバンクフィルムのみの登場で、声は声優によるアフレコ出演。

※第5話の神敬介と立花藤兵衛の対面シーンでは、1カットだけ歴代ライダーが登場している。

GOD機関 編集

暗黒組織デストロン壊滅後に現れた、世界の対立している大国が水面下で手を握って組織した秘密結社。改造人間を使って日本全滅を狙う。GODの名称は Government Of Darkness (暗黒政府)の略である。シンボルマークは「ドクロ」に「G・O・D」の文字をあしらったもの。

世界中のあらゆる格闘術・武術・スポーツのチャンピオンクラスを選りすぐった警備課、通信衛星を通して地球上のいかなる場所とも交信可能な通信課をはじめ、技術課・人事課・車両課・G.D.[10]・作戦課・医務局・室長アポロガイスト配下の秘密警察・作戦行動に当たる戦闘工作員や怪人により構成される。前半は声のみのGOD総司令、後半は巨大ロボット幹部・キングダークの内部に潜む呪博士が組織を動かしていた。過去の組織にも見られる規模のアジトも前線基地(GOD秘密警察東京分署など)という形で存在するが、アポロン宮殿、アポロン第2宮殿(21話)という過去の組織には無い大規模な秘密基地も存在する。構成メンバーは先の水城涼子のような工作員も含め、「自爆装置を内蔵したサイボーグ」に改造されている。

最終作戦ではキングダークが自ら出陣し日本壊滅を企むもキングダークの体内に潜入したXによりキングダークを操っていたGODの支配者「呪博士」を倒されキングダークも爆発、これによりGODは壊滅した。

GOD総司令
物語前半でGOD機関を支配する正体不明の怪人物。自身は決して姿を見せず、アポロン神殿の地下深くに潜み、地蔵や人形、ニワトリ型のロボット、あらゆる物体などにテープレコーダーを仕込み、それによって配下に指令を送る。
呪博士
アポロガイストの死後におけるGODの支配者。かつては神啓太郎博士の親友であった。一部の関連書物では「GOD総司令の正体」とされている[11]。キングダークと一体化しており、キングダークを中で操っていた。35話でキングダークの体内に潜入したXにサソリジェロニモJrと共にライドルホイップを刺され、瀕死の所を頭に付いていたコードを引きちぎり、キングダークと共に自爆する。
後に『仮面ライダーストロンガー』でデルザー軍団大首領が「GODも影で操った」と言っているため、この人物も影武者に過ぎなかったことになる。
MASKED RIDER X EDITION』では緑川博士や神博士とともに、城北大学で教鞭をふるっていたとされ、緑川博士をショッカーに推薦した人物であった事も明かされ、この功績により、GODの総司令にまでなったとされている。また、同作ではキングダークと共に死んだかと思われていたが、キングダーク頭部とともに脱出し、肉体的に限界を迎えた自身の体をアポロガイストへと改造させていた。
  • 平山亨プロデューサーの著作などでは、「呪」というのはコードネームではなく本姓で、出生と国籍上も日本人とされている。
アポロガイスト

派生作品での設定については「アポロガイスト」を参照

8話から登場したGOD秘密警察第一室長。「GODの殺人マシーン」と呼ばれており、総司令から怪人を処罰する権限を与えられた監視役である。そのため、怪人たちからは嫌われ恐れられている。冷静沈着で非情ではあるが、強敵と認めた相手には敬意を払う一面も持ち、藤兵衛に対しても礼儀を見せる。Xライダーとほぼ同等の力を持ち、Xライダーの宿命のライバルとなる。
白一色のスーツに身を包んだ人間体から、「アポロ・チェンジ!」の掛け声と共に、赤い兜と黒い服と白いマントを身に纏った姿に変身する。二連装銃のアポロショットとXキックを跳ね返すほど強力な盾のガイストカッターを使って戦う。
アポロをモチーフにしており、兜の飾りと盾の形は太陽を思わせるデザインである。そのため怪人というよりはヒーロー的なデザインである。
14話で古代ギリシャの伝説に伝わる「くるい虫」を蘇らせ、これを使って東京全滅を図るがXライダーの妨害によって失敗。XライダーにGOD秘密警察東京分署を破壊され、一騎打ちとなりX必殺キックの前に敗北。人間体に戻って、潔く負けを認め敬介と握手を交わしながら、道連れに右腕のアーム爆弾で自爆を謀る。しかし、間一髪でXライダーは脱出し、自爆して最期を遂げた。16話では、再生アポロガイストとして復活する(後述)。
平山亨プロデューサーの著作などでは、以下のような劇中で語られないプロフィールが設定されている。
  • 「青年アポロガイスト」と称される白一色のスーツに身を包んだ人間体が本来の正体であり、GOD秘密警察第一室長となったのも、元警察官だった経歴を首領に買われた事によるもの。ただし彼の国籍・本名・悪の組織に志願して改造手術を受けた動機等は特に設定されていない。
再生アポロガイスト
16話から登場。川上博士[12](生体部分担当)と宮本博士(機械部分担当)の手によって強化改造されて復活したアポロガイスト。肉体組織はより強力な細胞になり、失った右腕を細身の剣と3つの銃から成る強力武器アポロマグナムに変えて、より高い戦闘力を得ており、クルーザーアタックも跳ね返す。デザイン上の変更点は兜の中心部に銀色の線が入り、左肩に新しく投擲用の武器でもある盾・ガイストカッターが追加され、既存の手持ち型ガイストカッターも色が一部書き加えられている(2つあわせて「ガイストダブルカッター」と呼称。16話では2つ連続で投擲し、変身不能の神敬介をうちのめして捕らえることに成功している)。マントにも炎の絵が描き加えられている。人間体の姿は以前と同じ。
しかし、この改造手術は不完全なもので再生後の寿命は1ヶ月だけであり、川上博士と宮本博士の2人がそろっていなければ再生手術のやり直しは不可能であった。21話で本人がそれを知ったときには既に川上博士を戦闘員の一人と共に自身の手で処刑した後だった。宮本博士からXライダーのパーフェクターを心臓に移植すればエネルギークロス装置の機能で生き長らえる事を知り、宮本博士を彼の自宅で殺害し、敬介への伝言として利用。再生怪人を率いてXライダーに決戦を挑む。最後はXライダーを道連れにしようと巨大な火球となって特攻を試みたが、Xライダーがジャンプで避けてそのままXキックが命中し、爆死した。
キングダーク
再生アポロガイスト死亡後に着任した2代目大幹部[13]で、GODを新たに再編成した。初登場は22話(声は21話)。
鋼の体を黒いマントで包んだ巨人型のロボット(呪博士の頭部とキングダーク内部のコントロール室のコンピューターがコード等で接続されているため「サイボーグロボット」ともいわれる[14])。普段はアジトの奥で寝転がり、頬杖を付いている。その体内に南原光一博士が開発した、全ての物質をエネルギーに変換する「RS装置」をセットして暴れまわる予定であったが、南原博士はすでに装置を完成させており、その使用を恐れて設計図を9枚に裂き、分散させてしまう。このため、分割されたRS装置の設計図を奪還すべく、悪人軍団を次々投入して、Xライダーと激しい争奪戦を繰り広げる。しかし、31話で痺れをきらせたキングダークはRS装置のセットを待たずに立ち上がり、Xライダーに自ら挑戦した。最終話で体内に潜入したXライダーによって呪博士が倒されると共に自爆装置が起動して爆発四散した。なおキングダークの巨体は横になった姿の実物大セットが作られ、圧倒的な存在感を示した。
ゲスト出演
ハヌマーンと5人の仮面ライダー
GOD怪人サイズの姿で登場していた[15]
仮面ライダーSPIRITS
2号機が登場。RS装置をセットした上で起動し、その力を見せ付けた。ちなみに、頭部にしか攻撃システムがない。なお、『SPIRITS』では生身の人間しか操縦できないという設定となっている。
劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー
終盤で登場しているが、外見や設定が異なる。
『オールライダー対しにがみ博士』
『オールライダー対大ショッカー』同様、外見が異なる。
オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー』(声:飯塚昭三
デザインは『オールライダー対大ショッカー』のままで登場したが、本作の様にマントを付け、寝そべっている。
怪人
神話怪人
21話まで登場。ギリシャ神話・ローマ神話に登場する神や妖精、英雄や怪物などをモチーフとした怪人たち。その姿は彫像を思わせる。人間態への変身も可能でGOD総司令からの命令テープによって指令を受け行動を開始する。特殊能力重視の改造が施され、剣や槍など専用の手持ち武器を持つものが多い。当時の『テレビマガジン』に「過去の組織より大規模な施設、設備によって研究開発されているため過去の怪人より一段と凄い」との記述が存在する。実際”1万度の火炎”(獣人キマイラ)マッハ2(イカルスの飛行速度、アキレスの走行速度[16])などは数字の上ではデストロン怪人以上であった。
ネプチューン
1話登場。モチーフは、ネプチューン(ギリシャ名:ポセイドン
パニック
2話登場。モチーフは、パーン
ヘラクレス
3話登場。モチーフは、ヘラクレス
メドウサ
4話登場。モチーフは、メドゥーサ
キクロプス
5話登場。モチーフは、キュクロープス
牛男ミノタウロス
6話登場。モチーフは、ミノタウロス
鳥人イカルス
7話登場。モチーフは、イカロス
HERO SAGAの『MASKED RIDER V3 & RIDERMAN EDITION -RIDERMAN ANOTHER AFTER-』では、日本に向かう途中、ライダーマンと出会っている。
鉄腕アトラス
8話登場。モチーフは、アトラース
マッハアキレス
9話と10話に登場。モチーフは、アキレウス。劇中では通常「アキレス」と呼ばれ、自らもそう名乗っている。
火焔プロメテス
10話第登場。モチーフは、プロメーテウス
ヒュドラー
11話登場。モチーフは、ヒュドラー
キマイラ
12話登場。モチーフは、キマイラ
ユリシーズ
13話登場。モチーフは、ウリュッセウス(ギリシャ名:オデュッセウス)。顔面はエキスプロの前沢範のライフマスクを、スタッフがお遊びで原型に使用したもの。
死神クロノス
15話と16話に登場。モチーフは、時を掌る神クロノス(ローマ名:サートゥルヌス)。
ケルベロス
16話登場。モチーフは、ケルベロス
アルセイデス
17話登場。モチーフは、アルセイデス。本来のモチーフに従うなら女性怪人たるべきだが、声は男性である。
キャッティウス
18話登場。がモチーフだが神話に該当するキャラクターは無い。唯一アポロガイストの部下。
オカルトス
19話登場。幽霊がモチーフだが明確な神話との対応は無い。
サラマンドラ
20話登場。モチーフは、サラマンダー。神話ではなく、アリストテレスプリニウスの著述、また錬金術の文献に由来。
悪人軍団
22話から登場。歴史・創作上の悪人などと動物をかけあわせた怪人の集団(場合によっては比較的新しい時代の英雄達にもなる為「英雄怪人軍団」とも呼ばれてる)。RS装置の設計図の回収を主な目的とする。戦闘能力は神話怪人より高い(「仮面ライダー大全集」の悪人軍団編に関する記述の中に、悪人軍団の強さを描き、その裏づけとしてXライダーの強化がある、となされている。神話怪人以上に強力であることは近年の書籍でも散見される)。手持ち武器を持つ者が多いのは神話怪人と同じ。人質作戦の多用が目立つ。
ジンギスカンコンドル ※先兵[17]
22話登場。モチーフは、コンドルジンギスカン
ガマゴエモン ※先兵[17]
22話と23話に登場。モチーフは、ガマガエル石川五右衛門。写真ではサソリジェロニモの斧とあべこべに持っており、左手のヒレは本編には一切存在しない。
サソリジェロニモ ※先兵[17]
22話と23話と24話に登場。モチーフは、サソリジェロニモ。写真ではガマゴエモンの斧とあべこべになっている。
カブト虫ルパン ※先兵[17]
22話と24話と25話に登場。モチーフは、カブトムシアルセーヌ・ルパン
ヒトデヒットラー
25話と26話に登場。モチーフは、ヒトデアドルフ・ヒトラー
クモナポレオン
28話登場。モチーフは、クモナポレオン・ボナパルト
カメレオンファントマ
29話登場。モチーフは、カメレオンと怪盗ファントマ。
ヒルドラキュラ
30話登場。モチーフは、ヒルドラキュラ(もしくは、そのモチーフヴラド・ツェペシュ)。設定では、「ドラキュラの孫」とされていた。
トカゲバイキング
31話登場。モチーフは、トカゲバイキング
アリカポネ
32話登場。モチーフは、アリアル・カポネ
何故か『仮面ライダーストロンガー』17話で再生されている。
ムカデヨウキヒ
33話登場。モチーフは、ムカデ楊貴妃
タイガーネロ
34話登場。モチーフは、トラネロ
サソリジェロニモJr
35話登場。サソリジェロニモの息子。バイクの腕はXと双肩する。
コウモリフランケン
劇場版のみ登場。モチーフは、コウモリフランケンシュタインの怪物
GOD戦闘工作員
総司令や怪人の命令を遂行する戦闘員。ベレー帽と黒い覆面、ゴーグルを付け、黒い服で体を隠し、赤いマントを纏っている。シリーズ唯一の戦闘”工作”員の名にふさわしく戦闘以外にも暗殺やスパイ活動などあらゆる任務を確実に遂行し、どんな武器も使いこなせる。武器は主に剣と黄色の槍。他に銃、機関銃、弓矢。人間の姿でいるときは、上下の背広にネクタイ、ソフト帽に手袋(すべて黒)という格好で、拳銃を携帯している。
悪人軍団の配下の工作員は上司の怪人たちに合わせたコスチュームを着る事もある。たとえば、ヒトデヒットラー配下の工作員はドイツ軍の軍服、ムカデヨウキヒ配下の工作員はカンフー服、タイガーネロ配下の工作員は貫頭衣を着ていた。サソリジェロニモジュニア配下の工作員はベレー帽の代わりに羽を着けていた。また、サソリジェロニモには通常の工作員とは別に手下のインディアン工作員を引き連れていた。ちなみにヒトデヒットラー配下は機関銃、ムカデヨウキヒ配下はヌンチャクと赤の槍で武装している。
なお、アポロン宮殿の警備にはGP(ガバメント・ポリス)というヘルメットを被った特別な戦闘工作員の憲兵部隊が就いている[18]
GOD科学者
青田(あおた)
14話に登場。古代ギリシャの伝説の虫「くるい虫」を甦らせた科学者。アポロガイストに実験台にされ、第1の犠牲者となり、人々を襲い、最後はGODによって焼き殺された。
宮本 大悟(みやもと だいご)
15、16、21話に登場。城北大学・電子物理学教授及びGOD日本特務員。コードNo.606。川上博士と共にGOD総司令にアポロン宮殿に招かれ、アポロガイストの強化改造手術で機械部分を担当し、再生アポロガイストとして復活させた。
21話では、寿命がわずかの再生アポロガイストにXライダーのパーフェクターが必要と話し、射殺され、その遺体を敬介への伝言として利用され、爆死する。
川上(かわかみ)
15、16話に登場[12]。病院の医師。宮本博士と共にGOD総司令にアポロン宮殿に招かれ、アポロガイストの強化改造手術で生体部分を担当し、再生アポロガイストとして復活させたが、その直後に彼に射殺される。
南原 光一(なんばら こういち)[19]
23話に登場。RS装置の設計図を9つに破り、様々な科学者たちに託し、サソリジェロニモに殺害されるが、死の直前に敬介に1つの設計図が入ったペンダントと託す。
リエという一人娘がいる。

仮面ライダーX 編集

Xライダー」とも呼ばれる、神敬介が変身した姿。「仮面ライダーX」の名前は父・神教授から贈られた。なお、そのデザインは特定の昆虫をモチーフにはしていないが、従来の仮面ライダーの姿を受け継いでいる[20]。身体は「耐圧リング」で覆われており、愛車クルーザーと共に深海1万mでも活動可能。元来は「深海開発用の改造人間」としての目的で設計されていた。動力は「太陽エンジン」と呼ばれる機関であり、起動に太陽光線と風力、水力を利用する。詳細はプラズマを使用していること以外は不明であるが、一部の書籍では太陽と同じ核融合系の機関であるとの説が提示されている。

変身プロセス 編集

28話でマーキュリー回路がセットされる以前と以後で変化している。
前期(1話 - 28話、劇場版)
  1. 一定のポーズと「セタップ(Set up)」のかけ声とともに、首から下に専用スーツ及びベルトが着用される。
  2. 続いてベルトの左腰部に取り付けられたレッドアイザーを右手に、右腰部に取り付けられたパーフェクターを左手に掲げ、レッドアイザーを頭部正面に構える(その際、交差した両腕がXの文字を描く)[21]
  3. レッドアイザーが変化してXマスクが出現し、自動的に顔に半分ずつ装着される。
  4. パーフェクターを口に装着することによって体内メカが起動し変身完了。
変身にその他のアイテムを使う必要があることから、腕を固定された状態や腕を怪我した状態では変身することが出来ない[22]。またセタップによる変身は所要時間に1秒を要したり、パーフェクターをセットしないままではすぐに行動不能になる弱点があり、これらはすがやみつるによるコミカライズ版にて見ることができる。
講談社のファイルマガジンVol.5では、「レッドアイザーの装着の際、Xマスクと敬介の脳は専用端子によって接続されるため変身の際にはかなりの激痛を伴う」という記載がある。
後期(28話 - 35話)
それまでとは違い、直接アイテムは使わない。一度腰の位置で構えた両手を突き上げ「大変身」と叫びながら身体全体で「X」の字(または「大」の字)を描くように両手を開き、変身ポーズを構えた後にジャンプするとスーツ及びXマスク、パーフェクターが装着されたXへ変身が完了する。
強化前より変身所要時間は短縮されており、アイテムも必要としないためセタップ変身の欠点が解消されている。ただし、タイガーネロ戦のように両手を特殊金属の鎖等で縛られ、ポーズをとれない場合は変身できない。
変身ポーズの変更は「セタップ変身では子供が真似しづらいから」という理由によるものとされる[23]

Xの能力・装備 編集

カイゾーグとしての能力
1万メートルの深海の重圧に耐えるため、その肉体は機械と生身が巧みに溶けあった特殊な構造とハイスチールと呼ばれる特殊超合金製の外骨格を持っており、変身前でも包丁等の刃物では傷一つ付かない強度を誇る。
また海で活動するために人工肺は水中から酸素をとりこむ機能も併せ持っており、水中での活動時間は無制限である。
最新鋭の潜水艦に搭載されるほとんどの機能が何らかの形で装備されており、その数多くの機能の制御と行動スピード及び反射神経、思考速度の大幅な強化を目的とした高性能電子頭脳が敬介の脳に直接取り付けられている。そのため従来のライダーに比べて行動速度や反応速度の点で優れている。
Xマスク
銀色の部分で太陽光線をエネルギーに変える機能がある。劇中使用されなかったが聴覚にソナー機能も付いており海底でも機能するとされている。
マスクの口の部分に装着されているパーフェクターは、風力エネルギーと太陽エネルギーをドッキングさせるエネルギークロス装置が内蔵されている。先述のように、Xとしての能力を発揮するためのキーにもなっている。
スーツ
Xに変身した状態ではアサルトライフルの零距離フルオート射撃を集中されても完全に無効化する程の防御力を発揮する。
両手袋の指先には高速振動装置が仕込まれている。体側部両脇の赤いライン(レッドトラップ)は魚の側線に相当する水流センサーで、赤い胸(ガードラング)は装甲板兼水中での深度調節用バラストタンクの機能を持っている。また腹部にはV3やライダーマンのスーツにも見られるメタボライザー=代謝調節装置(疲労を低減させる)が収められている。
マスク同様銀色の部分で太陽光線をエネルギーに変える機能があり、ライダーショックという特殊能力はこの機能を利用している。
なびかせているXマフラーは余剰エネルギー放出用の安全弁としての役割がある。
ベルト
バックル部分はエネルギー源=風力や水力を取り込むための風車であるが、技術の進歩により過去のライダーではコンバーターラングとエナージコンバーターと分けられていた機能がすべてバックル内に小型化され組み込まれているとされる。また風車横の赤い矢印状の部分は風車用のラジエーターである。
またベルト中央部にXライダーを特徴づけるライドルという武装を兼ねたツールが装備されており、ライドルの着脱や特殊能力の使用と連動して回転・停止し、パワーを倍増させるスーパーチャージという機能を持つ。また両脇には吸着マグネットが装備され、これを足の裏に装着することで垂直の壁を歩行可能。
脚部
水中での推進用の装備であるエア噴射装置=エア・ジェットが装備されている。ジャンプ時にこれを併用することで、85mの跳躍力を発揮したり、自由落下状態からの再上昇も可能になる。
ライドル
ベルト部分に格納されている武装を兼ねたツール。Xのベルト部分でのみ受信できる電波を発する”洋服のボタン程度のサイズの小型発信機”が搭載されているほか、本編中明確に描かれていないがXによる脳波コントロールが可能であることを示唆する描写がある。
グリップ部分にあるL・R・S・Hの各スイッチを操作することによりセル配列が変わり、以下の形態に変化する。
  1. Hボタンを押すと、乗馬用の短鞭とフェンシング用の剣を掛け合わせたようなデザインの乗馬用鞭形態・ライドルホイップ[24]となる。ベルト収納時の形態でもあるため、ライドルをはじめて使う際は必ずこの形態になる。設定では磁力の流れる剣となっており、超電気という電気を放電することも可能(本編中の呼称は電気ショック、エレクトリックパワーなど)。
  2. Sボタンを押すと両側に握り部分のある棒形態のライドルスティックとなる。Xがもっとも多用した形態で怪力改造人間ヘラクレスのパワーをもってしても曲げることすらできない強度を持ち、打撃とともに強烈な電磁波を放つほか防御用にも使われる。重量もかなりのものであるらしく、Xキック使用時等には空中での姿勢変更用の回転軸や錘としても使われる。
  3. Rボタンを押すと長いロープ形態のライドロープとなる。グリップの一方をベルトにセットすることで捕縛した敵に高圧電流を流すことができる。
  4. Lボタンを押すと、ライドルスティックと形状は似ているが高飛びの棒ほどの長さに伸びたロングポールとなる。最大10mまで延伸可能で、ジャンプの補助や高所に一気に登る、相手との間合いをとって攻撃するときなどに使われる。
ベルトへの収納位置の関係上右腕でしかライドルを抜けないため、当時の児童誌には右腕を潰すことがXの攻略法と紹介されていた。他のX攻略法としては「セットアップの際の1秒の隙を突く」、「太陽も風も無い場所へ誘い込む(Xは太陽光線か風のどちらかだけでも普段どおりの能力を発揮できる)」というものがあった。
ライドルは非常に多彩な機能を持つ優秀な武器ではあるものの、後のRXのリボルケインのような"ライダーの肉体を用いた技を超える"ほど強力ではない。反面後述するようなピンチを跳ね返し攻撃に転ずる際に使用される応用技はいくつも存在する。ライドルホイップやライドルスティックをブレードや棒術のように扱うXライダーと、基本的に何らかの手持ち武器を駆使するGOD怪人の戦いは他のシリーズとは印象の異なる独特の雰囲気を持ち、Xライダーの最大の特徴といえる。
マーキュリー回路
28話で風見志郎により体内に装着された回路。新必殺技・真空地獄車を放つ際に必要なマーキュリーパワー(このパワーは、その設定についてほとんど劇中では語られていない)を生み出す他、身体スペックもジャンプ力、耐久力などの全能力が以前の3倍にアップしている。この回路をセットするために、風見は自身と敬介との血液交換・回路をセットする施術の双方を行った。
強化後は27話での再生怪人との戦闘の分析からGOD側が発見したという”弱点”も改善され、苦杯をなめさせられたクモナポレオンの武器も通用しなくなっている[25]。また先述の記載通り変身プロセスも変更されているが、これもこの回路の機能によるものとされる。
身体スペックの強化により、これまでのライドル使用時以上の戦闘能力をライドルの使用なしでも[26]発揮できるようになった。強化後のXは手数の多いパンチ技を多用し、力任せの戦法も目立つようになった。
なお本放送当時の児童誌にはマーキュリーパワーの追加装備によって新たに修得された必殺技は10数種存在し、改造によって手を加えられた箇所は全身と記述されている。

編集

Xパンチ
スタンダードなパンチ技。
Xチョップ
スタンダードなチョップ技
Xキック
強化前のメイン必殺技。空中でライドルを使って大車輪を行って加速度をつけ、X字の体勢を取ってエネルギーを集積した後に蹴りこむ。ライドルを使わずそのまま蹴り込むバージョンも存在する。なお大車輪のバンクフィルムはグローブを外し、素手に色を塗って撮影されている。
X2段キック
立花藤兵衛との特訓で体得した。投げ技で相手を放り投げてからXキックを2発連続で見舞う。「打倒マッハ・アキレス」の為、編み出されたので使用もこの回のみ。
回転キック
地面にライドルスティックを突き立て大車輪しながら蹴り込みを入れる。
X必殺キック
見た目はXキックとほぼ同じながら、より高い威力を発揮する強化版Xキック。アポロガイスト戦に使用。
ライドル脳天割り
ジャンプして高空から急降下し、ライドルスティックで相手を一刀両断に断ち割る。
ライダーハンマーシュート
一本背負いの要領で相手を高く投げ飛ばし、落下時の衝撃で爆砕する。
X斬り
ライドルホイップで敵をX字に切り裂く。なお変身後の名乗りの際にも同様のアクションを見せる。
ライドル風車
敵の攻撃をライドルスティックの中央部を握ってプロペラ状に高速回転させ、旋風を巻き起こすことで相手に跳ね返す。イカルス戦で「イカルスデススモーク」を返すのに使用した。対ガマゴエモン戦ではライドル風車火炎返しと称して敵の火炎攻撃を跳ね返すために使用。
ライドルバリア
ライドルスティックの”打撃時に発する電磁波”を応用したバリア。オカルトス戦では相手の超能力まで跳ね返した。
ライダーショック
身体に電気を流し敵からガードする。V3の「V3バリア」同等の効果があるとみられる。
電気ショック(エレクトリックパワー)
ライドルホイップに電気を流し使用する。ユリシーズの「冠縛り」から逃れる時に使用。他にも劇中使用されなかったがXライダーの言動からライドロープ状でも使用出来る事が確認されている。
真空地獄車
マーキュリー回路が追加され強化された後の必殺技。基本的には敵に組み付き、回路から供給されるパワーで車輪状に大地を高速回転して相手の頭部を何度も大地に叩きつけて戦闘力を失わせるとともに、その回転をもエネルギーとして相手を空中高く放り投げ、自らもジャンプしてXキックを放つ。
やや違ったパターンとしてヒルドラキュラ戦での「相手に組み付いてジャンプして空中で高速回転させて相手の戦闘力を失わせ、相手から逆回転して離れた後に地獄車キックを放つ」というものがある。後年のTV作品では披露はない。
『仮面ライダーSPIRITS』では、水中戦で自身より遥かに巨大なキングダーク2号機を回転させて破壊するという荒技を見せた。
空中地獄車
トカゲバイキング戦で見せた真空地獄車の派生技。相手を使わず、マーキュリー回路のパワーを開放して数回月面宙返りを行い、加速した状態からキックを叩き込む。
Xライダースーパーファイブキック
劇場版でのみ使用した五人ライダーの連携技。歴代のライダーたちがXを次々投げ飛ばして加速をつけて威力を増す。コウモリフランケンを撃退した。

使用マシン 編集

クルーザー
  • 全長:2250mm
  • 全高:1240mm
  • 重量:330kg
  • 最大出力:1500馬力
  • 最高時速:700km
神啓太郎教授が開発した、カイゾーク用の海底開発用バイク。普通のバイクにカムフラージュする能力はなく、敬介は普段は別のバイク(スズキハスラーTS-250 5型)に乗っている(中盤で敬介はバイク上で「セタップ」を行っており、この時は変身後はクルーザーになっていたので定かではない)。
車体の色は赤と白。動力はXと同じく太陽光線と風力、水力から生み出すプラズマエネルギーによって動く水流ジェットエンジン(後部カウルに取り付けられている。一部の書籍では「太陽エンジン」)。車体の前部に搭載した2基のプロペラによって、短時間ではあるが飛行できる(小型ジェットエンジンから、ピンクの炎を吹き出して走行している様子がOPで確認出来る)。またこのプロペラはV3の逆ダブルタイフーンのように逆回転させることですさまじい旋風を生み出す武器としても使用可能。後部スクリューで海中を進むことも可能。200mのジャンプ力を誇り、クルーザージャンプで空へ飛び上がり、空中で回転するクルーザー大回転は多用されている。必殺技はクルーザーに乗って体当たりするクルーザーアタック(怪人パニックを倒している)。「白い弾丸」という別称がある。
その能力を生かしてか、本編中はオートバイというより飛行マシーンとして使用するシーンもかなり多い。歴代「昭和放映の仮面ライダー」のマシーンで唯一グライディング(風力による浮遊飛行)に頼らず単独飛行が可能なマシーンでもある。
撮影用のベースマシンは前作のハリケーンに続きスズキモトクロッサーTM250。外装の飾りが多く、走行中に部品が脱落することもしばしばあったという。本編中オートバイ戦自体が多めだったこともあってクルーザーの出番は他のシリーズに比べて多く、終盤でのクルーザーはボディの損傷が他のライダーマシンと比較して激しい。

ゲスト出演 編集

仮面ライダーストロンガー』(36、39話)
全員集合!7人の仮面ライダー!!
仮面ライダー (スカイライダー)』(31、32話)/(26話、27話、28話は声 - 永江智明)/(劇場版 声 - 河原崎洋夫
26話ではライダーマンとともにドグガンバに苦戦するスカイライダーを助ける。27、28話ではグランバザーミーに負けたスカイライダーをパワーアップさせる。

※ 速水亮の出演は31、32話のみ。

仮面ライダースーパー1』(劇場版のみ 声 - 曽我部和行
ドグマ復讐兵団に囲まれたスーパー1を助けるため登場。V3、ライダーマンと共にキックで怪人を倒した。
10号誕生!仮面ライダー全員集合!![27]』(声 - 山下啓介
仮面ライダーBLACK RX』(44話、声 - 桑原たけし / 46話、声 - 岸野一彦
クライシス帝国の地球侵略阻止するため登場。ライドルスティクを駆使して戦った。
仮面ライダーディケイド
昭和ライダーの敵幹部の代表としてパーフェクターを持った再生アポロガイストが登場し、オリジナルの強化形態スーパーアポロガイストが登場。26話では「Xの世界」の回想として仮面ライダーXが登場。
劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』(声 - 鈴村健一
仮面ライダークウガドラゴンフォームのドラゴンロッドとロッド同士で激突。勝敗は描かれていないがクウガが勝ち進んだところを見ると敗北していることになる。
オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー
ショッカーに苦戦する1号、2号、電王、NEW電王、オーズを助けるため他のライダーと共に登場。

キャスト 編集

レギュラー 編集

主なゲスト出演者 編集

※参考文献:『仮面ライダー大図鑑(4)』(バンダイ・1992年)、『仮面ライダーX アマゾン ストロンガー大全』(双葉社・2004年)

声の出演 編集

スーツアクター 編集

テンプレート:出典の明記

スタッフ 編集

音楽 編集

主題歌 編集

オープニングテーマ 編集

「セタップ! 仮面ライダーX」[32]
水木一郎は本作で初めてシリーズの正規オープニング曲を歌唱(挿入歌、エンディング曲、テスト版オープニング曲は以前にもあった)し、以降の作品でも主題歌・挿入歌の歌唱を多く務めることとなる。
子門真人によるカバー版も存在し、子門のコンピレーション・アルバムに収録されている。他にキングレコードから池田鴻によるカバー版も発売された。
また、2006年には声優・関智一が自身のCD『関智一の勝手に祝うライダー35周年!』で同曲をカヴァーしており、2008年には高杉俊介(沖一也 / 仮面ライダースーパー1 役)が中国で行われたイベント「第二届烟台国际动漫艺术节」で同曲を歌唱している。

エンディングテーマ 編集

「おれはXカイゾーグ」[33]
  • 作詞 - 八手三郎 / 作曲・編曲 - 菊池俊輔 / 歌 - 水木一郎 SCS-224

挿入歌 編集

オープニングとエンディング同様、作・編曲はすべて菊池俊輔。シリーズ中、例を見ない音楽制作の早さで既に2話までに挿入歌「ライダー賛歌」(1号からXまでの歴代ライダーを唄ったもの)、「神敬介の歌」(敬介の父への想いを唄ったもの)のメロディーオーケストラ(メロオケ)が使用されていた。新仮面ライダー誕生として「ライダー賛歌」は1話のラスト、「神敬介の歌」は2話で神ステーションが自爆し父と決別した後のパニックとの戦闘シーンで使用された。ちなみに、ED「おれはXカイゾーグ」のメロオケも制作されたが使用されたのは劇場作品のみである。

クルーザーのテーマ「白い弾丸クルーザー」はシングルレコードにも正副主題歌とともに収録されていた。

なお、『仮面ライダーX』のLPレコードには『仮面ライダーV3』の挿入歌「ぼくのライダーマン」も収録された。同曲の発表が『仮面ライダーV3』のLPのリリース後だったためである。この影響により、『仮面ライダー』第1作から『仮面ライダーストロンガー』までの初期シリーズのうち、『仮面ライダーX』の歌が一番少ない。

「ライダー賛歌」
  • 作詞 - 鈴木生朗 / 作曲・編曲 - 菊池俊輔 / 歌 - 子門真人
「神敬介の歌」
  • 作詞 - 長坂秀佳 / 作曲・編曲 - 菊池俊輔 / 歌 - 水木一郎
「白い弾丸クルーザー」
「突撃仮面ライダーX」
  • 作詞 - 伊上勝 / 作曲・編曲 - 菊池俊輔 / 歌 - 子門真人
「Xライダーアクション」
  • 作詞 - 土井信 / 作曲・編曲 - 菊池俊輔 / 歌 - 水木一郎
「Xメカの歌」
  • 作詞 - 中瀬当一 / 作曲・編曲 - 菊池俊輔 / 歌 - 水木一郎、コロムビアゆりかご会
「Xライダーぼくらの仲間」
  • 作詞 - 赤井圭 / 作曲・編曲 - 菊池俊輔 / 歌 - コロムビアゆりかご会
「Xライダーしりとり歌」
  • 作詞 - 石山淳 / 作曲・編曲 - 菊池俊輔 / 歌 - 水木一郎
「ゴッドのマーチ」

また本作の劇中で、前作の主題歌のテスト版(水木一郎バージョンおよび宮内洋ソロ・バージョン)の「戦え!仮面ライダーV3」が初めて使用された。

放映リスト 編集

放送日話数サブタイトル登場怪人
ゲスト仮面ライダー
脚本監督
1974年
2月16日
1X.X.Xライダー誕生!! 長坂秀佳 折田至
2月23日2走れクルーザー! Xライダー!!
3月2日3暗殺毒ぐも作戦!!
  • ヘラクレス(人間体 - 浜田晃 / 声 - 沢りつお)
伊上勝 内田一作
3月9日4ゴッド恐怖の影!!
3月16日5一つ目怪人の人さらい作戦! 鈴木生朗 田口勝彦
3月23日6日本列島ズタズタ作戦!
3月30日7恐怖の天才人間計画! 長坂秀佳 折田至
4月6日8怪!? 小地球・中地球・大地球
  • 鉄腕アトラス(人間体 - 打越正八 / 声 - 沢りつお)
4月13日9Xライダー必殺大特訓
  • マッハアキレス(人間体 - 三上剛 / 声 - 八代駿)
伊上勝 内田一作
4月20日10GOD秘密警察! アポロガイスト!!
  • マッハアキレス
  • 火焔プロメテス(声 - 西崎章治)
4月27日11不死身の水蛇怪人ヒュドラー! 鈴木生朗 折田至
5月4日12超能力少女をさらえ!
5月11日13ゴッドラダムスの大予言! 伊上勝 内田一作
5月18日14アポロガイスト くるい虫地獄
  • アポロガイスト
5月25日15ゴッド秘密基地! Xライダー潜入す!! 折田至
6月1日16逆襲アポロガイスト! Xライダー危うし!!
  • 死神クロノス
  • ケルベロス(人間体 - 大野剣友会 / 声 - 西崎章治)
6月8日17恐い! 人間が木にされる!!
  • アルセイデス(声 - 八代駿)
村山庄三 山田稔
6月15日18恐い! ゴッドの化けネコ作戦だ!
  • キャッテイウス(人間体 - 河合絃司 / 声 - 沢りつお)
鈴木生朗
6月22日19ゆうれい館で死人がよぶ!!
  • オカルトス(人間体 - 上田忠好 / 声 - 辻村真人)
折田至
6月29日20お化け!? 謎の蛇人間あらわる!!
  • サラマンドラ(人間体 - 真咲美岐 / 声 - 市川治)
島田真之
7月6日21アポロガイスト 最後の総攻撃!!
  • 再生アポロガイスト
  • 再生マッハアキレス(声 - 八代駿)[※ 4]
  • 再生プロメテス(声 - 西崎章治)[※ 5]
  • 再生ユリシーズ(声 - 沢りつお)
  • 再生ヘラクレス(声 - 沢りつお)
  • 再生死神クロノス(声 - 西崎章治)
  • 再生ケルベロス(声 - 市川治)
  • 再生メドウサ(声 - 槐柳二[※ 6]
伊上勝 内田一作
7月13日22恐怖の大巨人! キングダーク出現!!
  • ジンギスカンコンドル(人間体 - 弘松三郎 / 声 - 辻村真人)[※ 7]
  • ガマゴエモン
  • サソリジェロニモ
  • カブト虫ルパン
7月20日23キングダーク! 悪魔の発明!! 山田勝彦
7月27日24復しゅう鬼ジェロニモ! 音もなく襲う!!
  • サソリジェロニモ(人間体 - 佐野哲也
  • カブト虫ルパン(声 - 市川治)[※ 8]
8月3日25謎の怪盗 カブト虫ルパン!!
  • カブト虫ルパン(声 - 西崎章治)
  • ヒトデヒットラー(声 - 辻村真人)
鈴木生朗 内田一作
8月10日26地獄の独裁者 ヒトデヒットラー!!
  • ヒトデヒットラー
8月17日27特集 5人ライダー勢ぞろい!!
  • 再生ネプチューン(人間体 - 梅津栄 / 声 - 西崎章治 [※ 5]
  • 再生キマイラ(声 - 安原義人)
  • 再生メドウサ(声 - 槐柳二)
  • 仮面ライダーV3

[34]

平山公夫
中瀬当一
8月24日28見よ! Xライダーの大変身!!
  • クモナポレオン(声 - 沢りつお)
  • 再生サラマンドラ(声 - 槐柳二)
  • 再生マッハアキレス(声 - 安原義人)
  • 仮面ライダーV3
村山庄三
8月31日29死闘!! Xライダー対Xライダー!!
  • カメレオンファントマ(人間体 - 大東梁佶 / 声 - 八代駿)
  • にせXライダー
鈴木生朗 田口勝彦
9月7日30血がほしい― しびと沼のヒル怪人!!
  • ヒルドラキュラ(人間体 - 桜井とし子 / 声 - 西崎章治)
9月14日31立て! キングダーク!!
  • トカゲバイキング(声 - 市川治)
村山庄三 折田至
9月21日32対決! キングダーク対Xライダー
  • アリカポネ(人間体 - 堀勝之祐 / 声 - 山下啓介)
伊上勝
9月28日33恐怖! キングダークの復しゅう!! 村山庄三 内田一作
10月5日34恐怖の武器が三人ライダーを狙う!!
  • タイガーネロ(声 - 八代駿)
  • 仮面ライダー2号
  • 仮面ライダーV3
鈴木生朗
10月12日35さらばXライダー
  • サソリジェロニモJr(人間体 - 邦創典 / 声 - 山下啓介)
  • キングダーク
  • 呪博士
伊上勝 折田至


  1. OP表記は山下啓介
  2. 2.0 2.1 OP表記は沢りつお
  3. OP表記はキマイラー
  4. OP表記は辻村真人
  5. 5.0 5.1 OP表記は市川治
  6. OP表記は西崎章治
  7. OP表記は八代駿
  8. 市川は24話のみ声を担当した。

劇場版 編集

『仮面ライダーX』(1974年3月16日公開)
テレビシリーズ『仮面ライダーX』第3話再編集版。東映まんがまつり一編として公開。
五人ライダー対キングダーク』(1974年7月25日公開)
監督:折田至 / 脚本:伊上勝
登場怪人:コウモリフランケン(声 - 辻村真人)、再生怪人軍団
劇場版オリジナル。東映まんがまつり一編として公開。
なお5人ライダーの共演は『秘密戦隊ゴレンジャー』の元となったとスタッフによって明言されている。
声の出演
  • 仮面ライダー1号:藤岡弘
  • 仮面ライダー2号:佐々木剛
  • 仮面ライダーV3:宮内洋
  • ライダーマン:林一夫
  • ジンギスカンコンドル、鉄腕アトラス、プロメテス(III):峰恵研
  • キマイラ、死神クロノス、アルセイデス(II)、パニック(III):山下啓介
  • マッハアキレス、キクロプス、キャッティウス、パニック、イカルス、アルセイデス、メドウサ(II)、ヒュドラー(II):八代駿
  • ユリシーズ、ヘラクレス(II)、ケルベロス(II)、プロメテス(II):西崎章治
  • ヘラクレス、ネプチューン、鉄腕アトラス(II):沢りつお
  • メドウサ、ケルベロス、死神クロノス(II):槐柳二
  • ヒュドラー、プロメテス、キャッティウス(II)、パニック(II):倉口佳三
  • ガマゴエモン、メドウサ(III)、キクロプス(II):安原義人
GOD悪人軍団のジンギスカンコンドル、ガマゴエモンが加わっている。上記の2作品とも2003年12月5日発売の昭和の仮面ライダーシリーズの映画作品を収録した「仮面ライダーTHE MOVIE BOX」単品では2006年発売の「仮面ライダーTHEMOVIE VOl,2」に収録されている。
「予告篇」は全て前作「仮面ライダーV3対デストロン怪人」の流用で冒頭の五人ライダーのスチールカット以外は前述のものである。登場場面のないドクトル・ゲーやデストロン怪人も登場しており、Xライダー、ライダーマンの戦闘シーンは無かった。

映像ソフト化 編集

  • ビデオ(VHS、セル・レンタル共通)は全9巻が東映ビデオよりリリースされている。全話収録だが、当初は傑作選の予定だったため、収録順は放送順と一致していない。
  • 1994年5月21日から1995年5月21日にかけてLDが東映ビデオより発売された。全5巻の各2枚組で各巻8話(Vol.5のみ1枚・3話)収録。
  • 2003年5月21日から7月21日にかけてDVDが東映ビデオより発売された。全3巻の各2枚組で各巻12話(Vol.1のみ11話)収録。
  • 2008年7月21日発売の「石ノ森章太郎 生誕70周年 DVD-BOX」に第1話が収録されている。

コミカライズ作品 編集

後年のシリーズへの影響 編集

仮面ライダークウガ』以降の作品は、本作と劇中世界のつながりがないが、以下のような影響が見られる。

その他 編集

  • 主演の速水亮とシリーズ当初のヒロインを演じた美山尚子は、この作品での共演をきっかけに結婚した。速水によると、共演中はお互いに恋愛意識はなく、美山が番組の路線変更で降板後、速水に相談を持ちかけたのが始まりだったらしい。なお、「速水亮」は芸名で命名は原作者の石森章太郎によるもので以前は「炎三四郎」などと名乗っていた。速水はその縁で石森の葬儀にも参列した。
  • 霧子の退場などのアダルト路線変更へのテコ入れは、実は第1話の放送前から内部で決まっていたという事が最近のムックで明らかになっている。放送前の時点で試写を見た広告代理店などの意見は「子供に難しいのではないか」と言った懸念や疑問であり、第1話放送前で、もう数話分撮り終えているのに「従来のライダー風に戻る」という指示を受けた製作現場が霧子を失命させたのが8話周辺であったということ。
  • 先述のように、空前の超能力ブームだった当時の世相を受けて、第12話「超能力少女をさらえ!」で、スプーン曲げで知られた「超能力少年」の関口淳が飛び入りのような形でゲスト出演している。
  • 第1話及び第14話では本編内で「キチガイ」という用語が使用された。ほとんどの再放送ではこの部分が削除されているが、東映チャンネルの再放送や、東映ビデオの映像ソフトではそのまま収録している。
  • アイキャッチのBGMは第3話に(「セタップ!仮面ライダーX」のサビ部から前奏部へ)、オープニングとエンディングのクレジット書体は第15話に(ゴシック体風の手書き文字からゴシック体の印刷文字へ)それぞれ変更されている。
  • 第31話の戦闘シーンで、フィルム編集のミスのために、翌週放映予定の第32話のアリカポネとの戦闘シーンが1カット紛れ込んでいる。
  • ハヌマーンと5人の仮面ライダー』は『五人ライダー対キングダーク』の映像を流用している。
  • 最終回では、劇場版『五人ライダー対キングダーク』でしか集結しなかった5人ライダーが集結してキングダークと最後の決戦を繰り広げる予定だった。最終回直前の第33話と第34話に2号とV3が登場したのは、元々最終回に5人ライダーが勢揃いする予定だったためである。しかし、1号の藤岡弘とライダーマンの山口暁のスケジュール調整が困難であり、「最終回は気分を引き締め、主役のXライダーがキングダークに孤独な戦いを挑むという幕引きにすべき」という判断もあり幻に終わってしまう。秋田書店の『冒険王』のみその幻に終わった最終回の決戦の記事が載っていた。

後年、本作でしっかりと立て直しを図る事が出来れていれば、現代の平成シリーズのようにもっと続いていたとも言われている。 また、藤岡のバイク事故の件に伴い、宮内は撮影前の1週間程、浜松の教習所でバイクアクションの安全指導を受けたが、この頃、速水は大型自動二輪免許を取り立てだったにも関わらず、実施されることはなかった。 お陰で速水は撮影の度、体のどこかに擦り傷等を負ったりしていた。

次回予告の地方盤では、「やぁ、こんにちは!!神敬介です。」っと言って、敬介が颯爽と登場し、次回予告を行うバージョンと通常版の方が存在する。

脚注 編集

  1. 読みは異なるものの同じ表記は『仮面ライダーW』で使われている
  2. 当初は仮面ライダー1号/本郷猛とライダーマン/結城丈二も客演させる予定だった。しかし藤岡弘は1974年公開の東宝映画の関係、山口暁は当時『電人ザボーガー』の主役を務めていたために都合がつかず、回想シーンと劇場版のみの登場となった。
  3. 当時の児童誌では「改造人間よりも身体と機械部分が溶けあっている」と記述されていた。深海用ライダーだから海ゾーグだと思ったスタッフも居た。
  4. MASKED RIDER X EDITION』においては「啓介」が本名であるが「敬介」は父に頼らないために名乗っているというフォローされていた。
  5. 『仮面ライダー』第1話では、緑川博士は城北大学の教授という設定となっていた。
  6. オープニングのキャストテロップでは「水城」ではなく「水木」と表記されていた。
  7. 仮面ライダー対ショッカー』の流用であるため、ベルトが旧1号のデザインになっている
  8. 空想科学読本第9巻にも記載されている。
  9. トイS.I.Cオフィシャルサーガにおいては、ライダー1号&2号に改造手術を受け左腕にも装着可能になったと設定されていた。
  10. どういう意味なのかは詳細不明。
  11. ただし、劇中では自ら「GODである」と語るが、「GOD総司令である」とまでは語っていない。そのため、同一人物であるとは断定できない。
  12. 12.0 12.1 21話では名前のみ登場だが、その際「早田博士」と呼ばれている。
  13. ただし、秘密警察の新たな室長というわけではなく、率いる怪人も異なっている。アポロガイストとの共演を描いた公式作品も存在せず(『仮面ライダーSPIRITS』などの二次創作作品で、魂の無いアポロガイストと共演した程度)、その上下関係も明かされていない。ただし、HERO SAGAにおいてはアポロガイストがキングダークの操縦者である呪博士の息子である可能性が示唆されている。
  14. 最終話においてXライダーが口から内部に飛び込んだ際には迎撃のためにトラップが仕掛けられていたほか、GOD戦闘工作員やサソリジェロニモJrが待機していた。
  15. もともと機械という設定ではない。
  16. キマイラは本編より、イカルス、アキレスはストロンガー放送後のケイブンシャ発行の書籍より
  17. 17.0 17.1 17.2 17.3 組織結成もしくは改編直後に「数体の怪人が同時登場するパターン」。この形式は『仮面ライダーストロンガー』のデルザー軍団編、『秘密戦隊ゴレンジャー』第1話などでも使用された。
  18. 劇場版『五人ライダー対キングダーク』にも登場している。
  19. 第23話のナレーションでは「南原ソウイチロウ」と誤って呼称されている。
  20. その理由について劇中での説明はないが、雑誌設定では神教授と緑川博士が過去に同じ研究所に所属しており交友関係にあったとの記述がある。目にはこれまでの仮面ライダー同様「複眼パターン」がある。また、企画書ではバッタの改造人間であるとの記述もなされている。
  21. このあたりの演出は一定していない。劇中映像では先にベルトのみ出現した状態の敬介が一定のポーズをとって両腰のレッドアイザーとパーフェクターをつかみ、「セタップ」のかけ声と共に掲げてからスーツが着用されるというパターンも多く存在する。劇場版でもまた違った変身ポーズをとってから両アイテムを掴んでいる。
  22. 仮面ライダーSPIRITS』では、片腕を切断された状態でありながらもセタップ変身を行っている様な描写が見られた。また、同作でマーキュリー回路がショートした際には「回路が作動しない際は大変身はできなくなるが、セタップで変身できる」「マーキュリー回路には自己修復機能があるため、一定時間で機能復帰する」との解釈が示されている。
  23. なお、後年日本テレビのバラエティ番組「ザ!世界仰天ニュース」で速水がゲスト出演し、神敬介に扮してXに変身するシーンがあったが、その際にはセタップが演出上再現困難ということもあり、大変身の方が採用されている。またそれ以前に「ぶらり途中下車の旅」に速水が出演した際、仮面ライダーXの絵本をみつけた速水は大変身のポーズを披露している。
  24. ホイップ(ウイップ:whip)とは「(乗馬用)鞭」の事である。
  25. 初戦におけるクモナポレオンのX攻略法はエネルギーを奪う糸で神敬介の不意を突いて足を捕らえ動きを封じ、顔面に”吸血蜘蛛”、この時点で敬介はXに変身するもXキックをはじめ全能力は既に封じられており、とどめで”クモの巣ジャングル”でエネルギーを奪うというものであった。なお強化後もクモナポレオンの技自体は2つ共にまともにくらっているが効果がいっさい無いと描写されている。
  26. 強化後、本編では最終回のクライマックスで1回使用したのみである。逆に後輩ライダーとの客演時には、強化以前通りライドルを多用している。
  27. 速水は出演していないが、のちのインタビューで「ライダーのオファーを断った事はなく、ZXの時には声が掛かればやっていた」と語っている。
  28. 第2話は声のみ。
  29. 29.0 29.1 29.2 29.3 29.4 29.5 テンプレート:Cite book
  30. テンプレート:Cite web
  31. テンプレート:Cite web
  32. EDテロップの表記は「セッタップ仮面ライダーX」。
  33. EDテロップの表記は「俺はX.Xライダー」。
  34. 『仮面ライダー』『V3』の怪人が立花の回想で多数登場。また、以下のキャラクターが、立花が語るイメージとして新規撮影で登場している。
    • パニック
    • ヘラクレス
    • イカルス
    • アトラス
    • ヒュドラー
    • 死神クロノス
    • ケルベロス
    • アルセイデス
    • キャッテイウス
    立花の回想で登場した『仮面ライダー』のショッカー首領の声は、西崎が吹き替えていた。

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