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仮面ライダー (仮面ライダー響鬼)は、特撮番組『仮面ライダー響鬼』において魔化魍と呼ばれる怪物たちから人々を守る戦士の一覧。

ディスクアニマルについては、ディスクアニマルを参照。

呼称 編集

劇中では「鬼(おに)」、解説本などでは「音撃戦士(おんげきせんし)」と呼ばれることが多いが、その他の呼び方で呼ばれることも多い。以下はその呼称の一覧である。他の仮面ライダーシリーズ作品における仮面ライダーに当たる存在だが、劇中でこの名が使われる事は無い。

  • 音撃戦士(おんげきせんし)
  • (おに)
  • 戦鬼(せんき)[1]
  • 鬼戦士[2]/オニ戦士[3]
  • 鬼超人[4]

基本設定 編集

「音撃武器」から発せられる「清めの音」・音撃によって魔化魍を退治する。特殊な音波を発する道具を用いることによって異形の戦士と化し、超人的な能力を発揮する。龍騎以降続いていた装着道具の武装による変身とは異なり、本人が修行により心身を鍛える事により、個別の姿に変身する。その為、必殺技やフォームチェンジ(ヒビキ以外は無いが)で電子音が鳴る事はない。

一人前の鬼として認められると、鬼の名前を与えられ、以後猛士メンバーからは、本名の代わりにその通称で呼ばれるようになる。 劇中では明確にされてはいないが公式では、変身前はカタカナで変身後は漢字で表記される。

全ての鬼は変身[5]時、変身ガジェットを額にかざすプロセスをとる。額に鬼面が浮かび、音撃戦士は一旦それぞれの持つ属性の気を纏う。肉体の回復力も同様で、少々の傷ならば気合を入れるだけで治癒が可能。鬼への変化の解除は意識的・部分的に行なえるが、鬼として未熟だったり、強制的に解除された(主に大ダメージなどで意識喪失)場合は、全裸となる。

また、全ての鬼は「装備帯」と呼ばれるベルトを腰に巻いており、そのバックルには、太鼓の鬼であれば音撃鼓が、管の鬼であれば音撃鳴などの音撃用装備が取り付けられている。さらに太鼓の鬼は音撃棒を装備帯の背面に着装している。これらはいずれも、鬼に変身していない時は呪術的な力で縮小されており、鬼に変身するのと同時に本来の大きさに戻る(バックルの装備や音撃棒は構造が単純なので呪術で縮小できるが、音撃管や音撃弦など複雑な構造のものはそれが出来ず、常に本来の大きさのままで持ち歩く必要がある)。

関東支部11鬼の設定には髙寺プロデューサーを中心に製作側の遊び心があり、スタッフ陣の中にモデルがおり、スタッフからすれば各鬼のプロフィールを見れば誰がモデルか判るという。

響鬼(及び他の鬼達)のマスクのデザインは、仮面ライダーの最大の特徴である「複眼」を廃し、目・口等のマスクの特徴は無く、縁取りだけで顔を表現するという歌舞伎役者のような物となっている。高寺曰く「21世紀型の能面」を目指したという。

更にボディデザインでも従来の仮面ライダーでは全身を覆っていたプロテクター(装甲)が胸部に僅かにある程度で、また掌の皺、指先の爪のモールドなど、生身の肉体を意識した物となっている。

基本の戦術 編集

鬼幻術(きげんじゅつ)
鬼が特殊な術を使う戦術。鬼火がそれに当たる。
鬼闘術(きとうじゅつ)
自らの体術で敵を倒す戦術。鬼爪・旋風刃・雷撃拳がそれにあたる。

太鼓の音撃戦士編集

「音撃棒」を用いて戦う。「音撃打(おんげきだ)」は、腰部に着装されている「音撃鼓」を魔化魍に貼り付け、これを太鼓に見立て「音撃棒」で叩き、清めの音を体表から叩き込み退治する。 音撃を行うためには魔化魍に至近距離まで近づかねばならないため、他の音撃戦士よりもリスクが高いとされる。 また、夏に出現する分裂型魔化魍には、太鼓による音撃しか効果がない(音撃棒以外で攻撃すると、分裂・増殖する)ため、他の音撃武器が専門の戦士も夏は太鼓と撥で戦う。 苦手な魔化魍が少ないオールラウンダーである。

共通武装編集

変身音叉(へんしんおんさ)
鬼に変身する為の道具。また、ディスクアニマルの起動・収集した映像・音の再生にも使われる。
音撃鼓(おんげきこ)
音撃を叩き込む際使用する太鼓。吸着した音撃鼓は対象のサイズに合わせ自動展開するが、縁についているつまみで手動調節も可能。装備帯への着装時はつまみが上になる様に取り付ける。
音撃棒(おんげきぼう)
太鼓の鬼の主武器。音撃打発動の際のであり、通常戦闘時は打撃武器として用いる。の先端(阿吽の鬼の頭)は、精錬された鬼石でできている。また柄の部分は音撃棒を使用する鬼がそれぞれにあった霊木を自ら選別し、加工している。鬼石の色も使い手によりさまざま。因みに左手に持つのが「阿」右手に持つのが「吽」である。
鬼棒術(きぼうじゅつ)を使用する際の発動具ともなる。

管の音撃戦士編集

「音撃管」を用いて戦う。「音撃射(おんげきしゃ)」は、「音撃鳴」を「音撃管」に装着して清めの音を奏で、「音撃管」の銃撃モードの段階で予め魔化魍に撃ち込んでおいた「鬼石」で清めの音を増幅させ退治する。

飛行する魔化魍には特に有効。また複数の魔化魍を一度に倒すことができ、射撃武器という特性上、他のタイプの音撃戦士に比べて被るリスクも少なくて済む。半面射撃の腕前を要しややテクニカル。構造上、硬い殻を持っていたり重装甲の魔化魍はやや不得手である。管の戦士は風属性以外は登場していない。

共通武装編集

変身鬼笛(へんしんおにぶえ)
鬼面のついたホイッスルのような笛。折りたたまれた角を起こした状態で吹き、額に翳すことで変身する。また、ディスクアニマルの制御や収集した音の再生にも使用する。
音撃鳴(おんげきめい)
音撃管に装着。音撃モード時に音撃管のアサガオ(ベル)部分となる。
音撃管(おんげきかん)
管楽器の形を模した銃撃武器。威吹鬼ら多くの鬼が使うのはトランペット型。銃撃モード時は圧縮空気弾を3点バーストで射出することで魔化魍を弱らせたところで実弾を叩き込み、音撃モードに移行、体内の鬼石に清めの音を共鳴させることで内側から対象を滅ぼす。
みどりの研究室にはトロンボーン型がある。トロンボーン型はピストンが銃身より前に位置し且つ、発射口が本体より上に位置するため、構造上狙いをつけにくいように見える。

弦の音撃戦士編集

「弦使い」「剣の人」とも呼ばれ、「音撃弦」を用いて戦う。「音撃斬(おんげきざん)」は、魔化魍に突き刺した「音撃弦」に装備帯の「音撃震」を装着して爪弾くことで清めの音を発し、魔化魍の内部に浸透させることで退治する。

固い殻を持っていたり特殊な表皮を持つ魔化魍に特に有効。朱鬼のように奏でることで清めの音を放つ者もいる。弦使いの特徴として、利き手の親指に弦を引くためのピック状の突起をもつ。

共通武装編集

変身鬼弦(へんしんきげん)
鬼に変身する為の道具。リストバンドの形をしており、手首にはめて使用する。取り付けられている鎖を引くことで鬼の顔を模したカバーがスライドし、小さな弦が現れ、この弦を爪弾いて変身音波を発生させた状態で変身鬼弦を額の前にかざすことで変身する。また、ディスクアニマルの起動や収集したデータの再生にも使われる。
音撃震(おんげきしん)
音撃時に清めの音を奏でるためのパーツ。音撃斬の心臓部ともいえる。枕型の板に六本の弦が張られている。弦の色と板の色は所持するものにより様々である。
音撃弦(おんげきげん)
管と同じく2つのモードがある。剣撃モードは通常戦闘を行う形態。剣というよりは柄が短い槍に近い形をしている。音撃モードでは、音撃震を装着してボディ(剣戟モードの刃部分)を展開、エレキギター(フライングV)のような形になる。魔化魍に突き刺した状態で音撃震を爪弾いて清めの音を奏る。切っ基部の鬼石に共鳴させ増幅し、対象体内に直接送り込む。
同系の武器として、「音撃真弦」がある。劇中では斬鬼・轟鬼が使用。また、取り回しのよい小型改良型も存在する。劇中では物語終盤で裁鬼が使用した。

現代の戦士 編集

関東支部所属 編集

響鬼
ヒビキが変化した戦闘形態。
威吹鬼
イブキが変化した戦闘形態。
轟鬼
トドロキが変化した戦闘形態。
斬鬼
ザンキが変化した戦闘形態。
裁鬼
サバキが変化した戦闘形態。
鋭鬼
エイキが変化した戦闘形態。
弾鬼
ダンキが変化した戦闘形態。
吹雪鬼
小説版によると呼称はフブキ。関東支部所属の鬼。氷属性。物語前半のシフト表の中に名前のみ登場。名前以外の情報は劇中では明かされていない。公式の設定が無いためか、映像以外の媒体では設定が統一されていない。物語後半のシフト表からは名前が消えているので、雑誌などでは引退も示唆されている。
朱鬼
シュキが変化した戦闘形態。
あきら変身体
イブキの危機を救うため一度だけあきらが変身した姿。全容は不明瞭なカメラアングルで映されており、マスクの形状や腹部の詳細は判別不能。また、あきら変身体には鬼の音撃属性を示す胸部プロテクターが着装されていない。バックルには練習用の音撃鳴が装着されている[6]
京介変身体
桐矢京介が鬼に変身した姿。銀の体色に金の角と装備帯、紫の隈取と前腕というカラーリングをしている。角の数は師であるヒビキの倍の四本。吹雪鬼用のスーツとして用意されたものを改修して使用したとのこと。カラーリングについては、「消防士だった父親を意識した銀色と、裕福な家庭の為高貴さを象徴する紫と金」とする媒体もある。よみうりランドのショーでは「強鬼(きょうき)」と名乗った。
また音角や練習用の紫の音撃棒や音撃鼓を持っているが、武器名不明。
剛鬼
ゴウキが変化した戦闘形態。
勝鬼
ショウキが変化した戦闘形態。
闘鬼
トウキが変化した戦闘形態。
蛮鬼
バンキが変化した戦闘形態。

東北支部所属 編集

凱鬼
呼称はカチドキ。東北支部所属の鬼で、ヤマビコと戦闘して勝ったことがある。ヒビキの会話の中に名前のみ登場。

所属不明 編集

山吹鬼
呼称は恐らくはヤマブキ。所属は不明。ヒビキが所持する手帳に、名前のみ登場。

過去の戦士 編集

先代・斬鬼
会話のみに登場。
暁鬼
呼称はアカツキ。古文書に記載。一部雑誌では津村努を「暁鬼」と紹介するものもあったが、実際には関連が無かった。
導鬼
呼称はミチビキと思われる。猛士総本部長=イブキ(和泉伊織)の父の、現役時代のコードネーム。当時は立花勢地郎をサポーターに戦っていた。現在吉野にて最高幹部に位置し、実質的猛士のリーダーを務めている。

戦国時代の戦士 編集

劇場版に登場する鬼。この時代では鬼の存在自体は周りに知れ渡っているが、人を捨てた存在として忌み嫌われている。なお、これらの鬼の形状は、各々の出身地の有名な芸能名跡動物、果ては現代におけるプロ野球チームイメージアニマルをモチーフとしてデザインされている。これらの鬼は宣伝時に“ご当地ラーメン”になぞらえ、ご当地ライダーなどと言われた。

また、全体的に暗くシックな色でデザインされているテレビ版の鬼に比べ、劇場版の鬼は原色やゴールドなどを使った、非常に派手なデザインが採用されている。これに関しては、プロデューサーの白倉伸一郎が、「当初はテレビ版に準拠した渋いデザインを検討していたが、大量の鬼たちが同時に登場すると、画面上で全く見分けがつかなくなるため、派手なデザインにせざるを得なかった」と、当時の公式ブログで意図を語っている。

響鬼
ヒビキが変化した戦闘形態。
威吹鬼
イブキが変化した戦闘形態。
轟鬼
トドロキが変化した戦闘形態。
歌舞鬼
カブキが変化した戦闘形態。
凍鬼
トウキが変化した戦闘形態。
西鬼
ニシキが変化した戦闘形態。
羽撃鬼
ハバタキが変化した戦闘形態。
煌鬼
キラメキが変化した戦闘形態。

江戸時代の戦士 編集

弦鬼
呼称はゲンキと思われる。江戸時代の音撃弦の鬼。岐阜でバケガニ4体とアミキリを倒した。たちばなのパソコンにこの事に関する文献が登場。

脚注 編集

  1. 劇場版タイトル、幼児誌などでの呼称。
  2. 劇場版CMなどでの呼称。
  3. 幼児誌。
  4. 幼児誌での呼称。
  5. 当初、劇中では「変身」ではなく「鬼に変わる」という表現がされていたが、スタッフの大幅な変更後は「変身」という言葉も多用される
  6. DVD『仮面ライダー響鬼 Vol.10』(東映ビデオ)、映像特典メニュー内「データファイル」より

関連項目編集

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